強圧を続けるほど悪化しやすい体の構造── 城を攻め続ければ、守りは内側に固まる

6年ほど前、
浜松城に行ってきました。
城って、ただの建物じゃない。
命を守るために設計された
多層防御システムです。
外堀
石垣
門
天守
何層にもわたって“守り”が張り巡らされている。
これ、身体とそっくりなんです。
⸻

もし敵に攻め込まれたらどうなるか。
最初は外で食い止める。
それでも押される。
被害が増える。
すると武将は決断します。
「城に退け!守りを固めろ!」
守りのラインは
どんどん内側へ下がっていく。
⸻
■ 身体も同じ
皮膚
↓
表層筋
↓
深部筋
↓
内臓・神経
強圧を繰り返されると、
最初は表層筋が守ります。
でも毎週、毎週攻め込まれると
表層は疲弊する。
そして防御ラインが
“深部”に移動します。
⸻
だから起きる最大の誤解。
❌ 深部に届くようになった
ではなく
✔ 外堀が壊れた
守る力が弱まっただけ。
それを“技術向上”と勘違いしてしまう。
⸻
■ なぜ強圧は悪化しやすいのか
強い圧は、
・微細な筋損傷
・神経の鈍化
・防御反射の低下
を起こします。
肉叩きで繊維を壊して柔らかくするのと似ている。
壊れる
↓
修復する
↓
硬くなる
↓
さらに強い刺激が必要になる
これが慢性コリの悪循環。
⸻

人気セラピストほど、
「もっと深く」
「もっと強く」
「もっと届かせる」
を追いかけやすい。
でもそれは、
城を攻略する技術が上がっているだけ
かもしれない。
⸻
そしてここからが一番大事。
徳川家康は
戦を続けたから天下を取ったのではない。
戦を終わらせたから、天下泰平を築いた。
安全安心が整ったから、
城は常に守りを固める必要がなくなった。
人々は身構えなくてよくなった。
⸻
■ 本当の意味でコリを改善するとは
身体を“攻め続ける”ことではない。
身体が
もう守らなくてもいい状態に整えること。
不必要に身構えず
深部が固まらず
呼吸が楽にできて
安心して毎日を過ごせること。
それが本当の“整体”。
整体とは、
心身をゆるめ
人生を明るく楽しいものに変えてくれる
何事にも変えがたい価値のあるもの。
⸻
僕が刀を構えていたのは
城を守るための武将のつもりだったけれど、
本当に目指したいのは
刀を抜かなくていい世界。
戦国の世では、常に城の守りを固める必要がありました。
でも、天下泰平の時代になれば、
ずっと身構えている必要はなくなる。
身体も同じですね。
僕が目指すのは、
りなちゃんの身体が
毎日戦わなくていい世界。
それが僕たちのコリ改善プロジェクトの本質です。
おまけ
1枚目の浜松城の写真の顔出しパネル。
拡大してみると、あら不思議⁉︎

ハニハニとハニハニとハニハニ⁉︎
実は僕、
顔出しパネル見つけると写真撮りたくなっちゃう体質でして、 (それは、体質なのか?)
いつもりなちゃんにお願いして
パシャリと撮ってもらうんです。
今回の作品は徳川家康・井伊直虎・井伊直政の写真を1枚ずつ撮って、合成して出来上がり。
楽しいので是非みなさんもやってみてください♪
🌿ご意見・ご感想・応援メッセージなどなど、お気軽にコメントいただけたら嬉しいです。
