それゆけ、サイドFIRE戦記。そのストレス、人間関係じゃないかも! 「あまりにも仕事がつらい」と思ったときに読んでください。
最近、仕事がつらい。職場の環境が悪すぎる。あの人があまりに嫌すぎる。
待ってください。それ、違うかも。
自分が悪いっていうの? そうですか。もう今の職場を辞めるしかないんですね……。
それも、違うかもしれません。
◇ ◇ ◇
最近、仕事がつらいのはまさに自分の話で、職場環境や人間関係や自分のふがいなさに原因を求めていた。
さすがに原因は、そのどこかにあると思ったし、どれかひとつというわけではなく、7:2:1のようにブレンドされているから分かりにくいのだと思っていた。
この続編と思っていただければ……(副業の話です)
わたしは転職をしながらも、ある業界に10年以上いて、そのフィールドならどこの会社でもトッププレイヤーになれる自負があった。
それなのに、非常に仕事がやりにくい……。
というか、ボロクソ言われまくった。
「偉そう」
「仕事がやりにくい」
「しゃべり方がよくない」
「そんな人はうちの社風に合わない」
「契約を更新してしまって、失敗したかなー」
(※ すべて直接仕事をしたわけではない人が発言しています)
それって人格否定が混じってないですか……?
個人事業の取引先から人格否定されるようなことを言われてね、昨日から落ち込みがひどいんだけど、でもそれって「心の制空権を他人に奪われてるから」じゃないかって気がする。
— 焔ふぁい|FIREの精霊 (@rockstar_narite) January 31, 2026
心を奪われてはいけない。自分の心は自分のものだ。
偉そうにしたつもりなんて全然ないよー!
ただ、真面目に仕事をしたというだけで……、あえて言えば、心の奥底にこういう気持ちがあったからかも。
企画の方向性は本当にこれでいいの? もう少し深く考えなくて大丈夫? ええー、その自信はどこから来るの!
わたしが疑ってみたのは、自分が最強ゆえ老害になってしまっている可能性だ。
老害とは年齢のことではないらしい。年齢のイメージを緩和してくれる、ソフト老害なんて言葉もある。
しかし、納得が行かないのは、わたしは「かつては有効だったけど、今は役に立たないこと」を言っているわけではない。むしろ、変化させ、進化させつづけた最新ソリューションを保有している。
でも、わからない。
老害の人は「自分だけは老害にならない」と思っているらしいので、そういう意味ではわたしには素質がある。
◇ ◇ ◇
このモヤモヤに、ひとつの答えをくれたのは、同じく自分の心の声。
企画の方向性は本当にこれでいいの? もう少し深く考えなくて大丈夫? ええー、その自信はどこから来るの!
ふと、相手の言っていた企画が、過去に自分も考えたことがあると気づいた。
自分がそう考えたのだから、相手もそういう発想になるのか……。
逆の逆の逆みたいな気持ちだった。オセロがひとつひっくり返った。
ご承知のとおり、オセロでは「ひとつだけがひっくり返る」ということはあまりない。パタパタパタパタひっくり返る。
一番端のオセロがわたしにこう告げた――。
「だれですか? 主役は? この仕事の」
わたしでは、なかった。
◇ ◇ ◇
わたしたちの業界は、社会から必要とされている。誰かが担っていかなければならない。
……しかし、担うのはわたしではない。
人は、成長しなければならない。悲しいが、成長しなければ「ならない」生き物だ。この場所で、わたしはもはや主役ではない。
いつまでも最新ソリューションをつくっている場合ではなかった。
武器はここに置いく。
だれも使いこなせないのなら、分解して、パーツだけを使ってもらう。主役が必要とするものだけを渡せばいい。
「あとはどうぞよろしくお願いします。厳しい業界ではありますが、どうか頑張ってください。誰かがやらなければいけない仕事ですから」
今、わたしに求められている役割はこれだった。
◇ ◇ ◇
なぜ、仕事がつらいのか――。
人にはときどき、変化しなければならない時期が訪れる。
役割が変化する。求められるものが変化する。
変化はつらい。
季節の変わり目がつらいのと同じだ。
相手が悪いわけでもない。自分が悪いわけでもない。
……………………
変化の時期がきた。
そう理解するだけで大丈夫。
試練だとか、そんな重い受け止め方をしなくていい。
変化の時期が訪れるのは、成長してきた証だから。
おめでとう。
よく頑張ったね!
次のステージもきっと大丈夫。

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