【詩】一色(ひといろ)
街路樹が
葉色を風に揺らしている
日に光り
日に陰り
同じ緑はひとつもなく
とりどりに揺れている
澄んだ空気を飲み込んで
澄んだ心で眺めたら
同じに見える一色も
いくつもの姿があるのだと
あなたの色も
どんなにとりどりにあっただろう
あなたはあなたと思い込み
いつしかそう眺めていた
もっと風があったなら
もっと光があったなら
もっと私がやさしかったなら
たくさん見つけてあげられたのに
街路樹が
葉色を風に揺らしている
日に光り
日に陰り
同じ緑はひとつもなく
とりどりに揺れている
澄んだ空気を飲み込んで
澄んだ心で眺めたら
同じに見える一色も
いくつもの姿があるのだと
あなたの色も
どんなにとりどりにあっただろう
あなたはあなたと思い込み
いつしかそう眺めていた
もっと風があったなら
もっと光があったなら
もっと私がやさしかったなら
たくさん見つけてあげられたのに