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IPO投資のメリット・デメリットとは?勝率8割でも私が飛びつかない理由

株式投資を始めると一度は耳にするのが「IPO投資」。

「当選すれば勝率が高い」
「初値売りで利益が出やすい」
「宝くじより当たりやすい投資」

そんな話を聞いて興味を持った人も多いのではないでしょうか。

実際、IPO投資は過去のデータを見ると高い勝率を誇る投資手法です。

しかし、勝率が高いからといって誰にでもおすすめできる投資とは限りません。

今回はIPO投資とは何か、そしてIPO投資のメリット・デメリットについてわかりやすく解説していきます。

IPO投資とは?

IPOとは、

Initial Public Offering(イニシャル・パブリック・オファリング)

の略称です。

日本語では「新規株式公開」と呼ばれています。

簡単に言うと、これまで一部の人しか保有できなかった企業の株を、一般の投資家も売買できるようにすることです。

例えば、

創業者が1株10円で持っていた株式が上場によって1,000円の価値になることもあります。

そのためIPOは創業者にとって大きな資産形成の機会となります。

有名企業の創業者が数百億円、数千億円の資産家になるケースも珍しくありません。

そして投資家が行う「IPO投資」とは、

上場前の公開価格で株を購入し、上場初日に付く初値で売却して利益を狙う投資手法を指します。

IPO投資のメリット

① 勝率が比較的高い

IPO投資最大の魅力は高い勝率です。

過去のデータでは、公開価格で購入して初値で売却した場合、約8割が利益になったという結果もあります。

もちろん100%ではありませんが、通常の個別株投資と比べるとかなり高い成功率と言えるでしょう。

② 抽選に外れても損をしない

IPO投資は基本的に抽選制です。

当選しなければ株を購入できません。

しかし裏を返せば、抽選に外れた場合はお金が減ることもありません。

投資初心者からすると、

「当たれば利益、外れても損失なし」

という点は非常に魅力的に感じるでしょう。

③ 少額から参加できる

IPO銘柄の多くは数万円〜十数万円程度で応募できます。

大きな資金がなくても参加できるため、初心者でも挑戦しやすい投資と言えます。

IPO投資のデメリット

ではなぜ、IPO投資がそんなに魅力的なのに積極的に行わない投資家もいるのでしょうか。

そこにはいくつかの理由があります。

① 当選確率が非常に低い

IPO投資の最大の壁は当選確率です。

人気のIPOでは当選確率が1%未満になることも珍しくありません。

つまり、

100回申し込んでも1回当たるかどうか。

という世界です。

当選確率を上げるために複数の証券会社で口座開設を行い、毎回申し込みを続ける人もいます。

しかし、

・口座管理
・パスワード管理
・資金移動
・応募手続き

など、想像以上に手間がかかります。

② 必ず儲かるわけではない

IPOは勝率が高いとはいえ、必勝ではありません。

景気や市場環境によっては公開価格を下回る初値になることもあります。

特に相場が悪い時期はIPO全体の成績も低下します。

「勝率8割」という数字だけを見て過信するのは危険です。

③ 利益額が思ったほど大きくない

IPO投資は当選したら大儲けできるイメージがあります。

しかし実際には当選しても割り当てられる株数は限られています。

数万円から数十万円の利益になることはありますが、

人生を変えるような金額を毎年安定して稼ぐのは簡単ではありません。

むしろ、

・複数口座の管理
・応募の手間
・情報収集

に費やす時間を考えると、効率が良いとは言えない場合もあります。

林則行の投資部が考えるIPO投資

林則行の投資部では、

「目先の利益よりも長期的な資産形成」

を重視しています。

IPO投資は確かに利益を得られる可能性があります。

しかし、

・投資スキルが身につくか
・稼ぐ力が伸びるか
・将来の資産形成につながるか

という視点で考えることも大切です。

例えば、

インデックス投資を学ぶ。

副業で収入を増やす。

資格やスキルを身につける。

こうした取り組みは将来にわたって自分の資産になります。

一方でIPO投資は、

「当たりますように」

という運の要素が強い側面もあります。

もちろん経験として挑戦するのは良いでしょう。

しかし、それだけに時間を使いすぎるのは考えものです。

時間という最大の資産を大切にする

投資で本当に重要なのはお金だけではありません。

時間も立派な資産です。

IPO投資で数万円を狙うために何十時間も使うのであれば、

その時間で副業を学ぶ。

投資の知識を深める。

収入アップにつながるスキルを磨く。

そんな選択肢もあります。

お金持ちになる人ほど、

「いくら儲かるか」

ではなく、

「時間あたりのリターンはどうか」

を考えています。

まとめ

IPO投資とは、新規上場企業の株を公開価格で購入し、初値で売却して利益を狙う投資手法です。

メリットは、

・勝率が比較的高い
・少額から参加できる
・抽選に外れても損失がない

ことです。

一方で、

・当選確率が低い
・手間がかかる
・利益額が限定的
・投資経験が蓄積しにくい

というデメリットもあります。

林則行の投資部では、IPO投資そのものを否定するわけではありません。

ただし、時間は有限です。

目先の利益だけを見るのではなく、自分の成長や将来の資産形成につながるかどうかを考えながら投資を行うことが大切です。

長期投資と自己投資を続けながら、着実に資産を増やしていきましょう。


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