ねえ、生きようよ(2)
旦那さんが、手術を自らキャンセルしてしまいました。
入院する前日のことでした。
今年の1月に、医師によると、心臓の状態は悪く、一年はおかない方が良いと言われていました。
それから半年が過ぎようとしています。
先生は、詳しく検査を経た後で、
「ご主人はまだお若いから、大きい手術ですが、乗り越えられますよ」
と言ってくださっていました。
それなのに、旦那さんは入院直前になって、病院にキャンセルの電話をしてしまったのです。
旦那さんは、口数が少ないです。
前日にキャンセルするなんて、よほど思い詰めて出した結論なのかもしれない、と思いました。
私が不安を感じていた以上に、怖さを感じていたのだと思います。
でも、ただ単に心臓の手術をすることが嫌なだけではなくて、
この先、医師の言われるように、好きなタバコを吸わず、薬を大量に飲みながら、好きな味付けのおかずも食べられない、山の中で草木をいじるのに傷を作ってはいけない…など、好きなことを制限される生活になることが、耐えられないと思ったのではないでしょうか?
根っからの自然人だから、自分の寿命が自然に途絶えることを選びたいのかもしれない、と思いました。
私だったら、医師にお任せして、手術を受けると思います。
私よりもかなり年上の旦那さんは、私の目線とは違うところを見ているようです。
でも、私はまだ諦めていません。
再び一緒に医師の説明を聞きました。
先生は、 「今が最後のチャンスです」 と言いました。
手術をしなければ、突然倒れてもおかしくない状態だとも言われました。
私は旦那さんの考えを理解しようとしています。
でも、やっぱり生きていてほしいのです。
一緒に歳を重ねていきたいし、まだ見たい景色もあります。
だから、私は今、旦那さんの気持ちを理解したい自分と、手術を受けてほしいと願う自分との間で、心が揺れています。
答えはまだ出ていませんが、夫婦で一緒に考えていきたいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました🙏🙇✨

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