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今さらできるかな。始める意味を、始める前に決めなくてもいい

ある方の言葉を思い出しました。

「今まで、人のためや家族のために時間を使ってきた。やってみたいことが浮かんだけれど、なかなか始められない。」

そんなお話でした。

自分のことより、家族や周りのことを優先してきた人ほど、いざ自分のために時間を使おうとすると、少し戸惑うのかもしれません。

やってみたい。

そう思った次の瞬間に、

「今さらできるかな。」
「時間はあるかな。」
「お金は、どれくらいかかるだろう。」
「今から覚えられるかな。」

楽しみより先に、現実的な心配が並び始めます。

「今さら」という気持ちは、年齢を気にして出てくることもあります。

でも、それだけではないような気がします。

何かを始めようとすると、

「できるようになるまで、何年かかるんだろう。」

と考えることがあります。

そこから、さらに先のことまで考えて、

「そんなに時間をかけて、何になるんだろう。」
「仕事や収入につながらなかったら、やる意味はあるのかな。」

と、やってみたい気持ちを止めてしまうこともあります。

年齢を重ねると、使える時間やお金を現実的に考えるようになります。

仕事や家族の予定もある。

疲れていて、何かを始めるためのエネルギーが残っていない日もある。

新しいことを始めるのは、思っているより勇気が必要ですよね。

だから、なかなか動けないのも、不思議なことではないのだと思います。

でも、やってみたいことのすべてに、立派な目的や大きな成果が必要なのでしょうか。

上手になるまでに時間がかかったとしても、その途中で楽しい日が増えるかもしれません。

知らなかったことをひとつ覚えたり、新しい人と出会ったり。

「次は、これをやってみよう。」

そんな気持ちで朝を迎えられる日が、少し増えるかもしれません。

始めた先に何があるのかは、始める前には分からないこともあります。

やってみた時間の中で、あとから意味が見つかることもあるんですよね。

だから、始めるのか、諦めるのか。

今すぐ答えを出さなくてもいいのだと思います。

少し調べてみる。

気になったことをメモに残してみる。

誰かに「こんなことをやってみたいんだ」と話してみる。

それも、小さな始まりです。

胸の中だけにしまっていた「やってみたい」を、ほんの少し外へ出してみる。

そこから始まることも、あるのかもしれません🐬


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