ワカケと蕾と、アンソロジー/二十四節気「雨水」
先日の日曜日。
お昼に窓を開けたら、春の匂いがしました。
少しくすんだ、土と太陽のあたたかな香り。春がやってくる気配です。
今日は二十四節気の「雨水(うすい)」。
雪が解け、雨水に変わる頃という意味です。
この時期はどんな出会いがあるでしょうか。
春の気配を探す
道を歩いていると、ワカケホンセイインコが元気に鳴いていました。鮮やかで明るい緑色の姿を、たくさん見せてくれるようになりました。

スズメやメジロも、垣根のあいだからキュルキュルかわいい声を聴かせてくれます。小鳥が元気だと嬉しい!
そして、空の色も変化してきています。
キリリとして澄んだ真冬の青色とは違い、春は「春霞」という言葉もあるように、ふんわり霞んだ空色になることが多いです。
実際、黄砂や花粉などで空気中のチリやホコリ、水蒸気などが増え、光が散ってしまい、霞んだように見えます。

同じくらいの時間で、晴れていても、全然ちがう。
まだ風が冷たい日もありますが、こうしてちょっとした変化を見つけられると、ちゃんと季節は進んでいるんだなあとしみじみ感じます。
さくらプロジェクト始動!
春といえば、、
ウェザーニューズの「さくらプロジェクト」、ご存じでしょうか?
毎年この時期はじまるもので、自分が見守る「マイ桜」を決め、開花までの変化をリポートしていくものです。
わが子を見守るような気持ちで「まだかな、まだかな」と観察するのが、単に開花を待つよりもそわそわして、それがまた楽しいのです。
ついに咲いた!となった時の感動もあります。
しかも、他の人のリポートも見れるので、ピンポイントで知りたいエリアの開花情報が確認できて便利!
春に向けたちょっとしたイベントのような気持ちでやってみるの、おすすめですよ。

雨の日には読書を
暖かい晴れの日が続いたと思ったら、雨が降ってまた気温も下がる。この時期はそんな日が周期的にやってきますよね。まさに三寒四温。
雨の日には、みなさんどのように過ごしますか?
私はお出かけが億劫なので、いつもひたすら読書に没頭します。
最近読んだ本で、とても素敵な本がありました。
『雨音を、聴きながら。雨のアンソロジー』。
雨にまつわる46篇のアンソロジーです。
アンソロジー。
よく言葉は聞くけど、正直なんだか分かってませんでしたw
異なる作家さん(同一でもよい)による特定のテーマに関する作品集的なものだそうです。
この本のお話はそれぞれとても短いので、ふと空いた時間にちょっとずつ読むことができました。
一つひとつ、作者も語りも違うのに、雨というテーマによって、しっとりとやさしい雰囲気の一冊になっています。
雨といえば6月だと思いますが、この本は春のやわらかい空気とも合っている気がしました。そしてアンソロジーというジャンル、とても良きですね。もっと読んでみたくなりました。
おわりに
二十四節気を追いかけていると、植物や動物、食材、空の色など、当たり前に過ぎ去っていっていたものに、自然と目が向くようになります。
ゆっくりする時間がなくても、少しだけ、いつもの道で「春の気配さがし」をしてみると、元気をもらえるかもですよ!
私もまだまだ、季節の移り変わりを楽しみたいと思います。
