雨の日の不調に抗うことなかれ ー 天気痛・気象病
ご覧いただきありがとうございます、はみーです。
昨日は東京でもしっかり雨でした。
雨の日になると、なんだか頭が痛い。体がだるい。眠気が止まらない。
そんな経験ありませんか?
私は天気が崩れると、ものすごく眠くなります。
仕事中でもまぶたが重くて目を開けていられないくらい。。
あるとき、「天気痛」「気象病」というものを知り、これかー!と思いました。
私は「健康気象アドバイザー」という資格を持っていまして、その講座でも天気と体調の関係についてがっつり学びました。
この不調に悩まされている方が思ったより多いと知り、学んだことを生かして、少しでもみなさんの症状を緩和できるような情報をお伝えできればと思います。
今日は「天気痛」に関する、基礎知識をご紹介したいと思います。
天気痛とは?
天気痛とは、気圧の変化によって起こる体調不良のことです。
最近はテレビでも特集されたりして、広く知られるようになってきました。
「気のせい」だと思っていた方も多いかもしれませんが、実はちゃんとした医学的な現象なんです。※ただし、正式な病名ではなく俗称です。
似た言葉で「気象病」というのがありますが、
気象病 = 天候の変化によって起こる体調不良の総称
天気痛 = 気象病のうち、痛みや気分の落ち込み等の症状に焦点を当てた呼び方
という違いがあります。
気象病の中のひとつに、天気痛があるというわけですね。
ウェザーニュースが2025年に行った調査によると、7割近くの人が天気痛を自覚しているそうです。
特に女性は8割以上が「持っている」または「持っている気がする」と回答しています。

主な症状としては、
頭痛
関節痛
めまい
眠気
体のだるさ
古傷が痛む
気分の落ち込み
などがあります。私のように眠気を強く感じる人も多いようです。
特に、雨が近づくときや、台風のとき、季節の変わり目など、気圧が大きく変化するタイミングで症状が出やすいと言われています。
なぜ起こるのか?
なぜ気圧の変化で体調が悪くなるのか?
その鍵を握っているのが、耳の奥にある「内耳(ないじ)」という器官です。
内耳は、音を聞くだけでなく、体のバランスを保つ役割も担っています。
そして実は、気圧の変化を感知するセンサーのような働きもしているのです。
気圧が変化すると、内耳がそれを察知して、脳に「気圧が変わったよー!」という信号を送ります。
すると、脳は体を気圧の変化に対応させようとして、「自律神経」を調整します。
出ましたね、自律神経。
自律神経というのは、心臓の動きや血圧、体温など、自分の意思とは関係なく体の機能を調整している神経です。
交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)の2つがあります。
この自律神経が気圧変化のストレスによって急に乱れると、頭痛や眠気、だるさといった症状が出てしまうというわけです。

天気痛への主な対策
天気痛への対処法、知っておきましょう。
一時的な対策:耳を温める
症状が出たときの応急処置として、耳を温めるのが効果的です。
耳の周りの血流が良くなると、内耳の働きが整いやすくなるそうです。
温めたタオルや手のひらを耳に当てて温める
耳をやさしくくるくるとマッサージする
これだけでも、少し楽になることがあります。
中期的な対策:症状が出るタイミングを知る
症状やタイミングは、人それぞれです。雨の前日だったり、雨が降っている最中だったり。
気圧予報アプリなどで症状が出たタイミングを記録する
天候や気圧の変化と照らし合わせ、自分の症状が出やすいタイミングを見つける
こうしてタイミングを知ることで、「今日は雨だから頭痛がしそうだな。先に薬を飲んでおこう」など、事前に予測・対策することができて、少し気持ちが楽になりますよ。
根本的な対策:自律神経を整える
根本的には、自律神経を整えることが大切です。
湯船にしっかり浸かって良質な睡眠を確保する
朝に太陽光を浴びる
朝ごはんを食べて目覚めを良くする
規則正しい生活を心がける
適度な運動をする
などなど。
こういった基本的な生活習慣が、やっぱり一番効果的なんです。
時間はかかりますが、症状が出にくくなってきます。
わかってはいるけど、、!これが難しいんですよね、、!
ひとつずつで良いと思います。
まずは今夜、ゆっくりと湯船につかることから始めてみるとよいかもです。
こんな人は要注意
天気痛は誰にでも起こる可能性がありますが、特に以下のような人は症状が出やすいと言われています。
乗り物酔いしやすい人
季節の変わり目に弱い人
ストレスが多い人
睡眠不足の人
運動不足の人
これらに当てはまる人は、内耳が敏感だったり、自律神経が乱れやすかったりする傾向があるそうです。
私も乗り物酔いしやすい、かつ、ストレスを感じやすいタイプなので、納得でした、、!
おわりに
天気と体調の関係、不思議ですよね。
「気のせい」だと我慢せず、自分の体のサインに気づいてあげることが大切だと思います。
無理せず、休める日は休む。そして日々の生活習慣を整える。
それだけでも、天気痛との付き合い方は変わってくると思います。
今回は天気痛の基礎知識をご紹介しましたが、今後はもっと詳しい対策や、気圧と体の関係についても記事にしていければと思います。
天気が崩れる日も、少しでも快適に過ごせますように!
※大事な補足※
この記事では健康気象アドバイザーとしての知識と一般的な情報をご紹介していますが、全員に当てはまるわけではありません。
他の病が隠れている場合もあるので、症状がひどい場合は自己判断せず、医師の診察を受けるようにしてくださいね。
