現代人は「未来への投資」をしすぎている
はじめに
最近、ふと思うことがあります。
僕たちは、未来のために生きすぎていないだろうか。
お金を貯める。
投資をする。
資格を取る。
勉強する。
筋トレをする。
健康的な食事をする。
美容に気を遣う。
副業をする。
どれも素晴らしいことです。
未来の自分を楽にするために、今努力する。
これは間違いなく大切です。
でも、ふと思うのです。
「じゃあ、今日この瞬間は楽しめている?」
と。
お金も、健康も、美容も、全部「未来のため」になっていないか
例えば、健康のために食事を制限する。
将来のためにお金を貯める。
老後のために投資する。
キャリアのために勉強する。
将来もっと良い身体になるために筋トレする。
もちろん必要です。
僕自身も筋トレをしますし、勉強もします。
未来のための努力は、人生を良くするために必要なものだと思っています。
でも、そればかりになってしまうと、
「今の自分はいつ楽しむんだろう?」
と思ってしまいます。
20年後に資産が増えていたとしても、その20年間をずっと「さらに20年後のため」に生きていたらどうでしょう。
20年後になったら、今度はその先の20年のために投資する。
そうやって未来、未来、未来と生き続けた結果、
最後に振り返ったとき、
「自分は何を楽しんだんだろう?」
となってしまったら、少し寂しい気がします。
情報を集めすぎていないか
そして、もう一つ気になることがあります。
現代人は「情報中毒」になっているのではないか。
ということです。
今は、何かを始めようと思ったら、すぐに情報を集められます。
筋トレを始めようと思えば、YouTubeで筋トレ方法を調べられる。
ダイエットなら、食事方法を調べられる。
副業なら、成功者の方法を調べられる。
投資なら、おすすめの投資先を調べられる。
旅行なら、行く前に観光地やホテルの情報を全部調べられる。
これは非常に便利です。
情報があることで、失敗を減らせる。
効率も上がる。
知らないことを知ることができる。
情報は間違いなく大切です。
でも、情報を集めること自体が目的になってしまうと話が変わります。
情報を集めるだけで「やった気」になってしまう
例えば、
「筋トレについて調べる」
「ダイエットについて調べる」
「資格の勉強法を調べる」
「副業について調べる」
これを何時間もやって、
「今日はかなり勉強したな」
と思う。
でも、実際には何も行動していない。
これでは、少しもったいない。
もちろん情報収集は必要です。
ただ、
情報を100集めて行動しないより、情報を20集めて実際に行動した方が、人生は動きます。
情報より「行動の量」を増やしてみる
僕は最近、
情報の量ではなく、行動の量を増やすこと
を意識した方がいいのではないかと思っています。
もちろん、何も知らずに行動すればいいわけではありません。
最低限の情報は必要です。
でも、ある程度分かったら、実際にやってみる。
筋トレなら、まずジムに行ってみる。
ダイエットなら、今日の食事を少し変えてみる。
副業なら、実際に一つ記事を書いてみる。
旅行なら、実際に行ってみる。
料理なら、実際に作ってみる。
情報を集めることより、
「実際にやったこと」
を増やしていく。
そうすると、情報だけでは得られない経験が積み上がっていきます。
直感を大切にする
では、今この瞬間を楽しむにはどうすればいいのか。
僕は、
直感を大切にすること
だと思っています。
「今日は何がしたい?」
「何を食べたい?」
「どこに行きたい?」
「どう過ごしたい?」
そういう、自分の中から自然に出てくる感覚です。
今日は美味しいコーヒーが飲みたい。
ちょっと散歩したい。
好きなご飯を食べたい。
友人と話したい。
家でゆっくりしたい。
映画を見たい。
筋トレしたい。
そう思ったなら、やってみる。
別に大きなイベントである必要はありません。
「今日は美味しいコーヒーを飲んだ」
くらいでもいい。
それだけで、その日の思い出になります。
ただし、「直感」には注意が必要
ここで一つ注意したいことがあります。
現代では、
「自分の直感だと思っていたものが、実はインターネットから与えられた欲求だった」
ということがあります。
「なんとなくTikTokを見たい」
「なんとなくInstagramを開きたい」
「なんとなくYouTubeを見たい」
これを自分の直感だと思ってしまう。
でも、本当にそうでしょうか。
自分が本当に見たいものなのか。
それとも、アルゴリズムによって次々と表示されるものを見ているだけなのか。
ここは区別した方がいいと思います。
誰かの人生。
誰かの旅行。
誰かの食事。
誰かの成功。
誰かの生活。
それを延々と眺めている。
それは「今を楽しんでいる」ようで、
実は自分の人生を生きていない時間
なのかもしれません。
「本当に自分がしたいこと」を考える
だからこそ、
「今、何をしたい?」
と考えるときには、少しだけスマホから離れてみる。
そして、
「自分が本当に食べたいものは何だろう」
「本当に見たいものは何だろう」
「本当はどう過ごしたいんだろう」
と考えてみる。
すると、意外と簡単な答えが出てくるかもしれません。
美味しいものを食べたい。
コーヒーを飲みたい。
家族と話したい。
友人と遊びたい。
散歩したい。
寝たい。
何もしたくない。
それでいい。
未来への投資をやめる必要はない
もちろん、
「今を楽しもう!」
と言って、未来への努力を全部やめる必要はありません。
むしろ、未来への投資は素晴らしいことです。
お金を貯める。
勉強する。
健康に気を遣う。
身体を鍛える。
仕事を頑張る。
どれも続ければいい。
ただ、
未来への投資と、今を楽しむことは両立できます。
未来への投資を100にして、現在を0にする必要はない。
情報収集を100にして、行動を0にする必要もない。
未来への投資もする。情報も集める。そして、今も生きる。
このバランスが大切なのだと思います。
今日一日の「思い出」を作る
僕が最近意識したいと思っているのは、
「今日、一つでも思い出があったか?」
ということです。
旅行に行く必要はありません。
高いレストランに行く必要もありません。
特別なイベントも必要ありません。
美味しいコーヒーを飲んだ。
仕事終わりに散歩した。
家族とくだらない話をした。
友人と笑った。
好きな音楽を聴いた。
筋トレを頑張った。
家でゆっくりした。
そんなことで十分です。
日記を書いてみると、意外と気づくことがあります。
「今日、何もしてないな」
と思っていたのに、
「そういえば今日は美味しいもの食べたな」
「仕事でちょっと嬉しいことがあったな」
「帰り道の夕焼けが綺麗だったな」
と、思い出せる。
人生の思い出って、案外そういう小さなものなのかもしれません。
未来だけではなく、今日も生きる
未来の自分を幸せにするために、今の自分が頑張る。
それは素晴らしいことです。
でも、
今の自分も、未来の自分と同じくらい大切です。
20年後の自分のために投資することも大切。
でも、今日の自分にも何か一つ与えてあげる。
美味しいコーヒーでもいい。
好きな食事でもいい。
友人との時間でもいい。
家族との時間でもいい。
何もしない時間でもいい。
そして、情報を集めるだけではなく、少しだけ行動してみる。
「知っている」ではなく「やった」を増やす。
大切なのは、
「今日も自分の人生を生きた」
と思えることなのではないでしょうか。
未来のために頑張る。
情報を得る。
そして、今日も楽しむ。
その両方があって、人生なのだと思います。
今を生きよう。
大きなことをする必要はありません。
今日一日に、小さな思い出を一つ作る。
そして、少しでも行動する。
それだけでも、人生は少しずつ変わっていくのかもしれません。
