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「サステナブル」な家づくり④     「まちのこと」から考えるサステナブルな要素6つ

おはようございます、こんにちは、こんばんは!

「サステナブルな家づくり」を考えるシリーズの中で、最後に一番大きなスケールとなる「まち」の視点から考えたいと思います。

これまで、身の回りのこと、家そのもののことについて書いてきました。今回は、その家の外側に目を向けて、「どんな場所で暮らすのか」「まわりにどんな環境があるのか」という視点から、サステナブルな家づくりにつながる6つの要素をまとめました。

家づくりをどの場所ではじめるのがよいのか。
周囲にどんなものがあると暮らしやすいのか。
どのような場所を選ぶことが、結果としてサステナブルな暮らしにつながるのか。

戸建ての土地探しはもちろん、マンション探しや、中古住宅を選ぶときにも、少し参考になればうれしいです。

ここでいう「まち」とは、広い都市全体ではなく、日常的に歩いたり、自転車で移動したりできるくらいの身近な範囲をイメージしています。買い物、通勤・通学、公園、駅までの道、近所のお店など、毎日の暮らしと自然につながっている場所のことです。

それでは、「まちのこと」から考えるサステナブルな家づくりについて、見ていきたいと思います。



1. 市街化が進んでいる、利便性の高いエリアを選ぶ

すでに道路や上下水道、公共交通、商業施設、生活関わる利便性の高い施設などが整っているエリアを選ぶことも、サステナブルな家づくりにつながる要素のひとつです。

郊外地に新しく自然や田畑を切り開いて家を建てるよりも、すでに生活の基盤が整っている場所で暮らす方が、インフラを新たにつくる負担を抑えやすいです。また、都市部から離れた場所に建ててしまうと、家を長持ちするように建てたとしても誰も住まないようなことが起きてしまうリスクがあります。

駅やバス停、スーパー、病院、学校、商業施設、公園、警察署、消防署、図書館などが近くにある場所では、車に頼りすぎずに暮らせる可能性があります。日々の移動が短くなれば、時間にも気持ちにもゆとりが生まれます。

便利な場所を選ぶことは、単に楽に暮らすためだけではなく、移動やまちづくり全体の負担を少し減らすことにもつながっていくと思います。

2. 近くに公共のオープンスペースがある

家の近くに、公園や広場、緑道、河川敷のような公共のオープンスペースがあることも、暮らしの豊かさにつながります。

自分の家の敷地を大きくしなくても、近くに気持ちよく過ごせる場所があれば、気分転換したり、散歩をしたり、子どもが遊んだり、季節の変化を感じたりすることができます。
大きな庭を持たなくても、まちの中にある緑や余白をうまく使いながら暮らすことで豊かな暮らしにつながります。

公共のオープンスペースは、個人の暮らしだけでなく、まち全体の心地よさにも関わる大切な場所だと思います。

3. 交差点が多く魅力のある街並み、自転車が使いやすい

道が細かくつながっていて、交差点が多いまちは、次の交差点になにがあるかな?こっちいくと何がででくる?どんなまちが広がっている?といった、ワクワクにつながりやすいです。

行き止まりが多い場所よりも、いくつかの道を選びながら目的地へ向かえるまちは、移動の自由度が高くなります。少し遠回りして好きなお店の前を通る、日陰のある道を選ぶ、車の少ない道を通る。そうした小さな選択ができることも、暮らしやすさ、家の魅力、まちの楽しさにつながります。

また、自転車が使いやすいまちは、車に頼りすぎない暮らしにもつながり、買い物、通勤、通学、子どもの送り迎えなど、近い距離の移動を自転車でできると、環境への負担を減らしながら、日々の移動も軽やかになります。

道がつながっていること、街並みに魅力があること、自転車で動きやすいこと。それらは、まちを身近に感じサステナブルに暮らすための大切な要素だと思います。


4. 歩いて楽しい、歩きやすいまちに住む

歩いて楽しいまちに住むことも、サステナブルな暮らしにつながります。

たとえば、これまでに挙げたような公共のオープンスペース、お店、駅やバス停などに、歩いて気持ちよく行けること。ただ距離が近いだけではなく、その道のりが心地よいことも大切だと思います。

日陰や緑がある。
途中にベンチや、少し立ち止まれる場所がある。
車を気にしすぎずに歩ける道がある。
歩くことが苦ではなく、少し楽しみになる。

そうしたまちは、日々の暮らしをやさしく支えてくれます。

たとえば、駅までの道に気持ちのよい並木道がある。近所にふらっと寄れるパン屋さんやカフェがある。子どもや高齢の方も安心して歩ける道がある。

そんな環境があると、車に乗らなくても日々の用事を済ませやすくなります。移動の負担が減るだけでなく、まちの中で過ごす時間そのものも、少し豊かになります。

歩きやすいまちは、環境にやさしいだけではありません。人の健康や、まちとのつながり、日々の小さな楽しみにも関わる大切な視点だと思います。

5. 公共交通が発達している

駅やバス停が近くにあり、公共交通を使いやすい場所に住むことも、サステナブルな暮らしにつながります。

たとえば、駅まで歩いて行ける場所で本数もある、バスも本数がある程度ある場所では、家族全員がそれぞれ自由に移動しやすくなります。子どもが大きくなったときや、高齢になって車の運転を控えたいときにも、公共交通があることは安心につながります。

家そのものの性能だけでなく、「どのように移動できる場所に住むか」も、長く暮らすうえでは大切な家づくりの視点だと思います。

6. 地域への配慮、貢献、街並みのへの配慮

家は、自分たちだけのもののようで、まちの風景の一部にもなります。

そのため、家づくりでは、自分たちの暮らしやすさだけでなく、まわりの環境や街並みに少し目を向けることも大切だと思います。

たとえば、道路に面した部分に少し植栽を設ける。周囲の建物の高さや色、素材感との関係を考える。外構を閉じすぎず、まちに対して少しやわらかい表情をつくる。

そうした小さな配慮は、近くを歩く人や、隣に住む人にとっても心地よいものになります。

自分たちらしい家をつくることと、まちにとっても気持ちのよい風景をつくること。
その両方を少し意識することが、サステナブルな家づくりの大切な視点だと思います。


今回は、「まちのこと」という視点から、サステナブルな家づくりについて考えてみました。

家そのものだけでなく、どんな場所で暮らすのか。
歩きやすいか、公共交通を使いやすいか、近くに公園やお店があるか、まちとどんな関係をつくれるか。

そうした家の外側の環境も、日々の暮らしやすさや、生活の豊かさに大きく関わっていると思います。

サステナブルな家づくりは、特別なことはなく、自分たちに合った場所を選び、まちと気持ちよくつながりながら暮らしていくことにあるのかもしれません。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。
ほなまた~。

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