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松本3DCGプロジェクト→「松本三次元」のコミュニティとして継続の糸口が見えた

2025年3月追記:松本三次元のロゴが出来ました!
制作者は「ピクロソウルさん
AIロゴメーカーで概案を制作→イメージを膨らませてもらって手書き
という形で作りました!

松本市における3DCG産業の育成を目指して始まったプロジェクト「MATSUMOTO 3DCG PROJECT」が、2024年度に一旦目に見える成果が産まれました。

2025年度以降名称を「松本三次元」と変え、市民主導で自立自走の道を歩んでいきます。

このプロジェクトは、もともと「デジタルシティ松本推進機構(DigiMAT)」の一環として立ち上がり、観光メタバースと3DCGの産業育成を目指していました。

目指す将来像は、松本市内で新たな雇用を生み出し、エキスパート人材を育成し、地元のブランディング向上を図ること。これを実現するためには、3DCG産業の拠点として「MATSUMOTO」ブランドを国内外に広め、産業育成と一体化したデジタル人材の育成プログラムを作り上げるという、非常に高い目標が掲げられていました。

しかし、プロジェクトが始まった2023年度は主にフィールドリサーチの段階にとどまり、実際に形に具体的な案件として形になるのは2年目の2024年度の最終盤となりました。それでも、この1年で松本市内外から3DCGクリエイターが集まり、海外の制作会社から案件を受注。複数のクリエイターが共同で作業し、実際に案件を納品することができたのです。

私自身、松本市外からこのプロジェクトにジョインすることができたのは、過去にメタバース音楽ライブの実績や、複数の3DCGクリエイターとの人脈を評価していただけたからこそ。

プロジェクト内では、初心者からプロまで多様なクリエイターが集まり、オンラインでお互いのスキルを補い合いながら、共に建物制作を進めていくという、まさに「地域の垣根を超えたデジタルコミュニティ型」で取り組みを進めていきました。

毎日定時にボイスチャットを開催し、話し合いました。技術的に分からないことをシェアしたり、ただただ雑談をしたり。顔も見えない、デジタル上の関係でも、話し合い、教え合うことで、短期間に信頼関係を重ねていくことが出来ました。

その結果、1月にはBlenderに触ったこともなかった初心者のクリエイターが、2月末には商用案件を納品するほどの成長を遂げました。これこそが、コミュニティの力と、クリエイター同士の協力が生み出した成果だと思っています。

プロジェクトとしては、2025年2月22日には「松本3D CG映像祭」を開催。松本市の今後の3D CG産業育成の方向性が示されました。

しかし、デジタルシティ松本推進機構(DigiMAT)全体の位置づけとして、2025年度には行政からの支援が見込まれておらず、サービスの自走に向けた実装が求められるフェーズに入るとのこと。

実際、2025年度以降、このプロジェクトが継続できるかどうかは、参加メンバーの熱量次第だと言わざるを得ない状況かと言われております。

確かに、3DCGの市場は確実に成長していくことが予測されています。AIの技術進行はあれど、特にモデリングやゲーム的な実装においては、まだまだ人の手が必要な部分も多いです。例え今後AI技術が進んだとしても、その技術を使いこなすという意味でも、3DCGクリエイターとしてのスキルを育成していくことは非常に意義があると感じています。

また、地方自治体が3DCG産業を支援するという事例は、まだまだ少なく、松本市の取り組みは非常に先進的で未来を見据えたものだと思います。

ただし、明確な活動資金の確保が難しい現状において、今後どういった取り組みができるのか、誰が先陣を切っていくのか、というのは非常に重要な問題です。

私自身、プロジェクトの中でコミュニティのマネジメントや企業との連携窓口を担当してきたため、一定の存在感は確かに持っています。しかし松本市外の人間として、このプロジェクトの代表やファウンダーを務めるべきかという悩みもありました。

そんな中、メンバーの一人がファウンダーに名乗りを上げてくれたことがきっかけに、プロジェクトの新たな局面が始まりました。

彼はまだ積極的な発信を行っていないので、名前を出すことは伏せますが、非常に高い意欲をもって活動されています。

彼は、プロのクリエイターではなく、むしろ初心者に近い経験年数、という立場でプロジェクトにジョインしてきました。しかし、自身が「初心者の気持ちがよく分かる」からこそ、積極的に初心者クリエイターと関わり、Proクリエイターとの橋渡しを行い、一緒に学び、成長していこうという姿勢が非常に多くの人々に影響を与えました。

次第に彼の周りには人がたくさん集まり、コミュニティ内でも元々のスキルに関係なく、彼の"積極性"を頼る人が増えていきました。

また、彼は松本市在住で、地元企業や大学との繋がりも強く、プロジェクトの後半戦から次を見据えて積極的に情報収集を行っていました。

彼がファウンダーとなり、プロジェクトは第二創業を迎えることとなりそうです。

私も引き続き、メンバーの一人として、このプロジェクトに関わっていきたいと思っています。

ぜひ、地域での3DCGを活用した町おこしの取り組みを応援していただけると嬉しいです。

私の活動の一環として、長野県松本市を中心とした多種多様な調査報告書を上げていますので、ご覧いただけると嬉しいです。


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