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女子選手へのルッキズム!

先週格闘技を取り上げるユーチューブチャンネルでユーチューバーが、試合を控えたMMAファイターの伊澤星花について「見た目もブサイク、性格もブサイク」と発言した。これに対して本人と所属団体側は遺憾の意を表したという。今時かなりルッキズムだなと思ってしまった。

ルッキズムについて

ルッキズムにもいくつかあるとは思う。今回は選手を「ブサイク」と発言したが、本当に多いのは"美女"報道だ。2010年代まではオリンピックとか世界陸上では開催前や開催中に美女スポーツ選手なんて特集が散見された。またスポーツの分野だけでなく政治家など特定の職業に対しても「美しすぎる〇〇」なんてのが流行っていた時代があった。
それこそ中にはスポーツ選手の奥さんの特集なんてのもあった。本人ではなく親族まで取り上げるとなると、スポーツになんと関係があるのかと思った。

今現在では「美女〇〇」とか「美しすぎる〇〇」みたいな容姿に注目するルッキズム的な取り上げられ方は、テレビ新聞などオールド・メディアでは減った。しかしオールド・メディアと資本関係があるメディアをふくめてウェブ・メディアでは散見される。
また最近の流行としてメディア・ライターの意見として書くわけではなく、選手のSNSのフォロワーのコメントを引用して自分の手を汚さずに容姿に言及する書き方も増えてきた。見出しだけでは誤認しやすくある意味、巧妙化したといえる。
今回取り上げられた伊澤星花に関しても、早くもこんな記事が掲載されいた。

褒めているのはいいわけではない

ここ最近ルッキズムと同様によく聞く話題が女子選手の性的な写真を撮影をする。もしくは普通の競技の写真でも性的に見るという観客だ。結局ルッキズムがあるから性的な見方になる観客もいる。

美女アスリート報道もカメラにしても20世紀の時代からあるにはあったが、2010年代になると国民の多くがスマホで撮影するし、SNSのアカウントも持っていて発信できるようになった。選手を性的に見る人は昔からいたが、人数が多くなって顕著化したのだと思う。

また性的な写真を撮ってもわざわざSNSに投稿する必要はない。それでもわざわざ投稿するのは投稿した写真に「いいね」や「閲覧回数」が増えることが、本人の承認欲求が満たされるからだと考えている。スポーツ選手が何かを達成して観客に届けるのではなく、投稿者の承認欲求の達成の道具になるのはなにか間違った進化の方向に感じる。

美女報道も挙句の果てには陸上選手のドルーリー朱瑛里なんかは、高校一年生の記録更新から報道が過熱した。高校一年生の記録更新があるのならば、中三も高二も更新者はいるだろうが私は報道を見たことがない。
国内でトップ選手とかでもなく、高校生のドルーリー朱瑛里でも餌食にしてしまう恐ろしさを感じた。

まとめ

面白いのは多くのスポーツは男子選手のほうが多い。それなのに美女アスリートは多くてもイケメンアスリートを書くメディアは少数だ。というのも選手を見る観客・視聴者は男、報道するのも男で役員も男、スポーツに限ったことではないとはいえ日本は男がお金を回す男社会だからだ。
男社会では男子選手はスポーツ選手であっても、女子選手は性的な商品として観る人がいるため、ルッキズムの被害者も多くが女子選手だと思っている。よく高校野球の雑誌の表紙で、誰かわからない女子生徒のチアガールが多用されるのも同じ構造で読者が男だからだ。

しかしここで逆に女子から性的なアピールをして収入を得ようという選手がいないわけではない。下記の記事では海外の女子選手が性的な写真を載せて会員制のSNSで収益を得たといている。競技活動にかかる多額の資金に当てているそうだ。

こういう手段をとる女子選手がいないわけではないが、他の女子選手もルッキズムの対象にしていいとは思わない。
伊澤星花の場合はわかりやすく貶した発言だったが、逆に容姿を褒めたとしてもそれはルッキズムであってスポーツとして正しい見方だとは思っていない。

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