テニスの本から工場ライン作業の集中力を学ぶ
体調も戻って、寮生活にも少し慣れ、ストレスは多少マシになってきたので記事を書いてみる。
ただ、別の問題が発生。
新しい工場のライン作業が本当に間に合わない。心が折れかけている。
1本1秒台で約20本くらいのデカいボルトを締め付ける工程に配属されている。
熟練の作業者からしたら「余裕じゃん」って思われたり、未経験者からしたら「出来そう」って声が上がりそうだけど、今の俺には無理。

作業中は、「やばい遅れてきた」とか、「こんなん出来んだろ」って思考回路になるとどんどん遅れていく。
最終的には、「なんでこんな工程やらんといけんのんや」って怒りになると注意力も散漫でミスが連鎖したり不具合出したりする。

今回は、このままじゃヤバいと思いヒントになりそうな本を読んだので紹介する。
『インナーゲーム[50周年記念版]――究極の集中力を引き出す心の技術』
ティモシー・ガルウェイ著
ざっくりした内容は、テニスで最高のパフォーマンスを出すための、精神的な部分の技術が書かれている。
面白かったのが、テニスをしている時の自分を2つに分けて考えているところ。
1人は実際に身体を動かしている自分。
もう1人は頭の中で、「もっとラケット立てろ」とか「今のはダメ」「次は失敗するな」みたいに指示したり評価したりしている自分。

本の中では、この2つをセルフ1とセルフ2と呼んでいた。
セルフ1が頭の中でごちゃごちゃ言いすぎると、実際に身体を動かしているセルフ2の邪魔をする。
いかにこの余計な声を減らして、身体の動きに任せられるか。
ここが『インナーゲーム』の肝の部分で、なぜそうなるのかとか具体的な対策法とかが書いてある。

テニスの本だけど、ライン作業でも実感出来ることが多くて参考になった。
作業していると、「次のボルトは脇閉めてこのくらいの角度で打て」とか「さっきミスったからもっと立てて打て」とか頭の中で動きの指示を出している。
そんなことしてるうちに「またミスった」とか
「今日はダメな日」とか思考が肥大して行って頭がパンパンになって疲れるし、どんどん動きも遅くなっていた感覚があったから腑に落ちた。

調子良く作業ができてる時って、頭では何も考えてなくて体が勝手に動いてる。
この感覚はスポーツ経験あったり、車の運転とか楽器演奏してる人は無意識に体験してるんじゃないかなと思う。
さっきから言ってる余計なことを考えない状態を意識的に作れるのか。
そのための具体的な方法まで書くと長くなりそうなので、気になった人は本を読んでみてほしい。
この記事に書いたことも、俺なりの解釈が入っていると思う。
とりあえず、読んだことを作業に活かしながら、もう少し頑張ってみようと思う。
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