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夫立ち会い出産について

今日は、松戸市のママパパ学級3日目の一部の時間のお話を
担当させていただきました。

今回はとても人数が多くて、たくさんの妊婦さんやパパさん
先輩ママパパさんにも会えて本当に嬉しかったです。


事後の質問で
夫立ち会い出産についての話題がありました。


一緒に考えるヒントとして、参考にしていただけると嬉しいです。

1番大切なこと

いきなり確信にいきます。
出産の立ち会いを決めるのは、どんなに夫が望んでも
出産する妊婦さんが決めるものです。

医療従事者や周囲の人が決めるものではありません。
出産は妊婦さん(産婦さん)がどこまでも主役であり
彼女たちが
安心して、心地よく、リラックスできること。
これが何よりも大切です。

そのために、全力を尽くしてサポートすることが必要です。
一生に一度の出産です。
たとえ、二人目、三人目であったとしても
今お腹にいる赤ちゃんの出産は
どの人も初めてであり、一生に一度です。
その大切な大切な時間を
妊婦さん自身が「誰と過ごしたいか」です。
その中に、パートナーの夫さんがいらっしゃるならば、ぜひ立ち会い出産を考えていただけたらと思いますし、逆に、いると気を使う、集中できない、何か言葉にならないけど、いないで欲しいなど、そんな直感的なものでも大丈夫です。
出産は本来は家庭で行われていた、暮らしの一部です。
そして、何よりも
「安心していること」が最も重要です。

そのことを軸に丁寧に会話をしてください。
会話をしていて、もやもやするようだったら、ぜひ助産師などにも入ってもらっていいと思います。
ご夫婦の関係の長さや、コミュニケーションスタイルもさまざまです。
答えがある訳じゃないのです。

夫さんの心と体

どんなに妻が望んでも、夫さん自身の心と体の準備がいると私は思っています。
その心という部分は文章化するのは難しいのですが・・・
シンプルに
・血が苦手(採血でも倒れそう)
・病院怖い大嫌い(病院にいることが苦痛すぎる)
・緊張感苦手(ハラハラドキドキに猛烈に弱い)
など、病院系のトラウマのような心理的側面がある場合は
難しいかもしれません。
逆に
・血は大丈夫
・病院怖くない
・緊張感があってもある程度は大丈夫
場合はあまり心配はないです。
⭐️それ以上に彼女のそばにいることで、力になれるのであれば力になりたい
そんな気持ちが1番大切かもしれません。

一つお伝えするのは、1の彼女が望まないときは立ち会いができない。と言うことを
忘れずに。それは立ち会いを決めていても、当日の様子で「やっぱ嫌」となることがあります。
真逆に、陣痛のケアの中で「絶対いて!」と言うケースもあることも覚えておいてください。

出産の動画もさまざまなものがありますが、映画「うまれる」の出産シーン
ぜひ見ていただけたらと思います。

出産するときに、「血が怖い」と言うだけだったら、
出産するときに、ずっとパートナーの顔だけみていてください。ビデオ撮らなくてもいいですから、
手を握り、お水をあげたり、汗を拭いたり、髪を撫でたり、そばにいて
「ありがとう、進んでいるよ」って優しく声をかけ続けることをしていたら
そんな血をじっくり見る暇はないです。

事前にどんなふうに過ごすか、イメージトレーニングなどもしてもらえると
とてもいい気がします。
もうね、コント的な感じでもいいです。ただ、ただ、ご夫婦が笑って過ごせるように。
そこで、助産師や看護師、医師にどんどん話しかけていってください。

夫さんの体のこと
出産はある意味、マラソンの1回目のゴール的な感じだと思ってください。
出産はある意味で、ゴールであり、子育てのスタートなんです。
何より大切なのは「体力」です。
なので、妊婦さんを支えらえる体力をパパたちにたくさんつけてほしいです。
スマホでゲームする時間を、自宅での自重筋トレに変えるだけでいいです(5分でも)
子育ては本当に本当に体力が必要です。

たとえば、仕事が忙しすぎて、体力がないとか、身体的にも精神的にも元気がなくて
ご自身がケアを受けている状況だったら、そこで無理をしすぎるのも、後でしんどくなるかもです。
この辺りは十分に話し合っていっていただけたらと思います。

赤ちゃんにとって必要なのは
ケアできる大人の方が心身ともにご機嫌であることです。


パートナーシップへの影響

1番多く心配されるのは、「妻を女として見れない」と言うこと。と言うのをネットなどでみます。

でも、これって、出産の影響なのでしょうか?それとも関係性なのでしょうか?
そもそも「女として見る」と言うことはなんなのでしょうか?
「女」とは・・・・。
言いたいこと、山盛り、富士山くらいあります。

真逆に。
「男として見れない」って、言われたらどんな気持ちでしょうか?

よくあります。

子育てをすると、恋愛ではなく、家族愛になる。

よくあります。

でも、それはダメなのでしょうか?

私はとても好きな言葉を聞いたことがあります。

「出産に立ち会うたびに嫁に惚れ直す」
「出産するたびに旦那に惚れる」

この「惚れる」は男女の恋愛なのかもしれないし
人間として「惚れる」のかもしれません。

なんか、痺れるな・・・この言葉。
なんか、いいなーーーーってなります。

命をかけて命を生む
その度に深まる絆を感じる言葉。

一つ思うこととして、
根本の夫婦の在り方について、ご夫婦で話したことってあるのでしょうか?
日本の多くのご夫婦が話したことない気がします。


出産後のセックスレスのこと、日本の婚外恋愛(不倫)の増加。
もしかしたら、立ち会う、立ち会わない全然関係なくね、
どんな夫婦でいたいか」の話がないからなのかもしれない。って思うことがあります。

1番近くて、1番遠く、1番頼りたくても
1番頼れない。
そんな声が聴こえる時もあります。

どんな夫婦でありたいか。
この立ち合いという経験を通して
どんな親子になりたいか?

家族愛と夫婦の愛は
天秤ではないと私は思っています。

家族愛の中に包括されるだけで、
そこに夫婦愛がある気がします。

私個人の話としては
人として尊敬する愛を大きく持っている感覚が
ずっとずっとあります。
そして、繰り返される子育ての経験が
思い出愛として育まれている気がします。

その愛の話に
「女」と言うキーワードは
どんな存在なのでしょうかね?
「女に見えない」って、どれだけ人を傷つける言葉なのか
考えて欲しいと思いました。

ただ、その「女」に見えない、と思っている人がいる。
と言うことで、目の前の彼女は何も変わっていないことを
忘れないでください。
何も変わっていないと言うよりも、より進化成長を遂げて
素敵な人になって行くことを忘れないでください。


かなり長文になったのと、私個人の意見がかなり濃い内容になってきたので、
このあたりで今日のnoteは終えたいと思いますが、
立ち会いをするかしないか、について

ぜひ、周りのただの噂を信用しないでください。

ある意味、このnoteも信用しなくていいのです。

1番の答えは
ご夫婦の中にある。
その答えも当日の出産野中にある。
どうなるかはわからないのが出産です。


赤ちゃんの誕生の陣痛を待つときに
いつも思うことがあります。

十分に熟れた果実が自分でぽとりと落ちて行くような
そんな満ち溢れた感覚が出産の瞬間に感じることがあります。
とても本能的であり、大自然の営みを感じる瞬間です。
何より必要なのは「待つこと」
安心して、力を抜いて「ありのままのあなたを大切」にすること
そして、生まれてくる赤ちゃんの力と生む人の力を
「信じる」こと。

そんなことを感じます。

そのサポートをさせていただく、助産師という仕事は本当に素晴らしい仕事だと
現場を離れてからもいつも思っています。


生む人が主役です。結婚式より、ハネムーンより
誰より何より大切にされていいときです。
ぜひ主体的に自分らしい出産を。

そのためにパートナーとたくさんの対話を重ねてください。
その対話のプロセスも全て子育ての一つです。


皆様の幸せな妊娠出産子育てを祈っています。


今日もお読みいただきありがとうございます。

やまがたてるえ

















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助産師/作家 やまがたてるえ これからの学びに活かしていきます!ありがとうございます。