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3年間で息子が急成長!フランスのモンテッソーリ幼稚園で実感した「教育力」

フランス在住、日仏ハーフ兄弟(2歳、5歳)のママ、スイレンです。

我が家の長男いっくん(5歳)が、3年間通ったモンテッソーリ幼稚園をつい先日卒園しました。保護者面談で先生から聞いた息子の成長ぶりに、あらためて「この幼稚園を選んで本当に良かった」と実感しています。

今回は、いっくんがモンテッソーリ教育を通してどのように成長したのか、特に自立性・社会性・コミュニケーション力の3つの観点からお話しします。

なぜ学費全額負担のモンテッソーリを選んだのか

フランスでは公立なら幼稚園から大学まで学費無料、私立でも国から補助が出るため比較的安く通えます。そんな中、我が家があえて学費全額負担のモンテッソーリ幼稚園を選んだ理由は、3~6歳という人格形成の重要な時期に、どんな環境・教育を受けるかが、その子の基本資質を培うと考えているからです。

縦割りクラスで自然に身につく「社会性」

モンテッソーリ教育の特徴の一つが、3年間同じクラスで過ごす縦割り教育です。

  • 年少時代:上の子たちを観察しながら学び、できないことは教えてもらう

  • 年中時代:新年少さんの面倒を見始める

  • 年長時代:クラスの中心的存在として場をまとめる

いっくんも最初は後ろで観察しているタイプでしたが、徐々にクラスに慣れ、年長になる頃にはクラスメートからも信頼される存在に成長していました。約30名のクラスの中には小さな社会が形成され、その中で自然と役割を身につけることができました。

3年間同じ先生だからこそ得られた「信頼関係」

同じクラスということは、先生も3年間同じ。いっくんの個性とリズムを尊重しながら、長期的視点で成長をサポートしてくれました。

モンテッソーリの先生は「教師」というより「ガイド」役。一方通行ではなく、常に子どもの意見も聞いてくれます。ルールはありますが、その理由をきちんと説明し、罰ではなく理解をうながすアプローチです。

おかげで、いっくんは大人に対する変な偏見がなく、物怖じせずに堂々と大人と話ができています。子ども扱いされるのではなく、一人の人間として扱ってもらったことが、自信とコミュニケーション力を伸ばしてくれたと感じています。

環境が育む「自立性」

もともと家庭でも自立性を重視していたので、食事や身支度などは問題なくこなしていましたが、モンテッソーリの環境はさらにそれを伸ばしてくれました。教材や道具の配置がすべて子どもが大人の手助けなしにできるように考えられているのです。

例えば、当番の日にはみんなのおやつ用のパンやピザを、先生の手助けなしに作っていたそうです。このような経験を通して、「自分でできる」という自信がどんどん育っていきました。

感情と向き合う「コミュニケーション力」

特に印象的だったのが、ネガティブな感情への向き合い方や関係修復の方法を学んだことです。

友達とケンカしたり嫌なことがあったとき、モンテッソーリではこんなアプローチを取ります:

  1. 感情の言語化:自分がどんな感情を抱いているかを言葉にする

  2. 原因の分析:どうしてそう思うのかを話す

  3. 対話による解決:お互いの気持ちを伝え合い、関係を修復する

先生が善悪を決めるのではなく、子どもたち自身が(大人のサポートはありますが)問題解決していくのです。まるで「絡まった糸をほどいていくように」言語化することで、解決方法を自然と身につけていきます。

私自身、日本で育った中で感情について具体的に教わったことはなく、今でも自分の思いを伝えることは苦手です。でも、いっくんは嫌なことがあるときちんと伝えてくれるし、状況への不満があってもそれなりにコミュニケーションが取れていると感じます。

まとめ:モンテッソーリ教育で得た3つの大きな成長

3年間のモンテッソーリ教育を通して、いっくんが身につけたのは:

1. 自立性
環境が整備されていることで、「自分でできる」体験を積み重ね、自信を育むことができました。

2. 社会性
縦割りクラスでの役割変化を通して、リーダーシップや他者への思いやりを自然に学びました。

3. コミュニケーション力
感情の言語化や対話による問題解決を通して、相手と向き合う力を身につけました。

教育は家から始まるけれど、学校での教育もこどもの成長に大きく左右します。家と学校の教育方針が同じだと、こどもがスムーズに成長できるとあらためて実感しました。反対に、両方が同じような教育方針でないと、こどもは矛盾してしまい、状況や人を見て態度を変えたり、一貫性のない子に育ってしまう可能性さえあるかもしれません。

人格形成の重要な時期に、子ども一人ひとりを尊重し、長期的視点でサポートしてくれるモンテッソーリ教育。いっくんの成長をあらためて振り返ってみて、学費という負担はありましたが、この選択をして本当に良かったと心から感じています。

モンテッソーリ教育は学校と家との教育方針が同じでないとあまり意味がないので、どの家庭でもオススメできるわけではありませんが、こどもの可能性を広げてくれる教育のひとつだと思います。我が家の経験が少しでも参考になれば幸いです🤍

次回は、モンテッソーリ教育で培われた学習への取り組み方や創造性について、詳しくお話しする予定です。お楽しみに😊


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