141.<高校生編#13>リベンジポルノと自画撮り。自分と友人を守る法的知識
「信頼」と「画像」は別物です
「付き合っている記念に撮ろう」
「送ってくれないなら、俺(私)のこと信じてないの?」
好きな人や信頼している人からそう言われたとき、断るのは勇気がいるかもしれません。
でも、覚えておいてください。
あなたの裸や下着姿の画像(自画撮り)を一度でも誰かに送ったり、相手のスマホに残したりした瞬間、その画像のコントロール権はあなたから永遠に失われます。
「リベンジポルノ」は重大な犯罪です
別れた腹いせや思い通りにならない不満から、過去に共有した性的な画像や動画をネットに晒したり、周囲に送ったりする行為を「リベンジポルノ」と呼びます。
法的な罰則: これは「公表罪」や「名誉毀損」にあたる重大な犯罪であり、18歳以上であれば成人として厳しい罰則を受ける可能性があります。
「消せない」という現実: ネットに一度流出した画像は、完全に削除することがほぼ不可能です。何年経っても、あなたの足跡として残り続けるリスクがあります。
自分の身を守るための「鉄則」
「撮らない、送らない、持たせない」: どんなに相手を愛していても、画像は「NO」と言い切りましょう。本当のパートナーなら、あなたが嫌がるリスクを強いることはありません。
もし要求されたら: それは「愛」ではなく、あなたを支配しようとする「コントロール」のサインです。その関係自体を見直すきっかけにしてください。
友人のピンチにどう動くか
もし友人が「画像を拡散された」と悩んでいたら、あるいは自分が拡散された画像を見つけてしまったら。
二次加害者にならない: その画像を見たり、保存したり、誰かに転送したりすることは、被害を広げる「加害行為」です。
すぐに専門機関へ: 警察や「違法・有害情報相談センター」など、画像を削除したり加害者を特定したりするための公的な窓口があります。
【相談窓口を電話帳に登録する】
万が一のとき、パニックにならずに動けるよう、以下の窓口を「お守り」として登録しておきましょう。
警察相談専用電話:#9110
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター:#8891(はやくワンストップ)
ヒント
知識があることは、あなたを強くします。
「自分は大丈夫」と思わず、備えておくことが本当の強さです。
