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21.俵手(たわらで)

俵手とは、古くから萩焼でよく見られる伝統的な表現技法のひとつで、「割俵」と呼ばれることが多く、米俵の形や縄目模様を器に表したものです。器全体を俵のような形に成形したものや、器の一部に俵の縄目を模した模様を施したものなど、さまざまな形で用いられています。

米俵は古くから豊かさや財産の象徴とされており、この表現には「食べることに困らないように」「家が安泰で繁栄するように」といった願いが込められていると言われています。

萩焼では、茶碗や湯呑、花入、香炉など幅広い器にこの意匠が取り入れられており、素朴で温かみのある萩焼の風合いと相まって、古くから親しまれてきました。現在でも縁起の良い意匠として、多くの作家によって受け継がれています。

豆知識:本割俵と呼ばれる作りは、俵のように丸く作ったものを、本当に割って作ります。割俵を作るときは、米がこぼれないようにという意味で、俵締めを残すデザインにします。

俵の意匠を用いた技法です。


俵手の技法は様々な器に用いられます。

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