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50代からの挑戦術|完璧な準備は要らない|「60点の自分」で走り出す |

こんにちは、はぎおです。

今まで振り返って、やってみたいことがあって、考えに考えた結果、やらずじまいだった事が多々ありました。

今とはなっては凄く後悔する事ばかりです。

なぜ、やらなかったか??

「完璧な準備 = 100%の準備」がないと出来なかった
出来ないと思っていた

からだと分析しました。

50代のこれから、60点の準備で走り出すというテーマで深掘りしてみます。


1. はじめに|なぜ50代の「最初の一歩」はこれほど重いのか


「そろそろ、本当にやりたいことを始めようかな」 そう思ってから、気がつけば半年、あるいは1年が過ぎていた……。そんな経験、あなたにはありませんか?

実を言うと、僕もその一人です。

新しい趣味、副業の準備、あるいは疎遠になっていた友人への連絡。

頭の中ではシミュレーションが完璧に出来上がっているのに、いざ行動しようとすると、腰が重く動けない状態、若い頃はもう少し軽やかに行動出来てたような・・

なぜ、僕たち50代の腰はこれほどまでに重くなってしまったのでしょうか。



「失敗=人生の汚点」という昭和的価値観の呪縛


僕たちが受けてきた教育は、おおむね「正解」がはっきりしていました。

また、いい学校に入り、いい会社に入り、そこで定年まで勤め上げることこそ、それが「100点満点」の人生だと教わってきました。

この価値観の裏側には、「一度の失敗がキャリアを台無しにする」という強烈な恐怖が張り付いています。

「減点方式」の世界で生きてきた僕たちにとって、新しいことに挑戦して失敗することは、単なる経験ではなく「人生の汚点」のように感じられてしまうのです。

50代になり、それなりの責任ある立場や家庭を築いてきたからこそ、「今さら恥をかきたくない」「格好悪い姿を見せたくない」というプライドが、強力なブレーキとして働いてしまいます。



知識と経験があるからこそ、リスクばかりが見えてしまう罠


もう一つの理由は、僕たちが積み重ねてきた「豊かな経験」そのものです。

20代の頃は、世の中の仕組みを知らないからこそ、割と無鉄砲に動けました。

しかし、50代の僕たちは、新しいことを始めれば、どれだけの手間がかかり、どんなトラブルが起き、どの程度のコストが必要になるかを知っています。

経験があるからこそ、始める前から「失敗のシナリオ」が高解像度で見えてしまうのです。

「副業を始めても、確定申告が面倒そうだ」
「新しいコミュニティに入っても、人間関係で疲れるだけかもしれない」

そうやってリスクを予測する能力が、僕たちの行動力を奪う「檻」になっている

これが、50代が陥りがちな思考の罠です。



必要なのは「勇気」ではなく「ハードルを下げる技術」


動けない自分を責めて、「もっと勇気を持たなきゃ」と思う必要はありません。

今、僕たちに必要なのは、強い意志の力ではなく、「自分にかける期待値を劇的に下げる技術」です。

100点満点の完璧な準備を整えてからスタートするのではなく、

「とりあえず60点でもいいから動いてみる」

だと思うのです。

ここからは、完璧主義という名の重りを捨てて、もっと軽やかに、もっと自分勝手に人生の後半戦を楽しむための「60点の走り出し方」について考えていきたいと思います。


2. 「100点」を目指すと動けなくなる3つの理由


「やるからには、完璧にやりたい」 僕たちの世代にとって、これは美徳でした。

仕事でも家庭でも、準備を怠らず、細部まで気を配り、責任を果たす。そうやって信頼を積み上げてきた自負が、僕たちにはあります。

しかし、新しいことに挑戦しようとする時、この「100点を目指す」という誠実さが、皮肉にも僕たちの足をすくう最大の毒になってしまいます。

なぜ、完璧主義は僕たちの行動力を奪ってしまうのでしょうか。その理由を3つの視点から紐解いてみます。



① 「準備」という名の底なし沼にハマる


まず、完璧を目指すと圧倒的に「時間」を失います。

例えば、副業を始めようと考えたとします。

すると、完璧主義の僕はこう考えてしまうのです。

「まずは関連書籍を10冊読もう」
「専門のスクールに通って基礎を固めよう」
「最新のガジェットを揃えて形から入ろう」

こうして「準備の準備」を重ねているうちに、数ヶ月、あるいは1年があっという間に過ぎ去ります。

その間に、当初持っていたはずの熱量は少しずつ冷めていき、世の中のトレンドも変わってしまう。

50代の僕たちにとって、時間は何よりも貴重な資源です。

「準備が整ったら」と言っているうちに、体力や環境といった「動ける条件」が変わってしまうリスクを、僕たちはもっと恐れるべきなのです。

準備期間が長ければ長いほど、それは「挑戦」ではなく「先延ばし」の言い訳にすり替わっていきます。


② 高すぎる理想が「今の自分」を否定する


僕たちが100点を目指してしまうもう一つの理由は、長年のキャリアで培われた「プロ意識」の副作用です。

本業の世界では、僕たちはすでに「100点」やそれに近い成果を出せるようになっていますし、受け手もほぼ完璧に近い成果物を得る事がデフォになっています。

その感覚を、全く新しい挑戦の場にも持ち込んでしまうのです。

「50代にもなって、こんな素人みたいな真面目な失敗はしたくない」
「人に見せるなら、最初からクオリティの高いものにしたい」

そうやって理想を高く掲げるほど、現実の「何もできない自分」とのギャップに耐えられなくなります。

100点というゴールがあまりに遠く、輝かしく見えすぎて、スタートラインに立つことさえ怖くなってしまう。

本来、新しいことを始める時は「0点」から始まるのが当たり前なのに、僕たちの自尊心と、自分が考える他人の目がそれを許してくれないと、思ってしまって。



③ ガチガチの計画は「変化」に折れやすい


そして最も危険なのが、完璧に作り込んだ計画ほど、想定外の事態に弱いということです。

100点の準備をするということは、いわば一本道のレールを完璧に敷くようなものです。

しかし、実際に走り出してみれば、天候は変わるし、予期せぬ障害物も現れます。

苦労して「完璧な計画」を作り上げてしまうと、少し状況が変わっただけで「こんなはずじゃなかった」とパニックに陥ったり、これまでの準備が無駄になることを恐れて、間違った方向に執着してしまったりします。

「せっかく高い機材を買ったんだから」
「これだけ時間をかけて勉強したんだから」
という執着(サンクコスト)が、僕たちの柔軟な方向転換を妨げるのです。

皮肉なことに、完璧を目指すほど、修正の効きにくい計画になってしまいます。


僕たちが目指すべきは、完成された100点ではありません。

むしろ、60点のまま、軽やかに走り出す勇気です。

マイナス40点の不足分こそが、現場でしか得られない「学び」や「修正」という名の宝物になるからです。

では、具体的に「60点」で走り出すとはどういうことか。

次の章では、僕たちの日常ですぐにでもで出来そうな具体的な【実践例】をシーン別にあげてみます。



3. 【実践例】「60点の見切り発車」で人生を変える


「60点でいい」と言われても、具体的にどう動けばいいのか、その「手抜き加減」こそが一番難しいのかもしれません。

そこで、50代が直面しがちな4つのシーンで、具体的に「何をもって60点とするか」の具体的なアクションを考えてみました。

共通するのは、

「リスクを最低限にいつでも引き返せる程度の小さな一歩」

にすることです。



【副業・キャリア】完璧な計画より「1円」の体験

副業を考えた時、僕たちはつい「一生モノのスキル」や「安定した収益モデル」を求めてしまいます。でも、最初の一歩に事業計画書は要りません。

  • 副業:
    まずはメルカリで家にある不用品を一つ売ってみる。これだけで十分です。

    自分の手で出品し、見知らぬ誰かとやり取りし、梱包して発送する。

    この「商売の全サイクル」を体験することこそが、60点の合格点です。

    スキル販売サイトに登録するなら、プロフィールが未完成でも、まずは「アカウントを作る」だけでその日は100点です。

  • 転職・キャリア:
    「今の会社を辞めるか否か」という究極の二択で悩むのは、あまりに腰が重すぎます。

    まずは、数社の転職サイトにエントリーにてみる、という一歩で60点の行動だと思います。



【趣味・学び】形から入らず、まずは「お試し」


周りの眼を気にするのか、50代はつい、形から入りがちです。

趣味を始めるのに、何十万円もする道具を揃えて自分を追い込んでしまう。でも、それは挫折した時のダメージを大きくするだけです。

  • 趣味・学び:
    キャンプを始めたいなら、テントを買う前に「手ぶらで行けるキャンプ場」を予約する。

    楽器を始めたいなら、買う前に「1回だけお試しレッスン」に申し込む。

    AIを学ぶならnoteに登録して無料の記事を収集して、無料のChatGPTに登録する。

    「自分に合うかどうか」を確かめる期間を、あえて「60点の状態」として設けるのです。

    道具を揃えるや課金するのは、その不自由さに我慢できなくなった後でも、全く遅くありません。




【人間関係】「親友」を作ろうとせず、「挨拶」から


新しいコミュニティに飛び込むのは、50代にとって最も勇気がいることかもしれません。

「馴染めるだろうか」「変な目で見られないか」と不安になりますよね。

  • 人間関係:
    地域のサークルやオンラインサロンに入るなら、最初から輪の中心に入ろうとしないこと。

    勇気を出して一言「よろしくお願いします」と挨拶の書き込みをするだけで大丈夫だと思います。

    全員と仲良くしようとせず、「一人でも顔と名前が一致する人ができればOK」とする。そのくらいの「ゆるい繋がり」から始めるのが、大人の人間関係を長く続ける秘訣です。

    上手に馴染めば、「サードプレイス(第3の居場所」の構築も可能です。



こうして並べてみると、どれも拍子抜けするほど小さなことばかりです。

でも、「60点」という低いハードルは、確実に僕たちの足を前へと進めてくれます。

最初の一歩が小さければ、もし転んでもかすり傷で済みます。

かすり傷なら、何度でも立ち上がって、また別の方向へ歩き出すことができます。

この「60点で行動する軽やかさ」こそが、50代の僕たちが手に入れるべき最強の武器なのです。

さて、走り出した後に待っているのは「想定外の出来事」です。

次の章では、不完全なまま走り出した僕たちが、どうやって軌道修正していけばいいのか、その「大人のアジャイル思考」についてお話しします。

4. 走りながら修正する「50代のアジャイル」思考法



「60点の見切り発車」で動き出すと、必ずぶつかる壁があります。

それは、残りの「足りない40点」が引き起こす、想定外のトラブルや違和感です。

若い頃の僕なら、ここで「やっぱり準備不足だった」と自分を責め、立ち止まっていたかもしれません。

でも、50代の僕たちが持つべきは、IT業界などで使われる「アジャイル(Agile)」という考え方です。

※アジャイルとは? 「俊敏な」「機敏な」という意味。最初から完璧な設計図を作るのではなく、小さな単位で「作っては試す」を繰り返し、状況に合わせて柔軟に修正していく開発手法のことです。

この考え方を、50代の人生後半戦にも取り入れていこうと思います。



「違和感」は失敗ではなく、最高のフィードバック


60点で走り出すと、すぐに「あれ? 思っていたのと違うな」という違和感に気づきます。

副業を始めてみたら意外と作業が苦痛だったり、趣味のサークルに行ってみたけれど雰囲気が合わなかったり。

でも、これは失敗ではありません。

むしろ「この道は自分に合っていない」という貴重なデータを手に入れた、良い前進の瞬間です。

100点の準備をしてから動き出すと、この違和感を認めるのが怖くなります。

「あんなに準備したんだから、続けなきゃ損だ」という執着が生まれ、損切ができません。

でも、60点の見切り発車なら、「あ、違った。じゃあ次はこっちをするか!」と、軽やかにハンドルを切ることができます。



40点の不足は、現場の「経験」で勝手に埋まっていく


走り出す前にどれだけ机の上で悩んでも、絶対に得られないものがあります。

それが「現場の勘」です。

実際に動いてみて、困って、調べて、誰かに聞いて、なんとか解決する。このプロセスを通じて身についた知識は、本で読んだ100の知識よりも、はるかに僕たちの血肉になります。

足りない40点は、あらかじめ用意しておくものではなく、走りながら風に吹かれているうちに、自然と身体に染み込んでいくもの。

そう割り切ってみると、不完全なまま進むことが怖くなくなります。



「とりあえず1ヶ月」が、逃げ道であり継続のコツ


50代の僕たちが新しいことを始める時、つい「一生の趣味にしよう」「これで定年後の生活を支えよう」と、重すぎる看板を背負いがちです。

それがプレッシャーになり、身動きが取れなくなります。

そこでおすすめしたいのが、「アジャイルな期間限定」という考え方です。 「まずは1ヶ月だけやってみて、合わなければ、その時に修正するか、やめるか決めればいい」 そうやって自分に「逃げ道」を用意しておきます。

すると、皮肉なことに心に余裕が生まれ、結果として長く続くことが多いのです。

50代はおそらく、これまで何度も人生の荒波を乗り越えてきたはずです。

予期せぬトラブルへの対応力や、状況判断の速さは、20代の頃とは比べものにならないほど磨かれているはずです。


5. まとめ|僕も60点のまま走り出しました


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

僕たちは、まだ「未完成」でいい

50代。世間的には「ベテラン」や「完成された大人」として扱われる年齢です。

でも、僕たちの内側はどうでしょうか。 僕は、今でも新しいことを始めるのは怖いし、人からどう見られるか気になるし、失敗すれば人並みに落ち込みます。

これまでのキャリアで積み上げたプライドがある分、20代の頃よりも今のほうがずっと、不器用で傷つきやすい自分を感じることさえあります。

僕の「60点の挑戦」は、ここから始まります

この記事を書く1か月前に、僕は一つ、ずっと先延ばしにしていたことに手を付けました。

それは、ずっと興味があったけれど「今さら遅いだろう」と蓋をしていた、ピアノ教室への入会です。

今更、ピアノ?と思われそうでしたが、飛び込んでみました。
その記事は下記に少し書いています。


ピアノを皮切りに、後半戦の人生、後悔の無いようすすめていくつもりです。

さあ、一緒に「適当に」始めてみませんか

人生の後半戦は、結果を出すためのレースではありません。どれだけ「不完全な自分」を楽しめるか、どれだけ「予定外の景色」を面白がれるかの旅です。

やらない理由を年齢のせいにしがちですが、人生で今が一番若い日は今日です。

年齢のせいにするのはやめて、60点で一緒に行動しましょう!

ここまでお読み頂いて、有難うございます。

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