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思い出したこと


ここのところ続いていた夜開催の会合は、昨夜でひと区切りついた。

想定して臨んではいても、次から次と想定外の質問や意見が繰り出される展開。

いろいろ言う側と、聞かなきゃならない側。
立場がいつ変わるか分からない。

だから普通は気を遣うもの。

でも、そんなこと全く思慮しない人も居る。
言葉の刃に心を傷つけられた夜もあった。

でも、とりあえず終わったから⋯もういい。





澄んでひんやりと冷たい空気に、枯れ葉と土の香りが混じったような風が吹きはじめた。
水霜が降りる朝ももうすぐかもしれない。

季節の変わり目⋯。

この言葉から、記憶の扉の奥から『子連れ狼』がよみがえり、頭の中で橋幸夫氏の唄声までもが聞こえてきた。



子どもの頃、近くの里山に時代劇の撮影隊が来ていた時期があった。 

作品は『荒野の素浪人』や『子連れ狼』。

荒野の素浪人


子連れ狼



学校から帰って「今日はまた撮影に来てるらしい」と聞くと、急いで友達と山の中に見に行っていた。

落ち葉を踏む音がカサカサと響く中、撮影場所である山を切り崩した場所まで歩いていく。

現場に到着すると、着物姿の俳優たちやスタッフたちが山の中にたくさん居た。


低い陽の光に照らされて、刀を抜くシーンや馬を引くシーンなどのリハーサル、そして撮影が目の前で始まる。

見ているだけだったが、現場の空気はぴんと張りつめていたことは憶えている。

「カット!」の声が響いた瞬間、山の中は現実に戻る。
そしてまた、張り詰めた空気感の撮影の繰り返し。


当時はなにもかもが今に比べてユルかった時代。
ましてや子どもだったからだろう、割と近くまで行き座って見ていても、スタッフたちから何も言われなかった。

たぶん端役のおじさんだったと思うが、「ほら、あれが坂上二郎さんなんだよ」とか親切に教えてくれた記憶がある。

『子連れ狼』の撮影では、大五郎役の子役がやたらはしゃいでる姿や、萬屋錦之介氏が乳母車を押している姿を遠巻きに見た記憶もある。


季節の変わり目⋯という言葉が呼び覚ました記憶は里山の中の時代劇の撮影現場。

散歩で行って今その場所を眺めると、山の中にたくさんの人が居る不思議な光景がよみがえってくる。

妄想空想幻想好きのおかしな昭和オジの脳は、そんな優しくゆるやかだった撮影現場から影響を享受したのかもしれない⋯。



涙無しに斬れる⋯いまの気持ちなら。  笑


早朝に目覚めて、思い出し勢いで書いてしまったので破茶滅茶な文章。
申し訳ございません。


⚔️仁義無🔚





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