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【湿気と上手につきあうクローゼット】

今回は、デザインの話ではなく、もう少し機能性や性能に寄った視点で書いてみようと思います。

今回泊まった部屋のクローゼットは、すべてルーバータイプの扉になっていました。



【ルーバー扉とは?】

ルーバー扉というのは、細い羽板(はいた)を斜めに並べて取り付けた構造の扉のこと。
板の角度が一定方向に傾いていて、正面から見ると隙間があるように見えるけれど、中は直接は見えない仕組みになっています。

その特徴は「閉じながら、空気を通す」という点。
完全に塞がっているわけではないので、クローゼットの中にわずかながら空気の流れが生まれます。結果として湿気がこもりにくく、服や布製品を収納してもカビやニオイの発生を軽減できる。まさに機能性を兼ね備えた扉なんです。



【実際に使って感じたこと】

数日滞在してみて感じたのは、グアムという土地がやはり湿度の高い地域だということ。
日本の梅雨とは違うけれど、常に空気に湿気を含んでいる感覚がありました。
だからこそ、クローゼットがルーバーになっている理由に納得したんです。

そんな環境だからこそ、クローゼットがルーバーになっている理由がよくわかるんです。
「湿気がこもらないように」という必然のデザイン。これは単なる装飾ではなく、土地の気候に適応するための建築的な工夫だと腑に落ちました。



【セントラル空調との組み合わせ】

さらに滞在していて印象的だったのが、湿度を調整するセントラル空調の存在です。部屋に入ってみた瞬間に少し驚きがありました。

職業病なのか、空調がどうなっているのかと言うのもついつい見てしまいます(笑

ホテルやコンドミニアムでは、部屋全体の温度だけでなく湿度も安定させる仕組みが整っていて、結果的にクローゼットの中まで一定の湿度に保たれる。
セントラル空調についての詳しい内容はまた別の記事でも書こうと思います。

「衣類や収納の中まで考えられているんだな」と実感しました。
ルーバー扉で空気を流し、セントラル空調で湿度をコントロールする。
この2つの仕組みが合わさることで、カビ対策や快適性がしっかり担保されているのだと思います。



【メリットとデメリット】

ルーバー扉にはもちろんメリットだけでなくデメリットもあります。
• メリット:通気性があり、湿気やカビを防ぎやすい。見た目も軽やかでリゾート感が出せる。
• デメリット:完全に密閉しないためホコリが入りやすい。光を通すので、寝室に隣接する場合は気になることもある。

それでも、湿度の高い地域においては圧倒的にメリットの方が大きいと感じました。服を取り出すときに、こもった空気がないだけで気持ちが全然違うんです。



【まとめ】

クローゼットのルーバー扉。
これはただのデザインではなく、土地の気候と暮らし方に合わせた合理的な答えでした。

グアムのような比較的湿度が高い地域だからこそ、ルーバー扉とセントラル空調の組み合わせが活きる。
湿度という目に見えないものに対して、建築や設備がどう応えているのかを肌で感じられた体験でした。

日本でも梅雨や夏の蒸し暑さに悩まされる地域は多いので、この考え方は十分応用できるはずです。
「気候に合わせた必然のデザイン」──旅先の何気ないクローゼットから、そんな学びをもらいました。

デザインと言うのは、見た目を整えるだけではなく、こうやって空気もデザインできる。
毎日の暮らしの中で、空気をデザインしてあげるのもすごく重要なことだと再認識できました。

あなたの家のクローゼットはどうですか?デザインが空気を変える体験、ぜひ意識してみてください。

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