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【呼吸の秘密】酸素だけじゃない?『二酸化炭素』がわたし達の心とからだを整える鍵。

今回は『呼吸』についてのお話です。


『息を吸う』『息を吐く』
このシンプルな行為の中に、実はとても深い意味が隠されているって知っていましたか?


今回は、
ヨガの呼吸法の『クンバカ』は「息を止める」こと。
そして、わたしたちのからだにとって、酸素と同じくらい…

もしかしたらそれ以上に大切な『二酸化炭素』の役割について書いてみました。


そして今夜の音声配信は、その『息を止める』誘導瞑想を作ってみたので、
こちらも楽しみにしていてください。




「息を止める」って、なんで大切なの?


ヨガの呼吸法『プラーナーヤーマ』では、
息を吸い込んだ後に止める『アンタラ・クンバカ』や、
息を吐ききった後に止める『バヒール・クンバカ』といった技法があります。

「息を止める」と聞くと、ちょっと苦しいイメージを持つ人もいるかもしれません。

だけど、適切に行うことで、心身に驚くほどのメリットがあるんです。


集中力の向上: 呼吸を意識的に止めることで、意識が自然と自分の内側へと向かいます。
雑念が消えて、『今、この瞬間』に集中する力が養われるので、何か大切なことに取り組む前や、頭をクリアにしたい時に効果的だと思います。

精神的な落ち着き: 呼吸をゆっくりとコントロールし、一時的に止めることで、自律神経に良い影響を与えて、リラックス効果が高まるんですね。
なので、不安を感じたり、心がざわついたりする時に、深い呼吸と短いクンバカを取り入れると、心がスーッと落ち着いていくのを感じられます。

からだのコントロールと感覚の向上: 呼吸を止める練習は、自分のからだの動きや内部の感覚に意識を向けるきっかけになります。
これは、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮するために呼吸を意識的に使うのと似ているのかも。
自分のからだとの対話が深まる感覚です。


酸素だけじゃない!『二酸化炭素』の驚くべき役割

わたしたちが生きる上で酸素が不可欠なのは言うまでもありませんよね。
だけど、実は『二酸化炭素(CO2)』も、わたしたちの生命活動にとって、想像以上に大切な働きをしているんです。
『二酸化炭素は老廃物』というイメージが強いかもしれませんが、そうではないんですね。


酸素を細胞に届ける『ボーア効果』: 血液中のヘモグロビンは酸素を全身に運びますが、このヘモグロビンが酸素を細胞に「手放す」ためには、適切な量の二酸化炭素が必要です。
もし二酸化炭素が少なすぎると、ヘモグロビンは酸素をしっかり抱え込んだまま離さず、せっかく吸い込んだ酸素が細胞で使われなくなってしまうんです。
どれだけ酸素を吸い込んでも、細胞がそれを使えなければ意味がないですよね。

呼吸のコントロール役: わたしたちが「息をしたい」と感じるのは、主に血液中の二酸化炭素濃度が上がったことを脳が感知するからです。
二酸化炭素は、呼吸の中枢に働きかけ、呼吸の回数や深さを適切に調整しているんですよ。

血管を広げる作用: 二酸化炭素には、血管を広げる作用があります。
特に脳の血管は二酸化炭素レベルに敏感で、適切な量の二酸化炭素があることで、脳への血流がスムーズに保たれるんです。
これも、脳に十分な酸素や栄養を届けるためにとても重要なんです。


過呼吸の時、なぜ「息を止める」感覚が大切なのか?

過呼吸になった時にはビニール袋を使う方法が有名ですが。

これは、酸素濃度も下げてしまう危険性もあるんですね。

過呼吸って、ストレスなどで呼吸が速く深くなりすぎてしまって、血液中の二酸化炭素濃度が急激に下がりすぎることで起こります。

二酸化炭素が少なくなると、先ほどのボーア効果で酸素が細胞に届きにくくなり、脳の血管も収縮してしまいます。
これで、手足が痺れたり、めまいがしたりするんですね。

だから、過呼吸の時に大切なのは、ゆっくりと呼吸をすることなんだけど、
「息を止める」のが実は早いです。

過呼吸になると難しいけど、なるべく二酸化炭素を外に出さない。

そうすることで、吸ったはずの酸素がちゃんとからだの中に充満していきます。

それか、ゆっくり長く息を吐くこと。


そして、過呼吸とまではいかなくても、焦ってしまうときとかって、呼吸が浅く早くなりがちだったりしますよね。

頑張って無理にたくさん息を吸おう!!
とするよりも、
呼吸を整えるために息を止める。

ほんの数秒でも、不思議と呼吸が整って、落ち着きを取り戻せたりします。

簡単にできるので、おすすめ。


そして、酸素がちゃんとからだの中に送り込まれるので、
もちろん代謝アップにもつながります。

ただし、無理な息止めはせずに、心地いいところで。


「10秒だけ息を止める」で十分。

運動している人とかは、もっと止められると思うけど。


そして、絵を描くことに夢中になると、
「あれ?息してた?」
って感覚になることがあるのだけど、これももしかしたら本当に呼吸を忘れていて、クンバカをしているときのような感覚になっているのかも?なんて思うときがあります。



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