社畜が10万文字書くに必要なものは爆破しない段取り
あと15日。
カクヨムコン11に向けて小説を書いている。応募資格の10万文字は超えたけれど完結しない。時間が足りない。圧倒的に足りない。無理。
しかし、二か月ちょっとで10万文字は書けた。
11月実働20日前後→約5万文字
12月実働10日前後→約2万文字(インフル、溶連菌、繁忙期)
1月実働10日前後→約3万文字(休みが多く稼働時間も長め)
社畜やりながら、未完結だけどここまで書けたのは根性が目覚めたからでも、才能が湧き上がったからでもない。理由はたぶん「書けない自分を想定していたから」だと思う。
ご存じの方もいると思う。12月はインフルと溶連菌でぶっ倒れた。ついでに繁忙期で気づけば毎日12時間労働。仕事が終わった後にパソコンに座ることもできない。無理やり座っても何も考えられない。
いつもの私なら「もっと根性があったなら」とか「才能があったのなら書けるのに」と思いふさぎ込んでいただろう。でも、今回は書けない日もあるということを前提としてスケジュールを組んでいた。まあ、2週間もパソコンに触れないのはさすがに想定外だったが……。
そういえば、私は本業で中間管理職。人を束ねる立場だ。だが、こんなにも仕事が滞ることはない。その違いはなんなのか!
おそらくだが、「〆切」と「段取り」そして「人の目」。
まず、〆切だがこれはコンテストには応募期限があるので問題ない。となると創作者にとっての問題は「段取り」と「人の目」ではないだろうか。
人というのは誰かが見ていると動く。仕事も誰かに見られているから真面目に働く。小説もきっと誰かの目があれば書ける。そう思って私は、懲りずにずっとnoteに投稿を続けている。そして、メンシプを始めた。お金を頂く責任、クオリティの維持。緊張する。
ただ、メンシプをやれば書けるというわけではない。人の目だけでも、段取りがなければ詰む。そう、今回私が詰んだ原因は、段取りが悪かったのだ!それは毎日投稿にしても、小説にしても、だ。バッファ、つまり余白を意識せず、思い付きで飛び込んで爆破した。だから、爆破しない段取りがあれば書けたのだ。きっと。
社畜が小説を書くのなら「爆破しない段取り」を作ろうということだ。
じゃあ、その段取りってなんだよ、って話。立派なタイムマネジメント術でも、朝活でもない。社畜の日常なんて予定立ててもたいだい崩れる。急な会議、トラブル、欠員。体力、気力も無くなり寝落ちで、終了。
それでも私は、なんというか、やっぱり根性論で突っ走ればいいなみたいな、ところがあってね……ごにょごにょ。
その反省点を踏まえて言えることは、執筆はざっくり計画に余白と修正日を入れる、ということ。ざっくりが大事ね。細かく計画を作っても良いが、計画立てるだけで時間溶けるなら1文字でも小説書いた方が良いもん。そして出来なくても落ち込まないこと。これも大事。予定通りにいかなくても、リカバーできる日を作る。もし、順調だったら他のことに取り組む。仕事では当たり前のこれが、なぜ創作でできないのかぁぁぁ!
で、私のざっくり執筆計画の基本はこんな感じ。
①普通の日、1000文字。
②調子よい日、2000文字。
③瀕死の日、妄想だけする。できればメモ。
それをお仕事の状況に予定よって、ただ当てはめるだけ。ちょー簡単。
月①、火②、水(余白)、木②、金①、土③、日(修正日)
ポイントは余白=何もしない日、と修正日=小説の軌道修をする日を入れる事。当たり前か。それが出来ないんだよなぁ自分。はぁ。
そして、プロットもざっくりが、オススメ。起承転結でいい。目的地さえしっかりしていれば、方法はどんなものであっても必ずたどり着く。電車でもバスでもチャリでも。どこに向かったら良いかわからないから迷って書けない。決めるべきは終点。
もっと言うと超偏った持論だが、話の流れがざっくりしててもキャラクターがしっかりしていれば物語は進む。しかし、やってしまった。ざっくりすぎてプロット全然違う方向へ(笑)
これも振り返り何度か見直すべきだった。こんなプロット書いたの全く覚えてないんだもん。本当にまあ、段取りが悪いのが反省点。
2か月で10万文字って1日1700文字程度。そんなに難しそうに見えないが、超難しい。だから、挑戦する価値がある。なんちゃって。
社畜クリエイター各位、この「爆破しない段取り」、雑ながら使えると思う。ニュアンスだけでもパクって欲しい。とどのつまり、目的は内容じゃない、完結だ!エタるな、完結させよう!
ということで、カクヨムコン11( 異世界ファンタジー【女性主人公】部門)応募作品書いてます。応募資格の10万文字は超えたけど未完。一章だけ(24話まで)で一旦区切りついているので、ぜひ読んで。
TALESでも掲載しています!宜しくオナシャス!
あらすじ
世界の半数を焼いた魔王を止めるため、娘イリスは処刑されることになった。刃を握るのは、魔族に村を焼かれ、ただ一人生き残った青年アステル。世界は彼を勇者と呼び、「魔王の娘を斬れ」と命じされた。
だがアステルは運命に抗った。処刑を拒み、イリスを逃がそうとして、二人は刃に呑まれて死ぬ。……目覚めると、数年前の世界だった。
回帰したイリスは、今度こそアステルを勇者にしないと決意。だがアステルもまた、彼女を救えなかった後悔を抱え回帰していた。
「相手は何も知らなくて良い、知らないまま幸福でいてほしい」
互いにそう信じ、優しい嘘を重ねる二人の再会。だが、世界は再び彼らを魔王の娘と勇者という配役へ引きずり戻そうとする。神が用意したのは悲劇の再演か。それとも、回帰の果てに二人が掴み取る平穏な日常か。
これは、同じ絶望を共有しながら、決してそれを口にできない二人が、互いを救うために運命を書き換える、二度目の恋の物語。
この先は自分の作品へのツッコミです。
……恥ずかしいので、メンシプ限定にしました。
ちっとも流れに沿っていない初期のプロットから、どつやって一本の物語にしたのか(まだ未完だけど)とか、表に出しきれない世界設定(因果の鎖、悪役の仕込み、回収予定の伏線) とか、キャラクターの感情導線(憎しみが愛に変わるポイント) まで、制作メモとして全部言語化してみました。
余興としてお楽しみいただければ、これ幸いです。
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