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【#創作大賞2026】#19 更年期ファンタジー 聖ホルモーニア・クエスト ~お母さん、今日も転生したの?~

▶第1話から読む


こんにちは😀
異世界転生中のアザミです。


★前回までのおさらい★

娘が大好きなハンバーグを作るためにイトーヨーカドゥの精肉コーナーへ行ったところ、まさかの戦友・ヒエ子と再会!


感動したのも束の間、


私たちは全身の関節にセメントを流し込まれたような「手指と全身のこわばり」に襲われ、


巨大な冷蔵庫のような異世界で


「ガタガタガタガタ🧊🥶」



と震え合うだけの冷凍肉になってしまいました😭


いつもなら愛用のおたまの一撃でなんとかなっていたのに 、今回は指一本動かすことができず、まさに絶体絶命のピンチ😡


そこへ、まさかの救世主(?)が現れて……


この先は、本文を読んでね!😀ミ☆


第6話の③:アザミ、ヒエ子とヨシエに助けられる!



「が、ガタ、ガタガタ……🧊🥶」



お行儀悪く中指を立てておたまを挟んだ格好のまま、私は完全に固まっていた。


隣のヒエ子も、太もものあたりまで氷に覆われ、もはや精肉コーナーの飾り物の彫刻のようになっている。


私たちの周りでは、朝一番に手指をガチガチにロックする『こわばり泥人形』たちが、



楽しそうに「ケケケッ」と嘲笑いながら、じわじわと体を侵食してくる。



「もうだめだ、私たちここで冷凍肉になるんだわ…😭」と諦めかけた、その時だった。



バリバリバリバキィィィン!!!



「おみゃーさんら、なぁにトロトロしとりゃあす!!」



氷の壁を派手に突き破り、銀色の乳母車を爆走させ、賢者ヨシエが現れた。



「ヨ、ヨシエさん……! 今までどこに……」


「あっちの棚で『おつとめ品』のサンマが安かったもんで、つい並んどったわ! おかげで今夜はサンマが食えるがね!😀」


特売のサンマ!?



😡😡



このばあさん、あっちの特売に釣られて、命がけで戦っている勇者を放置していたの!?



(主婦の優先順位としてサンマが上なのは分からなくもない)



けれど、本当にいい度胸してるわ😡


「寒いときゃあ、これだわ!」


ヨシエは乳母車から、特大の生の生姜と使い古されたステンレスのおろし金を取り出した。


「これ食っときゃ、ポカポカだて!!!」


私が固まった目で凝視する中、



ヨシエは動けないヒエ子の顎をガッと掴んで口をこじ開け、その上で生姜をおろし始めた。


ガリガリガリガリ。



おろし金からダイレクトに直下する、すりたての生姜の繊維と強烈な搾り汁が、ヒエ子の口内に吸い込まれていく。


「んぐっ!? げほっ、んぐ……っ!」



目を剥いて悶絶するヒエ子。


だが、ヨシエの猛攻は止まらない。


「まだまだ残っとるがね!」


ヨシエは、小さくなった生姜の端っこを、自らの指先がおろし金に触れるか触れないかの極限の境界線で、凄まじいスピードで往復させ始めた。


シュババババババババババッ!!!



それは、夕飯の準備に一刻の猶予もない主婦だけが到達できる、音速のすりおろし技術



指の皮を削る恐怖を完全に克服した、熟練のなせる神業だった。


最後のひとかけら、極小の繊維に至るまで完全にマッハですりおろされた生姜が、怒濤の勢いでヒエ子の喉奥へと流し込まれていく。


「からいぃぃぃーーーーっっ!!!!」



ヒエ子の絶叫が氷の通路に響き渡った。


涙目をしながら、口いっぱいに広がった激辛生姜パワーを必死に飲み込むヒエ子。



「カッ!!!!」



ヒエ子の目が、飛び出さんばかりに見開かれた(怖すぎる!!😨)。



「な、なにこれ……アザっち、私の体の芯が、カッと熱い……!


血が巡って、マグマみたいに燃えるよう……!」



なんと、彼女の足元をガチガチに覆っていた氷のトゲが、凄まじい湯気を上げてみるみるうちに溶けていく。


生姜パワー、恐るべし😨



ヒエ子が、涙を拭いながら地面に落ちそうになっていた物干し竿を力強く握り直す。


生姜を与えられていない私は、依然としてこわばりと冷えでお行儀の悪い中指を立てたまま固まっていた。


「ケケケケケッ!」


動けない私を格好の標的だ見定めたのか、こわばり泥人形の群れが一斉に私の中指に飛びかかってくる。



「ちょっとやめてちょうだい! 寄ってたかって熟女の中指に群がるんじゃないわよ!」


「アザっち……ここは任せて……」


背後から、ヒエ子のボソッとした、しかし地獄の底から響くような声が聞こえた。


「私がやっつけてやるから……!」


次の瞬間、ヒエ子が物干し竿を、まるで『布団叩き』のように、凄まじい勢いでブンブンと振り回し始めた!


ブォンッ!!!



凄まじい音が通路に響き渡る。


「ひえぇぇぇぇ! 近い、近いわよヒエ子さん!!」


固まったまま動けない私の鼻先数センチを、真っ赤に熱を帯びた物干し竿の先端が猛スピードで通過していく。


何、そのスピードと風圧!?


怖すぎる!😨


これがイトーヨーカドゥの精肉コーナーで働く女のパワーなの?!


バキィィィン!! ガツンッ!!



ヒエ子が物干し竿を振り回すたびに、私の中指にしがみついていた泥人形たちが景気よく粉砕されていく。


容赦がない。


肉の塊を捌くような、ベテラン主婦の容赦のなさがそこにあった。


「これで……全部、おしまい……!」


ヒエ子が物干し竿をピシッと構え直したとき、最後の一匹がパチンと弾け飛んだ。


その瞬間だった。


さっきまで全身の関節にセメントを流し込まれたようだった、あの重苦しいガチガチが、ウソみたいにフッと消え去ったのだ!


「あ、動く! 指が、動くわ!!」


喧嘩を売るようにピンと立ち尽くしていた右手の中指も、ストンと自然に曲がってくれた。


お行儀の悪いポーズから解放されて、私は自分の手を何度もグーパーしながら、ヒエ子の暴れっぷりにただただ感動していた。



「おみゃーさん、ええ腕前だわ! サンマの次にええ出来だて!」


ヨシエがサンマの袋を乳母車に積み直しながら、ヒエ子を褒め称える。


「だけど安心しとる暇はにゃあよ!  おばちゃんたちを凍えさせる冷気の元凶は、このもっと奥に潜んどるんだわ!」


私はヨシエが指さす、通路の奥を睨みつけた。


そいつを倒さないと、ハンバーグにはたどり着けないということね。



主婦の完璧な夕飯の段取り(国産牛ハンバーグ)を狂わせるヤツは、絶対に許さないんだから!😡


というわけで、


ヨシエの生姜とヒエ子の物干し竿攻撃によって、なんとかこわばりモンスターの危機を脱することができました!


(私は固まっていただけですが😭)

現実に戻ってから娘に「生姜をダイレクトに口でおろされた」って話をしたら大爆笑されたんですけど、


気になってスマホで調べてみたら、

生姜って更年期の不調にものすごく良い


んですって!


せっかくなので、皆様にもお役立ち情報をおすそ分けしておきますね☆

💡 【生姜(ショウガ)の更年期・冷え性への効果】


  • 手足の末端を温める:生の生姜に含まれる成分が、滞った血行を良くして、手足の先までポカポカにしてくれるそうです(まさにヒエ子の氷が溶けた理由ですね!)。


  • 発汗・殺菌作用:体にこもった寒さを吹き飛ばし、更年期の重い倦怠感をすっきりさせる効果もあるのだとか。


※ちなみに、体の「芯」をじっくり温めるには、

加熱したり乾燥させた生姜の方がさらに効果的


だそうです。

(おろした生姜に醤油と顆粒だしを加えて、熱湯を注ぐと、おいしい生姜汁の完成よ☆)


今日は、わたしも生姜汁で身体を温めて、ぐっすりと休もうと思います😀


みなさんも、疲れたときはやってみてね😀ミ☆


アザミ@異世界転生中
50歳パート主婦。ただいま異世界転生中😀


赤いきつね:26分前
アザミさん、こんばんは。
生姜汁にそんな作用があるとは、知りませんでした。
宇宙は冷える。
仲間たちにも生姜汁のことを教えてあげようと思います。
わたしはおろし金を使ったこともない不精者ですが…フッ。

アザミ@異世界転生中:20分前
赤いきつねさん、
今日もありがとうございます😀
生姜汁は簡単だから、ぜひ試してみてくださいね。
刻みネギも加えると、さらに温まりますよ😀

アザミっ娘@大学生:2分前
お母さん、
作ってあげればー?wwww

noteコメント欄

#更年期 #手指のこわばり #異世界転生 #魔王エストロゲン・ロス #おつとめ品 #生姜の効果 #国産牛粗挽きひき肉

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