コモ活シリーズ番外編---ぬい撮りアゲイン&オオコウモリの話
外を歩くと花が綺麗な季節。またぬい撮りをしてみました( ˙ω˙)و
後半にオオコウモリについて書いているので、最後までどうぞ。
(見出し画像は沖縄諸島に生息するオリイオオコウモリ。モフモフ)


このぬいぐるみ日本製じゃないんだけど、オガサワラオオコウモリっぽい。私は小コウモリが好きですが、オオコウモリではオガサワラオオコウモリのファンです。Flying FoxというよりFlyingタヌキの感じが…(´^з^)ブブ
d(・ω・) 真面目に解説。オガサワラオオコウモリは世界自然遺産・小笠原諸島唯一の固有哺乳種で国の天然記念物。小笠原の豊かな植生を作った動物です。
翼を拡げると80〜90cm。体重は400〜550g 程度。南硫黄島以外ではほぼ夜行性です。全身が黒色の毛で覆われ、白銀の毛が交じります。腰部には特徴的な長毛があります。植食性で、果実、花粉や蜜、葉を食べます。
小笠原群島:父島=推定150頭以上〜 母島=推定数頭火山列島 :南硫黄島=推定100頭〜北硫黄島=推定数十頭、硫黄島=推定数頭。
※北硫黄島、硫黄島、母島では絶滅寸前の可能性があります。
(小笠原自然文化研究所のブログより http://www.ogasawara.or.jp/blog2/)
昔は現地の人に「タヌキみたいな鳥」と言われていたそうですよ(鳥じゃないってば)まっ黒ボディが特徴。
現在は絶滅危惧IB類(EN)。以前はIA類で多少改善しましたが、予断を許さないようです。
小笠原は行く事自体が簡単ではなく、実物を見た事はありませんが、現地で専門的に取材をした方からオオコウモリ事情について伺った事があります。
野生動物との共存は全国どこも課題があるようで、農業用ネットに絡まったり、オオコウモリ目当ての観光客による、ねぐら周辺への立ち入り(撹乱)等もあるとか。
d(・ω・) コウモリは少産で、1年に1子しか生まない種が多いです。ネズミのように放っておいても増える動物ではないので繁殖スピードが遅く、一度減少すると回復が困難。保護には人間側の理解がとても大切です。

オオコウモリはおとなしい性質で、世界中で植物の播種と受粉に非常に重要な役割を果たしていますが(詳しくは拙著やコモ活シリーズの記事を)、海外では人間の無理解・偏見から殺される例も多く、殆どの種で絶滅が危惧されています。
全種がワシントン条約指定にも関わらず、海外では違法取引や民間動物園の劣悪な環境での飼育・虐待も多く、私の交流する保護団体では、そういうオオコウモリを多数救助しています。胸が痛む話を沢山伺います。
ところで、見出し画像でも分かるように、日本のオオコウモリは海外のに比べて全体に丸っこくて小柄で耳が小さく、成獣でも子供っぽくて可愛いですよ (๑´ω`๑)♡ 下は保護されたオガサワラオオコウモリ。

下はBlack Flying FoxとGrey-Headed Flying Fox(オーストラリアに生息)。
翼開長約1.5m、体も耳も大きく、子供っぽい印象はないですね。

オガサワラオオコウモリが飛ぶ様子。大きくて太めなので(失礼..(;^ω^)、 小コウモリとは違ってバサッバサッと飛ぶ姿が迫力! 約50秒。
夜空を群れ飛ぶ様子。クール! 小笠原諸島は英語でBonin Islands、オガサワラオオコウモリはBonin Flying Fox(学名はPteropus pselaphon) 約2分。
※日本のコウモリが感染症の原因になった事はありません。
※記事内容の利用・転載はお断りします。
★どこにも所属しないコウモリ愛好家です。特にメキシコオヒキコウモリを愛し、親しい専門家にも教えてもらいながら探求しています。
★本来は著述業です。誤解されがちなコウモリという素晴らしい動物の魅力を広めたくて本を書いたり、保護団体の支援等の「コモ活」をしています。
「コウモリを正しく知ろう、守ろう」
閲覧ありがとうございました。

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