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【詩】句読点の意味

言葉は、現れる場所によって意味を変える。

分布意味論が論じるように、「意味」とは辞書に眠るものではなく、隣に来る言葉によって、その輪郭が形作られる。

そして、出現頻度が高い言葉ほど様々な意味を持つという。

だとすると、句読点は最も頻繁に現れる言葉だ。

多くの文に現れ、しかし自分では何も語らない。
語り終えた言葉たちの傍らに、そっと降り立つ句点。

一年の最後の日のように、何かを終わらせるが、何も否定しない。
ただ、ここまでをここまでとして、静かに受け取る。

そして、次の言葉の始まりに寄り添っているのも、また句点なのだ。

読点は、揺れる文脈の中で一息つける、小さな宿り木だ。
しかしそれは、単なる休憩ではない。

文を終わらせず、意味を確定させないまま、次へと続けるための印。
読点が置かれた場所では、言葉の意味はまだ途中にあり、
前後の語との関係のなかで、これから形を変える余地を残している。

句点が意味を受け取る場所だとすれば、
読点は意味を預ける場所だ。

句読点も言葉だ。だとすると、意味を持つはずなのに、
彼らは内容を規定しない。
終わるのか、続くのか、どこで休むのか、
ただその関係だけを示す。

だから句読点には、
終わるという意思、
続けるという意思、
そして、ときに立ち止まるという意思が、
書き手の側から静かに宿る。

年末には、この一年を過ごしてきた時間そのものが句点の意味となり、
年始からの新しい一年の過ごし方によって、その句点の意味は変容していく。

終わりの意思、振り返りの意思、始まりの決意、
そして、ときには休憩する意思。
読点を打ってはいけない、そんな決まりはないのだから、いつ休んでもいい。

句読点は意味を超えた意味を持つ。
だが、誰もその意味を知らない。

そして今日も、何も言わずに、
様々な言葉に寄り添っている。


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【メッセージ】
最後までお読みいただき感謝いたします。

拙い文章ですが、ロジカルな文章よりも感情を揺さぶるような文章を書きたいと思っています。
これからも、是非ともよろしくお願いいたします。
余韻のために最後は1ページ程度の空白を置いています。何か感じていただければと。
今日は楽しかった、悲しかった、悔しかった、嬉しかったなど、そういう感情が動く体験は、
記憶され、そして未来の判断になんらかの影響を与えると思います。そうだといいな。

【プロフィール】
2児の父です。 駄文・乱文ですみませんが、普通の人生を記していきます。コッソリと・・・ 
凡人なので、フォロバ100です。人としては、フォローされるよりフォローできる人間でありたい。 
ちなみに自己紹介にスキはフォローOKと受け止めます。 
「Amazonのアソシエイトとして、T(パパ)は適格販売により収入を得ています。」
あと、noteにも感謝です。
見出しの写真やイラストはnoteユーザー様のを使わせて頂いています。こちらも感謝いたします。



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