見出し画像

日記 令和のではなく、新宿の

9/5(金)
昼時になるとフリースペースがとてもうるさい。フリースペースとはいえ扉も何もなく我々が仕事をしている空間と地続きなのだからもう少し静かに過ごせないものかねと常々思っている。学食だと思ってる???
今日は特段うるさくて、知らん団体×3に向かってもう少し声のボリューム下げれます?さすがにうるさいかも、隣で仕事してる人たちいるのでと特に笑いもせず一気に伝えた。
団体×3はハッとした顔でぱっと口を閉じ、図書室のボリュームで少しだけ喋ったあとすぐに散り散りになっていった。虫みたい、と思った。

粛々と仕事。
どこかで見た「言わないと物事が進まないことは言うべきだが気が済まないだけなら言わない方がいい」という言葉を思い出し、さっきのは完全に後者だったなと思った。気が済まないだけだった。反省。

帰り際、違う部署の後輩とすれ違う。
にっこにこで手を振ってくれて可愛いなと思っていたらあ!お昼!すみませんでした!と両手を顔の前で合わせて謝られ、そこで初めて彼女もあの軍団の中にいたことに気付いた。全然だよ〜〜と語尾を伸ばしながら、彼女の愛嬌と素直さを私も見習いたいなと思った。

退勤後、マブ先輩ミヤモトさん(仮名、転職してからも定期的に会っている)とウルトラキュートネキ・アオイさん(仮名)とほぼ初めましてのハギワラさん(仮名、マジでキー局女子アナの美貌)とご飯会。ミヤモトさんの結婚式に参列するメンバーの親睦会、という感じ。

会社や仕事、クセ強同僚たちの邪気や理不尽をエンタメとして昇華していくという私とミヤモトさんのスタイルは王道のものではなかったらしく、一緒にバラエティーやってくれるミヤモトさんがいないとこんなに空気って淀むんだなぁと彼がいなくなって改めて思う。
会社や特定の誰かの悪口ではなく日常の悲喜こもごもを交換し合えてたことも、最近あった面白い話してくださいという問いにノータイムで答えてくれてたことも、本当に当たり前じゃなかったのね〜〜

最近はどんなに楽しみにしていた予定だとしても終わったあとは最悪な方に気持ちが傾く。
でもどこにいても誰といてもそうだから相手の問題ではなく私の問題。精神が揺らいでるからいろんな違和感を無視できないだけ。私に余裕がないだけ。

好きな私でいられなくなる前に去らなくちゃと思い、そう思ったこと自体が悲しくて、帰りの電車の中で少し泣いた。終わり際の恋愛のムーブ。

9/6(土)
親友ナツミ(爆裂に顔がいい世界一おもしれ〜女)と渋谷。プラネタリウムに行きたくて。
チーパオで整理券を発行してから(厳密には私は間に合わなかったのでナツミに発行しに行ってもらってから)滑り込みでコスモプラネタリウムにイン。

解説員の方が「いま私たちが見送った夕日はこの後、また別の土地の朝日として人々を照らし始めます」と言っていてなんて素敵なことだろうと思った。
赤く光る星を見つけて、あれはさそり座のアンタレスと脳内で呟く。去年学んだ星。

それでは街の明かりをすべて消してみます。皆さんよかったら目を閉じて、そして両手で目を覆ってみてください。今から10秒数えるので、数え終わったらゆっくり目を開けてみましょう。満天の星空はその方がうんと綺麗に見えます、と、穏やかでよく通るけどやや早口な解説員さんの声を聞く。
言われた通りに目を閉じて、両手で目を覆って、たっぷり10秒待った。
それでは空を見てみてくださいという声に従って目を開けると、頭上には視界いっぱいに、というか視界よりも遥かに広い画角で光の粒たちが散らばっていて、うっかり泣いてしまいそうだった。
わぁ、、!という声が同時多発的に聞こえてくる。あんまり覚えてないけど私も声に出していたような気がする。にせものの星でもこんなに綺麗。

プラネタリウムの上映時間は40分、あっという間に終わってしまった。
この施設には8人の解説員がいてそれぞれ得意分野や解説内容が違うとのこと。全員分聞いてみたい。あと私もいつかやってみたい、星空解説員の仕事。

爪がニュー

プラネタリウムのあとはチーパオ。やっぱり渋谷が一番好き、チーパオとしての矜持を感じる。
春菊、かいわれ、えのき、オクラ、つるむらさき、豚肉、餃子、あと青唐辛子。青唐辛子があるの初めて見た、嬉しい!

もりもり食べてから明治神宮まで散歩し、そこからまた移動して新宿歌舞伎町能舞台でやってる春画展へ。ナツミに春画興味ある?と聞いたらマジですっごい興味ある!と食い気味で答えてくれて優しかった。

やっぱり春画って好きだな、性はおおらかな笑いと共にあってほしい。とても徳の高い僧侶のジジイが若くて美しい遊女にメロメロになってる絵がありげらげら笑った。滑稽で。

春画とツーショ

存分に楽しみ、グッズも買ってから退散。正直グッズはあまり目ぼしいものはなかったが記念に、、と思い購入した。普通にいらんものを。でも満足。

カフェに移動してずっと話す。
朱音は優しいよと何度も言ってくれて、どう考えてもあんたの方が優しいよと思った。
朱音は過失ゼロの交通事故であってもそれはこの道を選んだ自分のせいって思うでしょ?絶対にそんなことないのに、と言われ確かに!?とハッとした。良くも悪くもすべて自分が選び取った・引き受けたことに起因してると思ってる節がある、思い上がりもいいとこ〜!

気持ちはすっごくわかるけど、と言ってくれて眉が下がった。
私たちってずっと会話厨だし対話厨だし(私に至ってはあんたの魂の形、私に見せてよ‼️のスタンスだし)おそらくはちゃめちゃにウザいよねって笑い合ったし傷を舐め合った。

私は「おそらく他人には伝わらないが自分にはバチクソ刺さったときめきワード&エピソード」を聞くのが好きなので(特殊性癖)、ナツミにも尋ねてみた。
ら、フェチで言うと日本語を流暢に話すがたいのいい黒人男性かなとのこと。さすがに予想してない角度からの返答でげらげら笑った、もうそれ特定の誰かがいるだろまなうらに。
ワード部門だと恋人から言われた「俺はなっちゃんが三角になっても好きだよ」。ここで言う三角は比喩でもなんでもなくマジの△←これ。△になっても好き。よすぎワード!

少し前に幼馴染みアンチーがグループラインで夫の言動を「これ可愛くない?笑」と言っていたことがあり、正直私含め他の幼馴染みたちにはその可愛さは1ミリも伝わらなかったわけだけど、その伝わらなさがあまりにも良くて癖とはこうあるべきだよなと感動したことを思い出した。
ちなみに私はかつて仲良くしてた男の子に言われた「ぜひこの優しさにつけ込んでうまく利用しまくるんだよ」という言葉。今見てもグッとくる。
ナツミはマジでわかる、非常にイイ、、と眉間に皺を寄せてゆっくり頷いており新宿の古畑任三郎だった。令和のではなく、新宿の。

自身のハラスメント性、加害性が怖いよねというマジに毎回話すトピックスで今回もきちんと落ち込み、自戒の念を込めて両手を胸に当てて深呼吸した。
私が最近友人から聞いた激やばモラハラエピソードを話したらナツミが烈火のごとくお怒りになっていて、ウチら一生マブでいようねの気持ち。
マジでさ〜こういうの聞くと本当にブチギレちゃうよね〜人生の倫理向上委員会委員長として〜〜と言ったら笑われた。

もう一杯コーヒーを買い、新宿の新宿じゃない部分までぐるっと遠回りしてから駅まで戻った。
ポッドキャストでもやる?大アリ!と言いながら手を振って解散。
本当に1ミリたりとも最悪な気持ちに傾いたりしなくて、なんて幸せな日なんだろうと思った。

加齢とともに生命力のあるデカい人に惹かれるようになっていくねという話をして、最終的に「森の奥深くでゆったり暮らす、ちょっと不憫で心優しい怪物」がベストなんじゃないかという結論に至った。

ばか、始めなかった方の恋だけが正しく見えて 光るな都庁 #tanka

#ほんじつのBGM #ラブリーサマーちゃん #君と暮らせても

〈雑記〉
俺たちのケム〜〜‼️


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集