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背中を追いかけて

会津若松市地域おこし協力隊です。

突然ですが、
あいづっこ宣言」って知ってますか?
このような子どもに育ってほしい。
子どもを育てるときの会津の大人の思いを言葉にしたものです。

あいづっこ宣言

会津藩時代の子弟教育「什の掟(じゅうのおきて)」がもとになっており
「やってはならぬ やらねばならぬ ならぬことはならぬものです」
と結ばれています。
大阪弁で言うとーー。
「やったらあかんねん!やらなあかんねん!あかんもんはあかんねん!」
(なんじゃぜんぜん重みあれへんがなぁ)

 会津で誰もが知るあいづっこ宣言
町を歩けばいたるところでこの看板を見かけます。
ところが、
ちょっとアホな大阪出身の協力隊員
会津の誇りでもあるこの高邁な宣言を
どうも真正面から受け止めれないのです。
もちろん否定はしまませんが……

早朝から集まる行仁地区の住民

(ほんまにこんなんいるか?)
と思いながらも地元に溶け込もうとする協力隊員です。
担当する「行仁地区」の清掃活動に参加しました。
秋の環境美化清掃運動」が行われたのです。
早朝7時前からにぎやかになる行仁コミュニティセンター

行仁地区に住む住民の方々が自ら進んで集まります。
小さな子どもから高齢者の方まで
その数はみるみる膨らんでいきます。
(最後は優に100人くらい集まったんちゃうか)

稲荷山七日町線の道路

開始の掛け声とともに参加者が2チームに分かれ
東は千石通り、西は馬場通りを出発します。
そして中間にある行仁小学校を目指し
みんなで道路に生える草を刈っていくのです。

前日の雨で柔らかくなった土台から
草を引っこ抜いてはごみ袋に詰めていきます。
みるみる袋は草でいっぱいに。

一輪車に積まれたごみ袋

(大人と子どもがいっしょになって作業をするのがええなぁ)
次々と刈られていく草はごみ袋に詰められ
一輪車に載せて行仁コミュニティセンターへ向かいます。
そしてごみ袋が山のように積み上げられていくのです。
街を綺麗にしたいという住民の思いが山になるかのように。

ここで協力隊員はふと思います。
(わざわざあいづっこ宣言って声高らかに謳わんでええんちゃうん)

集められた刈草

子どもは自然と大人の背中を見て育つものです。
ということはーー。
人としての美しい姿を
行仁地区に住む大人は自ら行動することで
子供に教えているのではないでしょうか。
言葉じゃなくて、背中でーー。

「ありがとうございました」
「お疲れ様」
「いつまでもお元気で」
声を掛け合い意気揚々と引き上げていく大人の背中のカッコええこと。
お爺ちゃんもお婆ちゃんもおっちゃんもおばちゃんも。
子どもは、その背中をしっかり見ているのです。

カッコええお母んの背中

どうですか?
背中に見えませんか。
行仁っこ宣言」の文字がーー。

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