AIが怖いと感じている創作者へ――地道な創作が、いつかあなたを支える力になる
イラストを描いている人、音楽を作っている人、文章を書いている人など、創作活動をしている人はたくさんいると思う。私もその一人だ。
昨今、AIがどんどん賢くなって、人間のやることを肩代わりしてくれるようになった。その中で、創作という行為をAIに受け渡してしまう人も増えた気がする。AIによってランダムに出力したものを「自分が作った」と言い張り、SNSに投稿してしまう人もいる。
彼らは一体、何を求めているのだろうか。
きっと、承認や「いいね」を求めているのだろう。そして今は、AIイラストでもそこそこ反応が得られる状況にある。一定の人は反応してくれるし、自分の「いいね」のために「いいね周回(いいね集め)」をしている人もいる。
しかし、AIイラストを使って得られるのは、言っちゃ悪いがそういった「中身のない承認」だけだ。
私が思うに、彼らはイラストや音楽によって高い評価を受けている人たちの、その生活や佇まいといった、外から見える「上っ面」のところに憧れて、そうなろうとしているのではないか。
だからこそ、その承認を得られたときに、それまで目指してきたものがどれだけ虚しいものだったかに気づく。
評価されることに慣れてしまったら、その先には何もない。ただ「評価」されている自分がいるだけだ。しかも、その評価されている自分は、特技のほとんどの部分をAIに任せてしまっている。AIがなくなったら自分には何もできない。それでいいのだろうか。
自分より上手い絵を、ボタン一つクリックして生成できるツールがどれだけ増えたとしても、それがどれだけ優秀になったとしても、あなたが手書きで一から描き上げた絵、一から作り上げた音楽の価値が薄れることはない。
あなたが見ている世界で、あなた自身が感じたもので、積み上げた経験から出力されたそのイラストや音楽は、きっと唯一無二のものだからだ。
だからこそ、「自分の好きだと思ったこと」や「自分のやりたいと思ったこと」は、他のAIユーザーたちとしっかり区別してほしい。その欲求が、単なる承認やキラキラした生活に向いていないかというところは、注意した方がいい。
そういった上っ面の欲求ではなく、「これが表現したい」「これが見たい」「こういうものが世界にあってほしい」という純粋な欲求からこそ、創作活動は生まれてくるものだと私は思っている。その気持ちを、どうか大切にしてほしい。
AIはいずれ、いい形に収束していくと思う。今は過渡期なだけであって、何の工夫もなしに生成されたものの価値は、いずれ下がっていくはずだ。
そして状況が落ち着いたとき、自分が考えることをやめない方法で、自分の創作活動をより良い形でブーストできるツールに、AIはなっていくのではないか。そう予想している。
きっとそうなると信じているから、お互いに真摯に作品を作っていけたらいいなと思っている。
真摯に作り続けられれば、きっとどんどん上手くなっていく
AIが突然動かなくなっても、手が動く
もし世界がふりだしに戻っても、私たちは作ることができる
地道に、地道に、技術を磨いておけばいい
あなたの創作活動が、これからも続いていけますように。
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私は「わかる~~!」が限界突破した時にチップを投げていますね