2026年 男子テニス 全仏オープン(ローランギャロス)(ベスト32選手と組み合わせ)
グランドスラムの全仏オープンが現在開催中です!
2回戦まで終了し、5/29より3回戦が始まります。
本記事では、ベスト32の顔ぶれをご紹介しています。
優勝候補の早期敗退により大波乱が巻き起こる本大会どんな選手がいるのか、どこに注目するのか、8ブロックに分け適当に書いているので、是非ご覧ください!

第1ブロック 「大波乱!世界1位衝撃の敗戦とシード勢全滅のサプライズブロック」
J.セルンドロ 🇦🇷 -56位 (24歳)
-今季7勝
M.ランダルーセ 🇪🇸 -69位 (20歳)
-今季9勝 MS1000ベスト8×2
M.ベレッティーニ 🇮🇹 -105位(30歳)
-今季10勝
F.コメサーニャ 🇦🇷 -102位(25歳)
-今季6勝
今季ここまでマスターズ全5大会を完全制覇。史上2人目、そして史上最速となる24歳での「キャリア・ゴールデン・マスターズ」を達成し、この全仏オープンで悲願のキャリア・グランドスラム達成が有力視されていた世界ランク1位のJ.シナー選手。その絶対王者がまさかの2回戦敗退を喫し、テニス界に激震が走りました。
敗因となったのは、過酷な連戦による疲労の蓄積と、パリを襲った猛暑。シナー選手がストレート勝ちまであと1ゲームと迫った極限の局面から、J.セルンドロ選手が見事な大逆転劇を演じました。
さらに、このブロックではダルデリ選手をはじめとする他のシード3選手も2回戦までにすべて姿を消す事態に。シード勢が全滅するという最大のサプライズが起きた第1ブロックは、誰が勝ち上がってもおかしくない予測不能の無法地帯と化しました。
ここで俄然注目が集まるのが、20歳の新鋭M.ランダルーセ選手です。昨季までキャリア通算わずか2勝だったところから、今季はマスターズで2度のベスト8進出を果たすなど、ダークホースとして評価が急上昇しています。
一方で、不気味な存在感を放つのが30歳のM.ベレッティーニ選手。かつてグランドスラムの決勝を戦い、5セットマッチのタフな戦い方を熟知している百戦錬磨のベテランです。
混沌とした第1ブロックを抜け出すのは誰なのか、目が離せません!
●勝ち上がり予想: M.ベレッティーニ
第2ブロック「昨年のベスト8ティアフォーと未冠の欧州勢が集う波乱ブロック」
(Q) J.ファリア 🇵🇹 -115位(22歳)
-今季5勝
[19] F.ティアフォー 🇺🇸 -22位(28歳)
-今季21勝 ATP500準優勝 MS1000ベスト8
M.アルナルディ 🇮🇹 -104位 (25歳)
-今季4勝
R.コリニョン 🇧🇪 -62位(24歳)
-今季9勝
第2ブロックにも波乱が巻き起こっています。
第19シードのティアフォ―選手を除いて3名のシード選手が早期脱落となりました。
予選から勝ち上がったファリア選手は、ここまでストレート勝ちを続ける勢いを持ち、世界104位のアルナルディ選手はシードのフリークスポール選手や元全仏ファイナリストのチチパス選手を破る大金星を挙げ快進撃を見せています。
ベルギーのコリニョン選手はブロック最上位の世界5位シェルトン選手を堂々ストレートで打ち破るサプライズを起こしました!
勢い十分な欧州の若手選手達を第1第2ブロック唯一のシード選手であるティアフォー選手がどのように抑えるか、注目です!
●勝ち上がり予想: F.ティアフォー
第3ブロック「地元フランスを沸かせる17歳の超新星登場!トップシードの一角の調子はいかに」
[4] F.オジェ=アリアシム 🇨🇦 -6位(25歳)
-今季21勝 ATP250優勝 ATP500準優勝
[31] B.ナカシマ 🇺🇸 -35位(24歳)
-今季15勝 ATP250準優勝
(WC) M.クアメ 🇫🇷 -318位 (17歳)
-通算3勝
A.タビロ 🇨🇱 -36位(28歳)
-今季17勝 ATP500 準優勝
なんと、この全仏オープンでグランドスラムのベスト32へ姿を現したのは、地元が誇る17歳の超新星、M.クアメ選手です!17歳での3回戦進出は、2003年ウィンブルドンのナダル選手以来となる、男子テニス界におけるグランドスラム最年少記録。初戦で元グランドスラム覇者の大ベテラン、M.チリッチ選手を破る金星を挙げると、続く2回戦では5時間超えの大熱戦の末に劇的な逆転勝利を収め、この偉業を成し遂げました。2009年生まれの未来のスター誕生の瞬間に、ローラン・ギャロスは今、お祭り騒ぎの大熱狂に包まれています。
本来の大本命はトップシードの一角を担う第4シードのF.オジェ=アリアシム選手です。クレーサーフェスでのパフォーマンスを向上させつつある中、上位シードが次々と崩壊していくトップハーフの混沌を好機と捉えているはず。決勝進出へ向けて、このブロックを確実に突破することは絶対条件と言えます。
●勝ち上がり予想: F.オジェ=アリアシム
第4ブロック「現状決勝進出の有力候補が集う激戦ブロック!」
[10] F.コボッリ 🇮🇹 -14位 (24歳)
-今季20勝 ATP500優勝 ATP500準優勝
[18] L.ティエン 🇺🇸 -18位 (20歳)
-今季19勝 ATP250優勝 全豪ベスト8
[25] F.セルンドロ 🇦🇷 -26位 (27歳)
-今季22勝 ATP250優勝 MS1000ベスト8
Z.スヴァイダ 🇺🇸 -85位 (23歳)
-今季5勝
上位陣の波乱が相次ぐトップハーフにおいて、クレーを得意とする実力派たちが順当に駒を進めてきたのがこの第4ブロックです。(とはいえ、ブロックの最高位であった第6シードのD.メドベージェフ選手が1回戦で姿を消す波乱はここでも起きていますが……)
まず注目すべきは、キャリアハイに向けて突き進む第10シードのF.コボッリ選手。今季3月にATP500アカプルコで優勝を果たすと、クレーのATP500ミュンヘンでは世界3位のズベレフ選手を破る快挙を成し遂げて準優勝。トップ10入りをも射程圏内に捉える充実のシーズンを送っています。
そのコボッリ選手に立ち向かうのが、若手世代筆頭である第18シードのL.ティエン選手です。20歳という若さながら安定感は抜群で、前週のクレー大会ATP250ジュネーヴで優勝を飾り、最高の状態を維持したままこのパリへと乗り込んできました。
そして、クレー巧者として忘れてはならないのが、第25シードのF.セルンドロ選手。クレーサーフェスでのタイトル獲得実績も含め、適性の高さは文句なしの実力者です。第1ブロックで弟のJ.セルンドロ選手が世界1位のシナー選手を撃破するという大金星を挙げた今、狙うは「準決勝での兄弟対決」の実現。モチベーションに燃え南米強豪の戦いからも目が離せません。
●勝ち上がり予想: F.コボッリ
第5ブロック「堅守と攻撃型と怪童と予測不能の激戦区」
[8] A.デミノー 🇦🇺 -7位(27歳)
-今季19勝 ATP500優勝 全豪ベスト8
[26] J.メンシク🇨🇿 -27位(20歳)
-今季20勝 ATP250優勝 全豪ベスト16
N.ボルジェス 🇵🇹 -51位(29歳)
-今季11勝
[11] A.ルブレフ 🏳️ -13位(28歳)
-今季20勝 ATP500準優勝 MS1000 ベスト8
大波乱のトップハーフとは異なり、比較的シード勢が順当に駒を進めているのが、このボトムハーフの特徴です。
第8シードのA.デミノー選手は、クレーシーズンに入ってからやや勝利から遠のいていたものの、2回戦では勢いのある若手、A.ブロックス選手の途中棄権により運も味方に。予期せぬ形で体力を完全に温存したまま、勝負の3回戦へ挑むアドバンテージを得ました。
そのデミノー選手と激突するのが、第26シードのJ.メンシク選手です。今季、あの無敵のシナー選手を破った数少ない1人である20歳の怪童は、2回戦で持てる全力を限界まで出し切り、勝利の瞬間にはコートに倒れ込んで立ち上がれなくなるほどの死闘を演じました。満身創痍とはいえ、そこから勝利を掴み取った凄まじい執念は、タフなデミノー選手をも十分に苦しめる脅威となるはずです。
さらに、このブロックでは第11シードのA.ルブレフ選手も持ち前の爆発力をいかんなく発揮しています。1回戦では、前週のクレー大会・ATP500ハンブルクで優勝したばかりのブーセ選手を撃破。自身も前月のクレーATP500バルセロナで準優勝を飾るなど赤土での勢いをキープしており、実力者たちが集います。
●勝ち上がり予想: A.ルブレフ
第6ブロック「実力者、ホープ、レジェンドすべてが揃う超豪華の大激戦ブロック」
[15] C.ルード 🇳🇴 -16位 (27歳)
-今季22勝 MS1000準優勝 MS1000ベスト8
[24] T.ポール 🇺🇸 -21位 (29歳)
-今季26勝 ATP250優勝 ATP500準優勝
[28] J.フォンセカ 🇧🇷 -30位(19歳)
-今季12勝 MS100ベスト8
[3] N.ジョコビッチ 🇷🇸 -4位 (39歳)
-今季9勝 GS全豪オープン準優勝
まさに今大会屈指の豪華な顔ぶれとなった第6ブロック。ここをタフに突破した選手が、悲願のグランドスラム優勝へ向けてぐっと近づくことは間違いありません。
何よりも注目を集めるのは、勝ち残った32選手の中で「唯一のグランドスラム優勝経験者」となった第3シード、39歳のN.ジョコビッチ選手です。近年のグランドスラムはJ.シナー選手とC.アルカラス選手が9大会連続でタイトルを奪い合う時代が続いていましたが、その両者が不在となった今、史上最多を更新する「25度目のグランドスラム制覇」、そして「最年長グランドスラム優勝」の大偉業が一気に現実味を帯びてきました。年齢的にも巡ってきた数少ないチャンスを、生ける伝説が執念で掴み取りにいく姿は見逃せません。(そもそも、39歳にして第3シードに君臨していること自体がもはや規格外のバグと言えますが……)
そんなジョコビッチ選手に3回戦で立ち向かうのは、なんと20歳年下となるブラジルの超新星、第28シードのJ.フォンセカ選手です。19歳の若きスターであるフォンセカ選手は、今季のマスターズ大会でシナー、アルカラス、ズベレフといったトップ選手たちと相次いで対戦するという驚異的なドロー運(ミラクル)を引き当ててきました(いずれも敗れはしたものの肉薄する大善戦)。そして世界ランク4位のレジェンド、ジョコビッチ選手とグランドスラムの大舞台で激突するという、これ以上ない豪華なドリームマッチを迎えた今、若き怪物が大金星を掴むのかテニス界が息を呑んでいます。
しかし、このブロックにはもう1人の優勝候補、第15シードのC.ルード選手も控えています。過去に2度の全仏準優勝(ナダル、そしてジョコビッチに敗北)を誇る屈指の赤土のスペシャリストであり、直近のマスターズ1000ローマ大会でもファイナリストとなってシナー選手としのぎを削るなど、クレーでの充実度は今まさにピークを迎えています。
さらに、第24シードのT.ポール選手もこの3人に決して見劣りはしません。前週のクレー大会・ATP500ハンブルクで見事に準優勝を果たし、絶好調のままパリへ乗り込んできました。
実績十分の至高のレジェンド、復調した実力派、絶対的なクレー巧者、そして恐れを知らない超新星。すべてが揃った第6ブロックのサバイバルは、今大会最も贅沢な時間が流れる要注目のエリアです。
●勝ち上がり予想:N.ジョコビッチ
第7ブロック「実績あるノーシードの襲撃。主人公ホダルが迎える、タフなベスト8へのサバイバル」
A.ミケルセン 🇺🇸 -42位(21歳)
-今季18勝 MS1000ベスト16×2
[27] R.ホダル 🇪🇸 -29位(19歳)
-今季22勝 ATP250優勝 MS1000ベスト8×2
T.ティランテ 🇦🇷 -60位(25歳)
-今季16勝 MS1000ベスト16
P.カレーニョブスタ 🇪🇸 -89位(34歳)
-今季5勝
「新たな伝説の幕開け」と、今テニス界でまことしやかに噂されている超新星ーー。スペインのR.ホダル選手が控えているのが、この第7ブロックです。第7シードのT.フリッツ選手をはじめとする上位シード3名が早々に姿を消したことで、今最も注目を集める19歳の輝きが、ドローのなかでより一層際立つことになりました。
ホダル選手は、今年本格的にツアーデビューを果たしたばかりのまさに超新星。早くも赤土のクレー大会・ATP250マラケシュでツアー初タイトルを獲得すると、続くATP500バルセロナでベスト4入り。さらにクレーのマスターズ1000の2大会(マドリード、ローマ)で連続ベスト8進出という驚異的な快挙を成し遂げ、初出場となるこの全仏オープンで早くも第27シードの座を勝ち取りました。
グランドスラムという最高峰の舞台でもその勢いは全く衰えず、ここまでの2勝を含め、ツアーデビューからのクレーコート20試合の通算成績は衝撃の17勝3敗。これは、赤土の絶対的レジェンドであるN.ナダル選手や、史上最年少でのキャリア・グランドスラムを達成したC.アルカラス選手が、デビュー初期に残した「13勝7敗」という記録をも大きく凌駕する、まさに異次元のスタッツです。もはや「ただごとではない」クレーキング候補の誕生に、世界中が固唾をのんでその快進撃を見守っています。
そんなホダル選手と3回戦で対峙するA.ミケルセン選手も、21歳にしてツアーの最前線で戦うアメリカのニュースター。若い才能同士の非常にフレッシュで見応えのある激突となります。
さらに、このブロックにはマスターズ1000での優勝経験を持ち、東京オリンピックの銅メダリストでもある大ベテラン、P.カレーニョブスタ選手も健在。若い才能たちに牙を剥く不気味な存在として、元世界トップ10の意地から目が離せません。
果たして、スペインの新たな怪物がここも飲み込むのか、あるいは実力派たちがその進撃を止めるのか。未来のテニス界を占うサバイバルの行方に注目です。
●勝ち上がり予想: R.ホダル
第8ブロック「悲願達成へ最大のチャンス到来!世界3位は安定突破が最低条件」
[13] K.ハチャノフ 🏳️-15位(30歳)
-今季14勝 MS1000ベスト8
(LL) J.デヨング 🇳🇱-106位(25歳)
-今季3勝
Q.ハリス 🇫🇷 -80位(29歳)
-今季10勝 MS1000ベスト16
[2] A.ズベレフ 🇩🇪-3位(29歳)
-今季30勝 全豪ベスト4 MS1000準優勝 MS1000ベスト4×3
絶対王者C.アルカラス選手の不在、そして世界1位J.シナー選手の衝撃的な早期敗退。この歴史的な大変動を受けて、これまで何度も阻まれてきた悲願のビッグタイトル奪取へ、いま誰よりも激しく闘志を燃やしているのは第2シードのA.ズベレフ選手でしょう。
多くのテニスファンが彼のグランドスラム初制覇を切望しながらも、これまではBIG3、そして近年のシナーやアルカラスというあまりにも高い壁にその行く手を阻まれ続けてきました。しかし、シナーアルカラスを除けば今季の全豪オープンベスト4、そしてマスターズ1000での圧倒的な安定感(準優勝1回、ベスト4進出3回)という充実の実績を見ても、両雄が不在となったこのローランギャロスの舞台は、彼のキャリアにおいて「最大の好機」以外の何物でもありません。悲願のGS初制覇へ向けて、ここは絶対に落とせない勝負のトーナメントとなります。
ズベレフ選手の独走を阻む筆頭候補が、第13シードのK.ハチャノフ選手です。今季はここまでやや苦戦が続いていたものの、直近のクレーマスターズ1000ローマ大会でベスト8入りを果たすなど、この大舞台を前にようやく本来のエンジンがかかり始めました。大舞台でのタフさに定評がある実力者が、完全な「本命」となったズベレフ選手の重圧を突き、その進撃をストップさせるのか。ベスト8をかけた巨砲の逆襲にも要注目です。
●勝ち上がり予想: A.ズべレフ
勝ち上がり予想まとめ
各ブロックにも記載していますが、勝ち上がり予想(ベスト8)を勝手に予想します!結局かなりありきたりな予想ですが、参考にしてみてください。
結果は来週までのお楽しみです!
第1ブロック:M.ベレッティーニ -30歳 ➡QF
第2ブロック:[19] F.ティアフォー -28歳 ➡SF
第3ブロック:[4] F.オジェ=アリアシム -25歳 ➡QF
第4ブロック:[10] F.コボッリ -24歳 ➡F
第5ブロック:[11] A.ルブレフ -28歳 ➡QF
第6ブロック:[3] N.ジョコビッチ -39歳 ➡W
第7ブロック:[27] R.ホダル -20歳 ➡QF
第8ブロック:[2] A.ズべレフ -28歳 ➡SF
