んー、もっとガッツのあるところ見せてよねぇ "ズッズー" (PlayStation 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL)
義務教育真っ只中の辺りでしょうか。とある漫画を見て新たなSFマインドに目覚めた覚えがあります。それが士郎正宗さんが描くアップルシード(APPLESEED)でした。
元々SF大好きっ子で幼少期から義務教育迄の間にキャプテン・フューチャー/レンズマン/地球防衛軍テラホークス等のアニメ小説特撮人形劇の数々で栄養を摂取していたわけです。
そんな成長過程で氏の漫画は新たな感性とともに緻密すぎる絵と濃い解説付きで明確なビジョンを直接脳内に注ぎ込んでくる劇薬でした。
んー、もっとガッツのあるところ見せてよねぇ "ズッズー" (゚∀゚)ノ旦
— ぐらぼま (いも) (@Guraboma) March 2, 2026
義務教育真っ最中に士郎正宗氏に触れてしまったSF大好きモブキャラがプレイステーション版攻殻機動隊の緩シリアスな原作空気とX68なエグザクトによるゲーム性が忘れられず妄想語り止まらなくて文字数https://t.co/Zplu7MUZMo
そんな作品群のなかで今現在最もメジャー化したのは恐らく「攻殻機動隊」ではないでしょうか。
個人的にはアップルシードに連なる別視点というかサプリメントの位置付けにある作品と当時の私は捉えていた覚えがあります。
そんな攻殻機動隊が1997年に初代プレイステーション(PS1)でゲーム化されたんですよ。しかも開発はX68000ユーザーにはお馴染みのエグザクトで。

腐海を漁ってて浅層から発掘されたアクアレス・・・
音源知識があるとまた違った感想があるのかも
知れませんが、noteに書いているゲームミュージック
記事の題材にしようと思うくらいには好きな曲が
入ってますなぁ(゚∀゚) ロープアクションガ サエルゼ!エグザクトはX68000時代にアクアレスやエトワールプリンセスにジオグラフシール等々、名作を生み出してくれた会社です。知らない方には初代プレイステーションのジャンピングフラッシュ!(Jumping Flash!)と言えば伝わるかも知れません。
ゲーム内容としては壁面吸い付きスライドFPSとでも言うのでしょうか。高速移動する自キャラで敵を撃破するアクションシューティングゲームとなります。
乱暴な話で私がよく取り上げるスペースコンバットシムの親戚みたいなゲーム性でしょうか?
とはいえスペースコンバットシムの様に自由自在に飛べるわけではありません。地に足ついた場所が舞台ですから他のFPS同様に前後左右の地べたを這う平面移動が先ず基本の動きとなります。
そしてここからが本ゲームの特徴であり深いゲーム性を得た稀有なキャラゲーである部分、フチコマムーブ(勝手な造語)の話となります。
フチコマというのは士郎正宗さんお馴染みの多脚系ユニットで足先の車輪で走行したり、蜘蛛の糸ならぬワイヤーを活かしたジャンプやら壁張り付きやらまさに蜘蛛の様で蜘蛛を超えた動きが出来る乗り物です。
まぁ乗り物と言いましたが実際は優秀なAIでの自立行動が可能な一種のサポートロボットですね・・・その形状から想像出来ない程やたら個性的な性格をした(笑)

記事の最初の方で壁面吸い付きスライドFPSとその動きを例えましたが、そのフチコマならではという動きが上手い具合にゲーム中で再現されているのですよ。
地に足つく場所を高速移動し、身軽に敵弾を避けつつあらゆる場所から火力をお届けするちょっとかわいらしいその姿。

カーペットを掻き分けながら
前に
後述のキャラクターの纏う空気含めてほんとフチコマとシンクロできる最高のキャラゲーなんです。この動きがやりたくて自機に似たような動きが出来るフチコマを充てがったのか、フチコマの動きを再現してこの動きになったのか。この辺は開発者インタビュー辺りを見ないとわかりませんけど・・・んー当時何処かの雑誌に載ってなかったっけ?
士郎正宗さん自身がいくつかアイデアを出してたり、ジャンピングフラッシュの流れで開発にエグザクトを希望した等の話は当時も目にした覚えがあります。
設定とゲームの進行としては公安9課の新人隊員としてトレーニングにミッションにと挑んでゆく面クリア型となっています。トグサに後輩が出来たぞ!
先程フチコマらしい動きと表現したものに壁への張り付きがあるのですが、飛べない代わりに張り付いた状態で壁をスイスイと移動します。この動き、寧ろ原作以上(;´Д`)

ぐりんぐりんと動き回るぞ!
そして敵を蹴散らしボスを蹴散らし・・・その無茶振り馬車馬労働ぶりは確実に原作以上(゚д゚)ノ コンドコソ ハンランダー!
ゲーム性も高く当時はもちろん恐らく今でもアクションとしてとても楽しめる出来栄えなのですが、やはりこのゲームを名作たらしめているポイントは「攻殻機動隊」の世界観を補完する高クオリティなアニメーションですね。
個人的にツボなのはいくつか用意されているトレーニング評価のひとつ、少佐からの通信シーンですね。「んー、もっとガッツのあるところ見せてよねぇ(ズッズー)」と少し呆れ気味な少佐がストローで飲み物を啜るシーンはかなり笑えます。

劇場版は勿論、後のTV版からもイメージし難い陽気な少佐ですね(笑)
別にこの陽気な少佐をメスゴリラ推ししたいとかそんな話ではないのですが、映画版の少佐しか知らない方にも一度目にして頂きたい姿だと思うわけです。苦手でもヨシ!別腹としていけるなら満腹になれヨシ!!
さて、発売からもうかなりの年月が経ってしまったのでもしかすると似た挙動を楽しめるゲームも存在するかもしれません。それでも自身が公安9課の一員として、或いは大切な何かに気がつきつつあるフチコマとして自らの業前で攻殻機動隊の世界を闊歩できるのは恐らくこの作品だけでしょう。
さて、最後に触れておきたい話題として攻殻機動隊が再度アニメ化されるそうです・・・しかも原作寄りな雰囲気のものが。
こう書くと「お、それで旬なネタとなる攻殻機動隊のゲームに触れたのか・・・やるじゃん!」と思われそうですが実際はストック箱で燻っていた本記事を「ヤベェ、また周回遅れにされた!」と慌てて完成まで漕ぎ着けたのが内情です(;´Д`) ダメジャン
一応私はアニメの攻殻機動隊をだいたいは観ているのですね。それぞれが素晴らしい出来だと思ってはいます。
それでも原作の空気を纏ったプレステ版のことがずっと忘れられなかったのですよ。
本文中の陽気な少佐の部分で触れたように、映画版大好きな人には違和感があるのかも知れないですけど原作の攻殻機動隊ってちょっとばかし緩い雰囲気があるのですよね。

トイレから出られず徹夜(゚∀゚)」と陽気に語る
バトーを見る少佐の表情がwww
緩いといっても十分暴力的だしシビアな世界観なのですが。でもその中で独特なセンスのユーモアが溢れているのです。
与太話からスッと表情が変わるところなんか必見!なので映画版しかない頃は「攻殻機動隊」の話を振られても相手との内心での温度差は半端なく、後にテレビシリーズのSTAND ALONE COMPLEXが放映されるに至って方言の差はありつつもようやく同じ言語で話せるになった感じです。タチコマが可愛くて良かった!
攻殻機動隊に関して原作こそ至高的な意図は全く無いのですけど、やはりあの原作の空気を纏った形で映像化が成されるのはちょっと期待してしまいます。
(゚∀゚).。oO(んー、ちょっと楽しみにしてますからね!"ズッズー")
草薙素子こと少佐の担当声優は今回扱ったプレイステーション版が鶴ひろみさんですね。幅広い役柄のなかでもドラゴンボールのブルマ役が特に有名ですね。そして映画版とテレビシリーズは田中敦子さんで世間的には田中さんの声が草薙素子の声と認識されているかと思います。とはいえ本作の陽気な草薙素子は鶴ひろみさんで正解だなと思う程こちらもハマり役ではあるのです。
田中さんはFate/stay nightでキャスターを演じていたりとオトナの女性独特の色香というかしっとりねっとりとした表現力が凄まじいですね。
お二人とももっと様々な役を演じて欲しかったですねぇ。
あ、この話の流れだとフチコマを演じた三輪勝恵さんもですね・・・きーてよーパーマン、ぼくのとこーろへー(TдT)ノシ
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)
