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noouchi
日記|カフェラテの欲求
カフェラテが、飲みたい。おしゃれな単語が使いたいだとか、そういうことではなく、単に毎日のルーティーンにカフェラテを飲むということが組み込まれているからして、体が自然と渇望するようになったのであった。しかし、冷蔵庫を開けてみると牛乳がない。今日のミッションは別にあるというのに、ささやかな一日の始まりに、まず牛乳を買いに走るというタスクが組み込まれてしまった。
朝から『ハンチバック』を読み、怒涛の感情を浴び、少しエモーショナルな気分になりつつ、ソファに寝転んでいる怠惰な私が重い腰を上げるまでに、朝食と洗濯を済ませる必要があった。しかし、やはり牛乳――カフェラテがないことは、11時を過ぎると違和感となって押し寄せた。
部屋に鍵をかけ、エレベーターを降り、最寄りのコンビニへ、ただその一つのアイテムだけを買いにゆく始末である。だから、買い物は計画的にしておいた方が良い。自分の思い描いたゆとりのある日常を、彩れないからである。洗濯機がそろそろ完了の音を立てようとしている。今日もまた、まだ半日だが、一日を積み上げた気分だ。
