#12【2025年最新版】建築パースの費用相場と料金目安完全ガイド|依頼前に知るべき価格のすべてと、そのポイントとは??
はじめに
「建築パースって、1枚いくらですか?」
ビジュアル制作の現場で働いていると、ほぼ必ず耳にする質問です。
そして、正直に言うと、この問いに即答するのはむずかしいんです。
なぜか。
“建築パース”という言葉の中には、実はとても広いレンジが含まれているからです。
図面の形状をそのまま起こしただけの確認用
光の演出や素材感まで設計し、世界観を表現したビジュアル
同じ「外観パース」という1枚でも、
5万円で作れるものと30万円以上かけて磨き上げる一枚が存在します。
これが、価格が5倍以上開く理由です。
さらに言えば、海外ではこの分野をArchitectural Visualization(建築ビジュアライゼーション)と呼ぶのが一般的です。
建築を“ただ描く”のではなく、空間の意図や光の美しさまでを、伝わるビジュアルとして翻訳する仕事。
それが建築ビジュアライゼーションの本質です。
日本ではまだあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、GRUNDはまさにこの建築ビジュアライゼーションとして制作を行っています。
図面の再現ではなく、設計者の考えや空間の温度まで描き出すことを目的にしています。
この記事では、検索性を考慮し「建築パース」という言葉を用いながら、その奥にある“建築ビジュアライゼーション”の視点も交えて解説していきます。
第1章 建築パースの費用相場はいくら? 【2025年最新版】
建築パース(建築ビジュアライゼーション)の費用は、制作目的や建物規模によって大きく異なります。
「一枚いくら」と単純に言えないのは、“何を伝えるための一枚か”によって、必要な技術や工数が変わるからです。
以下は、2025年時点での建築パース1枚あたりの平均相場です。

同じ「外観パース」でも、確認用のシンプルなものと、プレゼンや広告用に“魅せる”ためのものでは、価格が何倍も違います。
もちろん制作ボリュームや内容も価格に影響しますが、今回はざっくりと説明しますね。
・図面どおりに形を立ち上げるだけなら、4〜10万円程度。
・光の設計や素材表現まで詰めていくと、15〜30万円。
・印刷物や広告に使う品質となると、30万円を超えるケースもあります。
わかりやすく服にたとえると、ちょうどこんな感じです。
4〜8万円のパース:ファストファッションのきれいめセットアップ。
形は整っていて、日常で着るには十分。
ただ、量産型だから“自分らしさ”や“個性”までは出せない。15〜30万円のパース:デザイナーズブランドのジャケット。
シルエットや生地の表情まで計算され、着た瞬間に“違い”が出る。
建築パースでいえば、提案資料やプレゼンなど“伝えるための一枚”。30万円を超えるパースは、一着ずつ仕立てるオーダーメイド。
ボタンの位置から糸の太さまで、すべて要望と目的に合わせて設計されている。
それ自体が作品であり、ブランドを象徴する存在。

建築パースも同じです。
「どんな完成度で、誰に見せたいか」によって、必要な工程も求められる感性も変わります。
そして、その深度の違いが、そのまま価格に表れます。
第2章 建築パースの価格の決まり方【5つの要素】
建築パース(=建築ビジュアライゼーション)の価格は、決して「クリエイターの気分」で決めているのではありません。
相場を理解するためには、まずこの5つの要素を押さえておきましょう。

① 建物の規模と複雑さ
最も単純で、最も影響が大きいのがこれです。
外観パースでいうならば、建物の階数、構造、外構、植栽、開口部の多さなどなど、要素が増えるほどモデリング(立体化)に時間がかかります。
たとえば、
・シンプルな箱型住宅のモデル→半日で立ち上がる。
・曲面やガラスファサードが多いオフィスビル→形をつくるだけで丸1〜2日以上必要。
📍費用を抑えるコツ①:
「ここは見えないので省略してOK」など、見せたい範囲を最初に共有すると、モデルを効率的に作れる=コストを抑えやすくなる。
② 仕上げのクオリティ
光の設計・素材の質感・トーンバランス──この部分が“リアルかどうか”の差を生みます。
たとえば、
・図面どおりに立ち上げて単純な昼光を当てただけの状態
・朝日・夕景・照明演出まで調整した仕上げ
この2種類では、印象がまったく違います。
そして、ここは単なる「レンダリング時間」ではなく、クリエイターの建築理解と美的判断が最も求められる領域です。
📍費用を抑えるコツ②:
仕上げを指定するときは「リアルに」ではなく、
「どんな印象にしたいか(静かな・明るい・上品な)」を伝えると、伝達の精度が上がる。
③ 修正回数
見積もりに大きく影響するのが「修正工数」です。
1回の修正は小さくても、5回繰り返すと工程がぐんと延びるのが現実。
その都度、確認のやり取りを繰り返すため1週間では終わらないでしょう。
よくあるのが「少しだけ明るく」などの曖昧な指示で、実際に描き直してみたら「もう少し前の方がよかった」──というループ、、、
この往復が、時間もコストも最も無駄にします。

📍費用を抑えるコツ③:
修正は“まとめて伝える”が鉄則。
各所から意見がバラバラに届くと、その分レンダリングを繰り返す場合もあり、追加コストに直結する。
④ 納期
「なるはやで」と言われた案件ほど、結果的に見積が上がる理由。
建築パースの制作は、見た目以上に“時間を積み重ねる仕事”です。
モデリング、ライティング、レンダリング──
どの工程も「待ち時間」が発生し、急ぎ対応ではその分人の手を増やす必要が出てきます。
つまり、“急ぎ=追加作業”という構図。
たとえば通常2週間の制作スケジュールを5日で終わらせる場合、夜間レンダリングや複数クリエイターでの分担が必要になります。
この調整コストが、結果的に見積を押し上げる原因です。
一方で、納期にゆとりがある案件は、同じ内容でも効率的に進められる=コストを抑えやすいことがあります。
品質を落とさず、価格を抑えたいなら、「早めに相談する」ことが一番の節約です。
📍費用を抑えるコツ④:
内容が確定していなくても、まず「こんな案件がありそう」「納品希望日」だけ先に伝えまる。
制作側はその時点でスケジュールを確保でき、タイトな納期による追加費用を避けることができる。
「なるはやで・・・」に関して、短くて読みやすい【3分コラム】の記事もあるのでぜひご参考ください。
⑤ クリエイターのレベルと制作体制
最後に、誰が作るか。
これが品質と価格の最大の差を生みます。
建築の構造を理解し、光や素材の意味を読み取れる人は、“見た目が正しい”だけでなく“設計者の意図を再現できる”。
その結果、修正が少なく、完成度が高く、結果的に納得できる費用感になります。
一方で、安価な外注では「図面は合ってるけど、雰囲気が違う」「正しいんだけど心が動かない」仕上がりになることもあるでしょう。
📍費用を抑えるコツ⑤:
価格だけでなく、“どんな作品を作っている人か”を見る。
その人の得意なテイストが、あなたの案件で表現したいイメージとマッチすることで、仕上がりの説得力と満足度は何倍にも変わる。

建築パースの見積を見比べるときは、この5要素のうち、どれにどれだけの工数がかかっているかを意識してみてください。
「早くて、安い」が必要な時、「時間と費用はかかるけど、完成度が高い」ものが必要な時、シチュエーションによって使い分けることが重要ですね。
そうすれば、単純に「高い/安い」ではなく、「どこに価値があるか」で判断できるようになります。

同じ建物を複数アングルで制作する場合、共通のモデルや素材を活かせるため、効率よく制作できます。
そのため、内容によっては1カットあたりの単価を調整できる場合があります。
必要なカット数を最初に共有しておくと、見積もりのブレを防ぎ、全体の予算設計がしやすくなります。
第3章 建築パースの価格と品質、その境界線
「パース1枚の値段」と言っても、実際には“何をどこまで作り込むか”で費用は大きく変わります。
まずは、価格帯の全体像を整理してみましょう。

【各価格帯の特徴】
◻︎〜¥50,000:図面的・簡易的
建物の形状やボリュームを確認するためのパース。
図面の再現が目的で、ライティングや質感の演出は最小限。
設計検討の初期段階など、“社内確認用”に向いています。
最近では、CADソフトやAIの成長も著しいこともあり、確認用のイメージパースであれば社内でつくっている会社の方も多いと思います。
◻︎¥50,000〜¥150,000:標準品質
住宅案件で最も多いレンジ。
形状・光・質感を整え、きれいで正確な絵を目指す。
施主への説明や一般的なプレゼンには十分ですが、「印象に残る」ほどの演出力はまだ弱めです。
◻︎¥150,000〜¥300,000:高品質(GRUND対応)
GRUNDが主に制作するクラス。
構図・照明・素材感までデザインし、見る人に届く一枚を仕上げます。
プレゼン、Web掲載、提案資料など“伝える”だけでなく“惹きつける”用途に最適。
建築の世界観や設計意図を可視化する“ビジュアライゼーション”の領域です。
◻︎¥300,000〜¥600,000以上:最高品質(GRUND対応)
広告・冊子・展示会など、“作品として見せる”ためのビジュアル。
光や構図を緻密に設計し、写真のような完成度を目指します。
一枚の制作ごとにアートディレクターが入り、ブランドや建築思想そのものを表現します。

金額が上がるほど、実際に手を動かす作業量が増えるのはもちろんですが、本当の違いは「考える工程」がどれだけ含まれているかにあります。
そして、CGクリエイターやデザイナーと呼ばれていても、「考える」スキルとセンスを持っている人は決して多くありません。
建築をどう見せるか、どの光を拾い、どんな印象で伝えるか。
そのすべてを設計し“意図をビジュアルに翻訳する力”こそが、ハイクオリティと呼ばれる建築ビジュアルの最大の価値です。

第4章 こんな時はいくらくらいのパースがいいの?
ここまでで、建築パースの価格の“仕組み”と“品質の違い”を整理しました。
では実際に、あなたの案件ではどの価格帯を選ぶべきか?
4章では、目的別に「どんなときに、いくらくらいのパースが適しているか」を紹介します。
あくまで目安ですが、制作目的や使用媒体によって「適正価格帯」は明確に変わります。

【まず押さえたい:価格帯ごとのざっくり目安】

① 図面的・確認用パース(〜¥80,000)
〜¥50,000:
簡易なボリューム確認用。図面から形状を立ち上げ、陰影を軽くつけた程度。
設計の初期段階で、構成や比率を確認する目的に向きます。¥50,000〜¥80,000:
検討・方向性共有用。
建物の基本形状とマテリアル感をざっくり掴むためのパース。
打合せ・社内確認・案出しの比較など、スピード重視の用途に最適。
この価格帯はスピード重視。
短納期の場合や複数案を提出する必要があるプロジェクトに最も向いています。
② 住宅の外観パース(〜¥300,000)
〜¥100,000:
方向性の提示用。 図面+αの簡易表現で、全体のボリュームや雰囲気を把握。
初期段階の検討や、設計の方向性を共有する際に使われます。¥100,000〜¥150,000:
提案・施主確認用。 図面と素材の整合をとり、リアルな見え方を確認。
構図やトーンをある程度整えた、実務的にちょうど良い品質です。¥200,000〜¥300,000:
広告・販売ページ掲載など、“魅せる”品質。
光・構図・素材感を緻密に設計し、見る人に印象を残す一枚。
GRUNDではこのレンジを中心に制作しています。

昼景+夕景など、アングルを共通化することで、1カットあたりの単価を調整できる場合があります。
同じモデルデータや構図を活かせるため、制作効率が上がり、全体コストを抑えやすくなります。
③ 住宅の内観パース(〜¥250,000)
〜¥100,000:
配置やレイアウト確認用。 家具・照明・素材を仮設定した状態での方向性確認。
図面的で“伝える”よりも“整合を見る”段階です。¥100,000〜¥150,000:
提案・打合せ用。 光や反射を整えて、空間の印象を共有。
設計者と施主が“イメージをすり合わせる”ための品質です。
オーナーや施主にがっかりされないためにも、確認用パースよりも品質に気をつけたいところです。¥200,000〜¥250,000:
広告・SNS・Web掲載用。
質感・光・構図を細部までコントロールし、実際の写真と並べても遜色ないレベルの仕上がり。
ただリアルなだけでなく、「どんな印象で見せたいか」をデザインとして設計するのがこのクラスの特徴です。
GRUNDではこのレンジを中心に制作しています。
④ 商業施設・店舗の内観パース(〜¥500,000)
〜¥150,000:
コンセプト共有用。
ゾーニングやボリューム確認のための初期ビジュアル。
素材や照明は仮設定で、空間の方向性をすばやく可視化することが目的です。¥200,000〜¥350,000:
提案・プレゼン用。
素材感・照明計画を反映し、空間の世界観を整理。
提案書やクライアントプレゼンにちょうどよい品質で、“空気感まで伝える絵”を目指します。¥400,000〜¥500,000:
ブランド案件・広告用。
照明・什器・素材を厳密に再現し、空間ブランディングの一部として使用されるレベル。
実際の竣工写真に近い完成度で、“ブランドの世界観を先に見せる”役割を果たします。

商業案件では「正確さ」よりも、“印象設計”が価値になります。
店舗やショールームなどは、来店するお客様の層によって“魅せ方の正解”が変わります。
つまり、そのブランドや商品にとって“伝えるべき客層”を想定して描くことが大切です。
誰にどう見せるか、どんな印象を残すか。
その一つひとつを設計していくからこそ、そこに関わる人数が多い商業パースの価格は自然と高くなっていきます。
⑤ マンション・大規模建築(〜¥1,000,000以上)
〜¥400,000:
販売資料・パンフレット用。
清潔感とリアルさを重視した外観ビジュアルで、パンフレット・チラシ・販売サイトなどに掲載しても自然に見える標準品質。
周辺環境や植栽は簡略化しつつも、建物の印象を正しく伝えるバランス型です。
モデルルームや共用部とセットで依頼する場合にも採用されることが多いレンジ。
¥400,000〜¥800,000:
広告・印刷用。
光や環境演出を丁寧に作り込み、より上質なトーンへ仕上げるクラス。
建物単体の美しさだけでなく、“空気感”や“時間帯の印象”まで演出します。
夕景・夜景など複数パターンを統一トーンで制作するケースも多く、広告・ポスター・大型パネルなど、印刷物での展開を前提とする案件に最適。¥800,000〜:
展示会・広告展開・映像連携などのハイエンド案件。
一枚ごとにアートディレクターが入り、光・空気・周辺環境・人の動きまで設計します。
ビジュアル単体で完結するというより、ブランド体験の一部として機能する絵。
紙・映像・Web・大型スクリーンなど、複数媒体で展開される前提のため細部の作り込み・構図設計・ポストプロセスのレイヤー管理まで徹底します。
⑥ コンペ・プレゼン用パース(〜¥500,000)
〜¥150,000:
検討段階の提案資料向け。
図面からラフ案を立ち上げ、全体の方向性を共有するためのビジュアル。
まだ確定していない設計案を“形にして考える”段階に向いています。
照明や質感は簡易的ですが、アイデアの意図を素早く伝えるスピード重視の制作。
¥200,000〜¥300,000:
中間プレゼン・社内審査用。
図面整合を取りながら、構図・光の演出を加えて“印象”を整えるバランス型。
素材の方向性をある程度反映させ、「見せ方」まで含めた設計検討に対応します。
設計意図と世界観を両立させたい段階でよく選ばれるレンジです。¥300,000〜¥500,000:
最終プレゼン・審査用。
印象設計を重視し、“伝える”を超えて“惹きつける”品質。
光・構図・カメラの高さ・彩度など、見る人の印象を計算してデザインします。
「理屈でなく感覚で選ばれる」瞬間をつくる絵。
コンペ勝率を上げたい建築事務所やデザイン会社で採用されるクラスです。

コンペでは「正確さ」よりも、“伝わる構図”が成果を左右します。
限られた時間とカット数の中で、何を見せ、何を切り取るか。
そこを早めに共有することで、演出設計を含めた戦略的な提案が可能になります。

第5章 建築パースの依頼前に確認しておきたい【3つのポイント】
「相場もわかったし、予算の目安も決まった。では、実際に依頼するときは何を伝えればいいのか?」
ここでは、発注時に押さえておくべき3つのポイントを簡単に紹介します。
どれも“仕上がりのクオリティ”と“見積の正確さ”を左右する大切な項目です。

① 使用目的を明確にする
パースの価格は、「何のために使うか」で大きく変わります。同じ外観パースでも、
打合せ用なのか
提案プレゼン用なのか
販促・広告用なのか
目的によって、求められる完成度がまったく違います。
最初に「このパースは何に使う予定か」を伝えるだけで、どの程度のクオリティが適しているのか、制作会社やクリエイター側からの提案も可能です。
② イメージを共有する
「明るく」「高級感を」「ナチュラルに」 こうした言葉の印象は、人によって驚くほど違います。
そのため、参考画像を数枚共有するだけで、言葉の“ズレ”を大幅に減らすことができます。
特におすすめなのは、以下の3タイプを揃えること。
「こういう雰囲気が好き」
「これは違う」
「この光や構図が理想」
「伝わる打合せ」をするためには、文章よりも視覚的な情報共有が最も効果的です。

よく「こういう雰囲気にしたい」というGOODイメージを共有していただくことがあります。
それと同じくらい「こういうイメージは違う」「この雰囲気はNG」などのBADイメージを共有していただくこともとても助かります。
“どんな絵を目指すのか” “避けるべきはどんな絵なのか”が定まることで、制作は驚くほどスムーズになります。

③ 納期と修正の範囲を確認する
納期と修正は、もっとも誤解が起きやすい部分です。
制作は“順番に積み上げる作業”なので、スケジュールが後ろ倒しになると、その分だけ全体のクオリティにも影響します。
いつまでに初稿が必要か
修正は何回を想定しているか
最終納品のデータ形式は何か
この3つを最初に決めておくだけで、進行が圧倒的にスムーズになります。
特に修正回数の想定は、「どこまでが調整で、どこからが再制作か」の線引きを明確にすることがポイントです。
短納期でも「段階を分けて確認する」方が、結局は早く仕上がります。
「最初の確認は何日まで、最終納品は何日まで」と途中段階での確認工程も予定しておくと効率的です。
途中で方向を合わせる時間を取ることで、依頼する側は“意図とズレるリスク”を減らせ、制作する側も“無駄な修正作業”を防ぐことが可能です。
まとめ|建築パースの価格は、“絵づくりの深さ”で決まる

建築パースの費用には、明確な理由があります。
建物の規模、仕上げのクオリティ、修正回数、納期、そして誰に見せたいか。
この5つの要素が組み合わさって、最終的な価格が決まります。
価格を比較するときに大切なのは、「安いか高いか」ではなく、“目的に合っているかどうか”。
打合せ用には打合せの正解があり、広告用には広告の正解があります。
同じ1枚でも、求める完成度が変われば、制作の工程も変わります。
安いから悪い、高いから良い──そうではなく、価格は“考える量と深さ”の差に過ぎません。
大切なのは、利用するシチュエーションに合った品質を選ぶこと。
目的に合わせて適切なクオリティを選ぶことが、結果的に最もコストパフォーマンスが高くなります。
そして、その一枚が “誰に・何を伝えるためのものか” を意識できたとき、建築パースはただの完成イメージではなく、建築の価値を伝える最初のプレゼンテーションになります。
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