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レコード・カヴァーが囁く夜 [ロック名盤の部]|極私的プレイリスト

また夜がやってきた。
ひとりの部屋で静かに音楽を楽しんでいると、どこからかだれかの囁きが聞こえる。
振り返ってもそこにはだれもいない。
壁に掛かったアナログ・レコードのカヴァーがあなたを見下ろしているだけ…

レコード・カヴァーが囁く夜2夜目、今回はロックの名盤との誉高い作品からいくつか選んでみました。

◎ ◎ ◎

「うわぁビックリした!定吉!こんなところに突っ立ってんじゃないよ!」

「English Rose」
Fleetwood Mac
(1968)

女将さんは女手ひとつでこの店を江戸で五本の指に入る大店おおだなにしたすごい人なんだ。
おいら達みたいな使用人にもいつも優しいんだけど、さっき裏口でバッタリ鉢合わせした時は、おいらちょっとチビっちゃったよ…

「このアルバムこの一曲」
♪ Albatross

◎ ◎ ◎

「あれ?ストーブって消してきたっけ…?」

「The Living Legend」
Baby Huey
(1971)

えーとテレビは消した、メダカに餌もあげた、鍵もちゃんと掛けてきたよね。
…どうだっけ?ストーブ。
あーもう新幹線が出る時間だぁ…

「このアルバムこの一曲」
♪ Mighty Mighty

◎ ◎ ◎

「ああ、それが彼が拾われた日のお爺さんだそうだ」

「 IV 」
Led Zeppelin
(1971)

山深い寒村で我々はようやくその家を見つけ出した。
彼らが持ち帰った財宝はすでに使い果たされたらしく、今にも崩れそうなあばら屋で、痩せこけた犬と猿が答えてくれた。
雉と桃太郎は、どこにも姿がなかった。

「このアルバムこの一曲」
♪ Rock And Roll

◎ ◎ ◎

「あなたが落としたのはこのギブソンESですかぁ?それともこっちのダン・アームストロングですかぁ?」

「Get Yer Ya-Ya’s Out!」
The Rolling Stones
(1970)

木こり「いや、俺が落としたのは斧で…」
ヘンな神さま「そうですか、ではあなたが落としたのはこのギブソンESですかぁ?それともこっちのダン・アームストロングですかぁ?もしかしてあっちのギブソンSGですかぁ?」
木こり「……」

「このアルバムこの一曲」
♪ Street Fighting Man

◎ ◎ ◎

「ちょっとそこの男子!あんたも掃除サボる気?」

「Parallel Lines」
Blondie
(1978)

「デビーってさ、あの怒った顔がたまんないよな」
「そうそう、俺なんか1日1回はデビーに叱られたーい❤️」
「隣のクラスのマドンナなんかより、やっぱ俺たちのデビーだぜ!」

「このアルバムこの一曲」
♪ Heart Of Glass

◎ ◎ ◎

ロジャー・ダルトリー「どうするー?もう明るくなってきちゃったよー」

「Who’s next」
THE WHO
(1971)

キース・ムーン「確か西口の方にまだやってる店あるぜ」
ジョン・エントウィッスル「なぁラーメン食いたくね?」
ピート・タウンゼント(最近キレが悪くなってきたな〜…)

「このアルバムこの一曲」
♪ Won't Get Fooled Again

◎ ◎ ◎

毎度申し上げますが、各盤のファンの皆さま、お許しあれ。



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