やめないために、ハードルを下げる―― 好きな音楽との距離の話
マイブラが来ているようです。
昨日ライブがあったらしく、X(ツイッター)では興奮混じりの投稿をいくつか見かけました。
でも僕は、今回はもういいかな、という感じです。
言っておきますが、僕の中ではマイブラ、ピクシーズ、チボ・マットは、憧れであり、尊敬していて、今でも大好きな三大バンドです。
だから行かない、という判断は、嫌いになったとか、興味がなくなった、という話ではありません。
前回も行っていません。
ただ、前々回は行っています。
あれは良いライブでした。
でも今回は、新しい何かが見られる気がしなかった。
言い方を変えると、自分の中で「更新」が起きるとは思えなかった、という感じです。
物価も上がり、外タレのチケットは正直かなり高い。
それも無視できない理由ではあります。
ただそれ以上に、「記念」ではなく「自分にとって意味があるかどうか」で選んでいる、という感覚がありました。
最近、こういう選び方をしている気がします。
行けない、というより、選んでいる。
先生が言っていたのですが、ギターを弾くハードルが高い状態は、あまり良くないそうです。
準備が大変だと、結果的に弾かない日が増えてしまう。
考えてみると、うちの環境もまさにそうで、
物をどかして、スタンドを立てて、ギターを出して、電源を入れて、設定をして……
そこまでしてようやく音が出る。
一つ一つは大したことがないのに、全部合わせると、気持ちのハードルがかなり高い。
弾かないのは、やる気がないからじゃなくて、環境の問題だったのかもしれません。
今朝、ラブサマちゃんがラジオで「自惚れ」の話をしていました。
自分で自分のことを、積極的に認めてあげること。
「オレってすごくね?」って言い続けること。
最初は冗談みたいに聞こえましたが、考えてみると、これは自己否定への対抗手段なんだと思いました。
根拠があってもなくてもいい。
とりあえず、自分を雑に扱わないための言葉。
今日一日、いろいろ考えてきましたが、
結局たどり着いたのは、「無理をしないで続けるにはどうするか」というところでした。
全部行かない。
全部やらない。
完璧にしない。
でも、やめない。
ハードルを下げて、選びながら、少し自分を肯定しつつ、続けていく。
今はそういう感じがいいと思っています。
