見出し画像

ギターが5本になった人間が、本気で選ぶギターラック3選

こんばんは!どうも、僕です!!

先ほど、「僕にはギターが5本ある。たぶん、もう十分だ。」という記事を書きました。

我ながら、なかなか良いことを書きました。

今あるものを大切にしよう。

物を買っただけで人間は変わらない。

50代になった今、僕に必要なのは6本目のギターではなく、今ある5本をもっと弾く時間なのだ。

そんなことを書きました。

そして記事を書き終えた僕は、ギターラックを検索しています。

人間というものは、なかなか変わりません。

ギターは買ったら、どこかに置かなければならない

当たり前の話なのですが、ギターを買うと、そのギターを置く場所が必要になります。

ところがギターを買うときの僕たちは、そんなことをあまり考えません。

ピックアップは何が載っている。

ボディ材は何だ。

ネックはどうだ。

何年製だ。

この色は珍しい。

海外ではいくらで売られている。

中古相場はどうなっている。

そこまで調べるくせに、

「ところで、これ家のどこに置くんだ?」

という非常に重要な問題については、なぜか後回しになります。

ギターを買えば部屋まで広くなるような気がしているのでしょうか。

なりません。

ギターだけが増えます。

僕の家には現在、ギターとベースを合わせて5本あります。

そして、すでに5本用のギターラックもひとつ持っています。

だったら問題ないじゃないか。

その通りです。

5本の楽器と5本用のラックがあります。

算数としては完璧です。

ただし、「置ける」と「余裕を持って置ける」は、どうやら同じ意味ではありません。

ボディの厚みも違います。

ストラップを付けっぱなしにしているものもあります。

Bigsbyの付いたギターもあります。

5本用に5本をきっちり詰め込むより、もう少し余裕が欲しくなってきました。

そこで僕は考えました。

もうひとつ5本用を買えばいいのではないか。

5本しか持っていないのに、10本置けるようになります。

かなりの余裕です。

もちろん、空いている5本分を埋める必要はありません。

ここは非常に重要なので、自分自身に向けてもう一度書いておきます。

埋める必要はありません。

これは物欲ではありません。環境整備です

ギターを買うわけではありません。

今持っているギターを安全に、そして快適に置くためのラックを買うのです。

これは物欲ではありません。

環境整備です。

人間は買い物をするとき、実に便利な言葉を発明します。

しかし今回は、本当に必要性があります。

たぶん。

そこで5本用を中心に調べてみると、候補が3つ出てきました。

そして困ったことに、どれもそれぞれ違う理由で良さそうなのです。

1.RockStand by Warwick――僕の財布はこれを推しています

最初は、RockStand by Warwickです。

5本のエレキギターやベースを置ける、非常に分かりやすいラックです。

金属製のフレームに、楽器が触れる部分にはフォームパッド。

折りたたむこともできます。

こういうものでいいのです。

僕はギターラックにBluetoothも液晶画面も求めていません。

ギターが倒れなければいいのです。

そして何より、この3つの中では比較的買いやすい価格です。

ここが大きい。

ギターラックというものは少し不思議な商品です。

ギター本体には何万円、場合によっては何十万円も出す人間が、スタンドになると突然、

「高いな……」

と言い始めます。

僕もその一人です。

数万円のエフェクターを見ながら「まあ、このくらいするよな」と思うのに、ギターラックが1万円を超えた瞬間に急に冷静になります。

なぜなのでしょう。

音が出ないからでしょうか。

RockStandの5本用なら、僕が欲しい用途には十分そうです。

現在持っているラックと見た目がきれいにつながるかどうかは分かりません。

でも、別にいいのです。

僕の部屋は楽器店ではありません。

僕しか見ません。

ギターが安全に置けて、取り出しやすければ、それでいいのです。

なお、メーカーはニトロセルロースラッカー塗装の楽器には推奨していません。

幸いなことに、僕の家にはラッカー塗装のギターが一本もありません。

高級ギターを持っていないことが、こんなところでメリットになるとは思いませんでした。

2.HERCULES GS525B――詳しい人が勧めてくると弱い

次がHERCULES GS525Bです。

HERCULESのスタンドは楽器店でもよく見かけます。

こちらも5本用ですが、面白いのは増設できることです。

専用の追加ヨークを取り付けることで、最大10本まで対応できます。

10本。

いりません。

現在5本です。

さっき「もう十分だ」という記事を書いたばかりです。

でも、「増やせる」という言葉には不思議な魅力があります。

パソコンのメモリスロットでもそうです。

SSDの空きスロットでもそうです。

今すぐ使う予定はなくても、「将来増やせます」と言われると安心します。

何に備えているのかは分かりません。戦?

そしてHERCULESについては、東京メタルシティ氏からもおすすめされています。

これは困ります。

僕より圧倒的にギターや機材に詳しい人から「これ良いですよ」と言われると、Amazonの商品説明を100回読むより効きます。

HERCULESはメーカー公称で耐荷重80kg。

楽器との接触部分には専用のフォーム素材が使われています。

エレキ、アコギ、ベースにも対応。

さらに増設可能。

かなり真面目です。

RockStandを見て、

「これでいいじゃん」

と思っていた僕の心が揺らぎ始めます。

買い物というものは、候補を増やすほど簡単になると思ってはいけません。

候補を増やすほど、決められなくなります。

3.K&M Guardian 5――先生、それを2台使っているんですか

そして最後がK&MのGuardian 5です。

ここまで来ると、かなりちゃんとしたギターラックです。

5本のエレキギターまたはベースを省スペースで収納でき、楽器を支える部分には保護素材が使われています。

折りたたむこともできます。

ネックを支える部分は弦に触れないよう設計されていて、ピックホルダーまで付いています。

さらに、こちらはニトロセルロースラッカーにも対応しています。

僕には関係ありません。

ありませんが、ちゃんとしている感じはものすごくあります。

そして問題があります。

僕がギターを習っているKatzuya Shimizu先生が、このK&Mの5本用を使っています。

しかも2台です。

2台。

これは困りました。

一台ならまだ無視できます。

「たまたま買ったのかな」と思えます。

二台は無視しづらい。

一台使って、それでもう一台同じものを選んだということです。

商品レビューで星5が並んでいるより、僕にとってはこちらのほうが説得力があります。

ただし、値段も上がります。

ギターラックにここまで出すのか。

その金額があれば、エフェクターが買えるのではないか。

中古なら何か面白い機材が買えるのではないか。

そういう余計なことを考え始めます。

いけません。

今僕が探しているのは、ギターラックです。

ギターラックを買うために浮かせたお金で別の機材を買ったら、何をしているのか分かりません。

それでもK&Mには、道具として長く使えそうな魅力があります。

そして何より、

「先生が2台使っている」

という言葉が頭から離れません。

非常に強いです。

財布、口コミ、先生

こうして3つまで絞りました。

RockStand by Warwick。

HERCULES。

K&M。

それぞれを誰が推薦しているのか整理してみます。

RockStandは、僕の財布が推薦しています。

HERCULESは、東京メタルシティ氏が推薦しています。

K&Mは、Katzuya Shimizu先生が実際に2台使っています。

誰の言うことを聞けばいいのでしょう。

普通に考えれば財布です。

財布は僕の生活について、誰よりも詳しいです。

しかし財布というものは、音楽に対する理解がまったくありません。

「そんなもの買うな」

しか言いません。

相談相手としては、あまり面白くないのです。

調べれば調べるほど、分からなくなる

インターネットがなかった頃、買い物はもう少し簡単だったのかもしれません。

店に行く。

置いてある。

店員さんに聞く。

買う。

今は違います。

公式サイトを見ます。

Amazonを見ます。

レビューを読みます。

YouTubeを見ます。

海外の掲示板まで見ます。

知り合いにも聞きます。

先生が何を使っているかまで気になります。

情報が増えれば、正しい答えに近づくと思っていました。

どうも違うようです。

情報が増えると、正しい答えが3つくらい出てきます。

そうなのです。正しさとはいつも1つではないのです。

そして余計に決められなくなります。

これはギターを買うときにも何度も経験しています。

もしかすると、僕がギターを5本持っている原因の一部は、この辺にあるのかもしれません。

たぶん、どれを買っても困らない

ここまで調べておいて身も蓋もないことを書きます。

たぶん、この3つならどれを買っても大きく困らないのだと思います。

価格を優先するならRockStand。

作りと拡張性のバランスならHERCULES。

多少高くても、しっかりしたものを長く使いたいならK&M。

結局はそういう話です。

あとは、自分がどこにお金を使いたいかです。

僕の場合、すでに5本用のラックがあります。

もうひとつ5本用を追加すれば、10本置けます。

現在所有している楽器は5本です。

つまり稼働率50%。

東京都内の僕の部屋で、ギターだけが異常にゆったり暮らすことになります。

人間より一人あたりの面積が広くなる可能性すらあります。

でも、それくらいでいいのかもしれません。

ギター同士がぶつかる心配も減ります。

取り出しやすくなれば、弾く回数も増えるかもしれません。

少なくとも、6本目のギターを買うよりは安いです。

物欲は、形を変える

先ほどの記事で、僕にはギターが5本あって、たぶんもう十分だと書きました。

その考えは今も変わっていません。

今のところ、新しいギターを増やす予定もありません。

ただ、今度はその5本を置くためのラックが欲しくなっています。

物欲というものは、なくなるのではなく、形を変えるだけなのかもしれません。

ギターが欲しい。

ギターを買う。

ギターが増える。

ギターを置くものが欲しくなる。

ギターラックを買う。

そしてラックに空きができる。

ここから先については、あまり考えないことにします。

僕にはギターが5本あります。

たぶん、もう十分です。

ただし、

ギターラックについては、まだ十分ではないようです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集