【AIイラストの考え方】誰かの肩越しに見ると、奥に物語ができる|肩越し
肩越しショットは、キャラクターの肩越しに、その先にあるものを見る視点のことです。
英語では「Over the Shoulder Shot」、略して「OTS」と呼ばれます。会話のシーンでよく使われる構図で、手前に誰かの後ろ姿が見えて、その向こうに別の何かがある。そういう絵です。
🎨 肩越しショットとは何か
画面の手前に、被写体の背中や肩が映り込む構図のことです。
その被写体が「見ている先」を、一緒に見る形になります。手前の人物と奥の対象の両方が映っていて、見ている側は自然に「この人は何を見ているのか」と感じる。
プロンプトでいうと、`over the shoulder shot` や `OTS` と書くと、この構図に近い絵になります。
🎨 手前に人がいると、奥が気になる
肩越しショットを試して最初に気づいたのは、手前に誰かがいるだけで奥が気になる、ということでした。
試しに同じ窓の絵を2枚作りました。1枚は窓だけ、もう1枚は犬の背中越しに窓を見る構図で。並べてみると、後者の方が窓の外が気になる。窓の内容は同じなのに、手前に背中があるだけで、奥に何かある感じがする。
物理的な奥行きではなく、「そこに何かある」という感覚の奥行きです。
🎨 試してみたこと
「窓の外を見ている犬」を、肩越しショットで描いてみました。
over the shoulder shot, OTS, dog sitting by the window, seen from behind, looking out at the street, morning light, slightly out of focus foreground
手前に犬の背中がぼんやり映って、窓の外の景色が奥に見える絵になりました。
「犬が何を見ているのか」が気になる絵になっていました。窓の外より、犬が何を考えているのかが気になる。背中しか見えていないのに、その向こうが気になる。
想定していなかった効果で、少し戸惑いました。
🎨 プロンプトへの翻訳
肩越しショットを指定するときのプロンプトです。
over the shoulder shot, OTS, from behind肩越しショット、後ろから
`slightly out of focus foreground` を足すと、手前の人物がぼんやりして奥にピントが合いやすくなります。逆に `foreground in focus` にすると、手前がはっきりして奥がぼける。
手前と奥のどちらを主役にするかで、ピントの指定を変えると絵の印象が変わります。
🎨 背中が、情報になる
肩越しショットを使っていて気づいたのは、背中だけでも情報になる、ということです。
顔が見えなくても、姿勢や体の向きで状態が伝わる。試しに「前のめりになっている犬」と「うなだれている犬」を後ろ姿で描いてみたら、雰囲気がはっきり違う絵になりました。
背中の向きをプロンプトに書くようになったのは、この後からです。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ピントを指定することで、背中越しでもバリエーションが出せるって面白いですね〜。
ちなみに、私は背景が結構好きだったりしますw
よければご活用ください〜。
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