【AIイラストの考え方|実践】端まで入れてみた|超広角レンズ
前回は超広角の話をしました。広さと歪みがセットで来る、という話です。
今回は実際に描いてみます。
題材は「街角の朝」で固定して、超広角と標準の2枚を並べてみました。
🎨 画像1:超広角で描く
まず超広角から試しました。
意図としては、「朝の街角の広がりを一枚に収めたい」です。建物も、道も、空も、できるだけ視野に入れる。
意図メモ:広い視野で街全体の朝を見せたい。端まで使いたい。
1:1 aspect ratio, wide angle lens, 18mm, morning street corner, expansive view, buildings on both sides, open sky, warm early light, slight barrel distortion1:1、超広角レンズ、18mm、朝の街角、広い視野、両側の建物、開けた空、朝の暖かい光、わずかな樽型歪み

出来上がった絵を見て、最初に思ったのは「全部入ってる」でした。
建物も道も空も、ちゃんと収まっています。でも同時に、端の建物が少し内側に傾いているように見える。画面の四隅に向かって、世界が少し縮んでいく感じがありました。しばらく眺めていたら、その傾きがあるから広く見えるのかもしれない、と思い始めました。
広いのに、端が我慢している。
前回書いたことが、そのまま絵になっていました。
🎨 画像2:標準レンズで描く
同じ題材を、今度は標準(50mm)で描きました。
意図は変えていません。朝の街角、同じ時間帯、同じ場所のイメージで。変えたのはレンズの指定だけです。
意図メモ:同じ場所・同じ時間を、自然な視野で見せる。
1:1 aspect ratio, 50mm lens, morning street corner, natural perspective, buildings on both sides, open sky, warm early light1:1、50mmレンズ、朝の街角、自然なパースペクティブ、両側の建物、開けた空、朝の暖かい光

こちらは落ち着いた絵になりました。
建物の傾きがない。道が素直に奥へ続いている。視野は狭くなっているはずなのに、窮屈な感じはしませんでした。
「広さ」はないけれど、「整っている」という感覚がありました。
🎨 2枚を並べてみて
2枚を並べると、見るときの目の動きが違うことに気づきます。
超広角の方は、端まで視線が引っ張られます。広いから、どこを見ればいいか少し迷う。
標準の方は、自然に奥へ向かいます。道の先に視線が落ち着く。
広さは、視線を迷わせることがある。
どちらが良い、という話ではなくて。「何を見せたいか」によって、使うレンズが変わる、という話だと思っています。
街の広がりを伝えたいなら超広角。
朝の静けさを伝えたいなら標準の方が近かったかもしれない。
今回は「広さを見せたい」という意図で超広角を選んだので、それ自体は合っていたと思っています。端の歪みも、そういうものとして受け取ってもらえたら、という感じで。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
おもしろいですね〜。
こういった手法って、他にもいっぱいあるので、まだまだ紹介していきます!
みなさまそれぞれに合った手法が見つかりますように!
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