【AIイラストの考え方】横に引き伸ばすと、映画になる|アナモルフィックレンズ
アナモルフィックレンズは、映像を横方向に圧縮して撮影し、上映時に伸ばして見せるレンズです。
映画のために作られた技術ですが、その過程で生まれる見た目の癖が、今では「映画らしさ」の象徴として使われています。
🎨 アナモルフィックレンズとは何か
横長の映像を作るために使われてきたレンズです。
特徴的なのは、レンズフレアが横一直線に伸びることと、ボケが楕円形になることです。普通のレンズだと光は丸くボケますが、アナモルフィックだと縦に潰れた楕円形にボケます。
プロンプトでいうと、`anamorphic lens` や `cinematic widescreen` と書くと、この質感に近い絵になります。
🎨 フレアが、線になる
アナモルフィックレンズの一番わかりやすい特徴は、光源から伸びる水平のフレアです。
普通のレンズフレアは丸く広がりますが、アナモルフィックだと光が横一直線に伸びる。街灯や車のライトが、まるで剣のように横に走る線になります。
最初に試したとき、「これだけで映画っぽくなるのか」と驚きました。構図や色を変えていないのに、フレアの形を変えただけで雰囲気が一変しました。
🎨 試してみたこと
「夜の街灯の下にいる犬」を、アナモルフィックレンズで描いてみました。
anamorphic lens, cinematic widescreen, horizontal lens flare, dog standing under a streetlight at night, oval bokeh, blue flare streak
街灯から横に伸びる青い光の筋と、背景の光が楕円形にぼけた絵になりました。
犬が、なんだか映画の主人公みたいに見えました。普通に立っているだけなのに、フレアと楕円ボケがついただけで「何かが起きそうな一瞬」に見える。
ちょっと大げさすぎたかもしれません。犬は普通に夜の散歩をしているだけなのに。
🎨 プロンプトへの翻訳
アナモルフィックレンズを指定するときのプロンプトです。
anamorphic lens, horizontal lens flare, oval bokeh, cinematicアナモルフィックレンズ、水平のレンズフレア、楕円形のボケ、映画的
`blue flare streak` を加えると、青みがかった横線のフレアが出やすくなります。
`widescreen composition` を足すと、横長の画面構成が強調されます。
ボケの形を強調したいときは `oval bokeh` を明示すると、丸ではなく楕円のボケが出やすくなります。
🎨 形が変わるだけで、文脈が変わる
アナモルフィックレンズを使っていて気づいたのは、フレアやボケの「形」だけで、絵の受け取られ方が変わる、ということです。
内容は同じ「夜の街灯の下に犬がいる」という絵なのに、フレアが横に伸びているだけで「映画のワンシーン」に見える。
中身を変えずに、雰囲気だけ変えられる。 ちょっとずるい気もしました。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
これかっこいいんですよ〜!
私もちょくちょく使ってますが、結構雰囲気でるのでおすすめです!
よければご活用ください〜
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