【AIとの距離感】フィッシングもAIで進化する|セキュリティとプライバシー
前の記事を読んでいるとより理解しやすくなっています。
はじめての方は先にこちらをどうぞ。
🎣 「怪しいメール」が怪しくなくなってきた
フィッシングメールという言葉は知っていました。銀行やサービスを装って、偽サイトに誘導してパスワードや個人情報を盗む手口です。
以前は「日本語がおかしい」「URLが変」「差出人のアドレスが怪しい」という特徴で見抜けることが多かった。でも最近、それが通用しにくくなっています。
Claude・Gemini・GPTを使えば、自然な日本語のメールを大量に生成できます。つまり、「日本語がおかしいから偽物」という判断基準が、ほぼ機能しなくなってきました。

🧠 ソーシャルエンジニアリングとは何か
セキュリティを調べていくと、ソーシャルエンジニアリングという言葉が出てきます。つまり、技術的な手段ではなく、人間の心理や行動を操作して情報を盗み出す手口のことです。
フィッシングもその一種ですが、ソーシャルエンジニアリングはもっと幅広い。
電話で「システム担当です」と名乗り、パスワードを聞き出す
「急ぎで対応が必要です」と焦らせて、確認せずにリンクをクリックさせる
信頼できる人物になりすまして、情報を引き出す
共通しているのは「相手の判断力を下げる」という発想です。急かす、権威を使う、感情を揺さぶる。これがソーシャルエンジニアリングの基本的な手口です。
生成AIはこういった「人を操作する文章」も作れてしまいます。悪意ある使い方の話をするのは気が引けますが、知っておかないと気づけない、というのが現状だと思います。

🛡️ 気をつけるポイント
技術が進化しても、基本的な対策は変わっていません。
急かされたら立ち止まる
「今すぐ対応しないと」「期限が迫っている」というメッセージは、判断力を下げるための手口である可能性があります。急かされるほど、一度立ち止まる。
別のルートで確認する
メールやメッセージに書かれたリンクをそのままクリックするのではなく、公式サイトを別途検索して確認する。少し面倒ですが、これが一番確実です。
個人情報は「渡す理由」を考える
何かを求められたとき、「なぜこの情報が必要なのか」を考える習慣があると、不自然な要求に気づきやすくなります。
自分もこれを完璧にできているわけではなくて、急いでいるときはうっかりリンクをクリックしそうになることがあります。

🔗 毎日使っているAIとのつながり
Claude・Gemini・GPTは便利なツールですが、同じ技術が悪用される可能性もあります。
使う側として意識しておきたいのは、「AIが生成した文章だから安全」でも「AIが生成した文章だから危険」でもなく、内容を見て判断する、という姿勢です。
技術は中立で、使い方次第だということは頭でわかっていても、いざというときに判断できるかどうかはまた別の話です。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
結局こわいのって人なのかもしれないなーと、そんなことを思ってしまいました。
よければご活用ください〜
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