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【初心者向け】目的指向(Objective-Driven)プロンプト

はじめに

AIに話しかけるとき、つい「〇〇について教えて」って聞いちゃいませんか?

私もそうでした。で、返ってくる答えが「うーん、なんか違うんだよなあ」ってなって、また質問して、また微妙で…みたいな。なんというか、お互い探り探りみたいな感じになっちゃうんですよね。

でも、ある日ふと気づいたんです。

AIって、私が「何を知りたいか」じゃなくて、「何をしたいか」を伝えたほうが、めちゃくちゃいい感じで動いてくれるって。

それが「目的指向プロンプト」というやつです。


目的指向プロンプトって何?

目的指向プロンプトというのは、要するに「最終的にどうなりたいか」をAIに伝える方法です。

普通のプロンプト(AIへの指示)だと、こんな感じで聞きますよね。

「献立のアイデアをください」

これはこれで悪くないんですけど、AIは「はい、じゃあ献立リストを出しますね」って感じで、レシピサイトみたいな答えを返してきます。そうじゃないんだよな、って思っても、AIには伝わってない。

でも、目的指向プロンプトだとこうなります。

「冷蔵庫にあるもので、子どもが喜びそうな晩ごはんを作りたいんだけど、何がいいかな?」

これだと、AIは「ああ、この人は献立リストが欲しいんじゃなくて、今ある材料で子ども向けの料理を作りたいんだな」って理解してくれます。で、「じゃあ冷蔵庫に何がありますか?」とか、「お子さんは何歳くらいですか?」とか、ちゃんと聞き返してくれたりするんです。

つまり、目的を伝えると、AIが「協力者」になってくれる感じ。


なぜ目的を伝えると変わるのか?

AIって、実は私たちが思ってるよりずっと柔軟です。でも、柔軟すぎて、何を求められてるかわかんないと、とりあえず「一般的な答え」を出しちゃう。

人間だって同じですよね。

道端で「駅ってどこですか?」って聞かれたら、駅の場所だけ教えます。でも「初めて来た街で、これから友達と待ち合わせなんですけど、駅ってどこですか?」って言われたら、「駅はあっちだけど、カフェもあるから早く着いたらそこで時間潰せますよ」とか、もうちょっと親切に教えてあげたくなる。

AIも一緒で、目的がわかると「じゃあこういう情報も役立つかも」って気を利かせてくれるんです。たぶん。気を利かせてるつもりかはわかりませんけど、結果的にそうなります。


どうやって目的を伝えるか?

目的指向プロンプトって、難しそうに聞こえますけど、実はシンプルです。

基本は「私は〇〇したい」を最初に伝えること。

- 「企画書を作りたい」
- 「プレゼンの練習をしたい」
- 「週末の予定を決めたい」
- 「この文章をわかりやすくしたい」

これだけで、AIの動き方が変わります。

もうちょっと詳しく伝えたいときは、こんな要素を足してあげるといいです。

- 今の状況(何に困ってる?何を持ってる?)
- 制約条件(時間がない、お金がない、とか)
- 誰のため?(自分?家族?上司?)
- 最終的にどうなってればOK?

全部入れる必要はなくて、ちょっと意識するだけで十分です。


具体例で見てみよう

じゃあ、実際にどう変わるか、例を見てみましょう。

Before: 情報を聞くプロンプト

「読書感想文の書き方を教えて」

これだと、AIは「読書感想文とは…」みたいな教科書的な説明をしてきます。まあ、間違ってはいないんですけど、私が欲しいのはそれじゃないんだよな、って。

After: 目的を伝えるプロンプト

「夏休みの宿題で、『星の王子さま』の読書感想文を800字で書かなきゃいけないんだけど、何から手をつけていいかわからなくて。まず何をすればいい?」

こう聞くと、AIは状況を理解してくれて、こんな感じで返してくれます。

- まず本を読んだ直後の感想をメモしてみましょう
- 印象に残ったシーンを2〜3個挙げてみましょう
- 「なぜそのシーンが印象的だったか」を考えてみましょう
- そこから800字の構成を一緒に作りましょうか?

ね、全然違うでしょ?

AIが「先生」じゃなくて「一緒に考えてくれる友達」みたいになるんです。これが目的指向プロンプトの力です。


よくある勘違い

ここで、初心者がやりがちな勘違いをいくつか。

勘違い1: 完璧な質問をしなきゃいけない

そんなことないです。むしろ、ちょっと曖昧なくらいでいい。

「なんかこう、もっとわかりやすくしたいんだけど、どうすればいいかな?」

みたいな聞き方でも全然OK。AIが「どういう感じにわかりやすくしたいですか?」って聞き返してくれるので、会話しながら詰めていけばいいんです。

勘違い2: 目的を伝えると時間がかかる

逆です。

最初に目的を伝えたほうが、結果的に早く欲しい答えにたどり着けます。何往復もやり取りして「いや、そうじゃなくて…」ってなるより、最初に「こうしたいんだ」って言っちゃったほうがラク。

勘違い3: AIに丸投げしちゃダメ

これもよく聞くんですけど、目的を伝えることと丸投げは違います。

目的を伝えるっていうのは、「何をしたいか」をはっきりさせることで、「全部やっといて」じゃないんです。むしろ、自分がちゃんと関わるために、目的を共有してる感じ。


目的指向プロンプトのコツ

慣れてくると、自然に目的を伝えられるようになりますが、最初のうちは意識するといいポイントがあります。

コツ1: 「〜したい」で始めてみる

とりあえず最初に「〜したい」をつけるだけで、だいぶ変わります。

「英語の勉強法を教えて」じゃなくて、「英語を話せるようになりたいんだけど、どうすればいい?」

これだけで、AIの返答の質が変わります。

コツ2: 背景を一言だけ足す

「なぜそれをしたいか」を一言だけ足すと、さらにいい感じになります。

「転職を考えてて、履歴書を書きたいんだけど、書き方がわからない」

背景があると、AIも状況に合わせた提案をしてくれます。

コツ3: 「どうなってればOK?」を考える

最終的なゴールを伝えると、AIがそこに向かって動いてくれます。

「プレゼン資料を作りたいんだけど、上司がパッと見てわかるようなスライドにしたい」

ゴールが明確だと、AIも「じゃあシンプルな構成にしましょう」とか、具体的に動けるんです。


うまくいかないときは?

目的を伝えても、なんかピンとこない答えが返ってくることもあります。

そういうときは、AIが悪いわけでも、あなたの伝え方が悪いわけでもなくて、単純に「まだ情報が足りない」だけです。

「ちょっと違うんだよね」とか「もうちょっとこういう感じで」とか、追加で伝えてあげれば大丈夫。AIは怒らないので、何度でも軌道修正できます。

あと、目的自体が曖昧なときもあります。そういうときは、AIと話しながら「あ、私がしたいのってこれか」って気づくこともあるので、それはそれでアリです。対話しながら目的を見つけていく、みたいな。


まとめ

目的指向プロンプトって、要するに「AIに何をしたいかを伝える」ってだけの話なんですけど、これがあるとないとでは、AIの使い心地が全然違います。

AIって、言われたことに答えるだけのツールじゃなくて、一緒に考えてくれるパートナーみたいなもの。でも、パートナーだって、「何をしたいか」がわからないと動きようがないんですよね。

だから、次にAIに話しかけるときは、ちょっとだけ意識してみてください。

「〜について教えて」じゃなくて、「〜したいんだけど、どうすればいい?」って。

それだけで、AIとのやり取りが、なんかいい感じになるはずです。たぶん。いや、きっと。

ま、いっか。とりあえず試してみましょう。うまくいかなかったら、また聞き方を変えればいいだけなので。

それでは、良いAIライフを!


あとがき

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

なにをしたい、とAIに伝えておく目的指向(Objective-Driven)プロンプトについてまとめてみました。
ご参考にしていただけると嬉しいです!

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