気分はもう高知県民
推し活の一環として、しんじょう君、カツオ人間について語ってきたが、やはりラストを飾るのはここしかない。
「高知家(こうちけ)」、そして「爺-POP」だ。
高知県は2013年からPRキャンペーン「高知家(こうちけ)」を展開している。
「高知はひとつの大家族やき」という温かいスローガンを引っ提げて、
様々な仕掛けで私たちを楽しませてくれている。
実は、私と高知県との付き合いはかなり長い。
我が家には、常に高知の「熱い暑い」風が吹き抜けているのだ。
ネットでリープル(高知のご当地乳酸菌飲料)を1ケース頼めば、1週間も経たないうちに飲み切り、
近所のスーパーに行けば、常備菓子となっている芋けんぴを購入(旦那の好物)。
ちょっと手土産にと用意するのは「芋屋金次郎」の高級芋けんぴ。
龍馬パスポートに至っては、〇冊目という筋金入り。
そんな私が、高知県へ向かう道中で必ず聴くグループがいる。
高知県公式が本気で作ったアイドルグループ。
「爺-POP from 高知家 ALL STARS」だ。
メンバーは当時50代~80代。
現役バリバリのおじいちゃん5人組だ。
しかも彼らは、まさかのユニバーサルミュージックからメジャーデビューまで果たしている。
これまで2曲をリリースしているが、これがどちらも本当に素晴らしい名曲なのである。
「人はいくつになっても、いつからでも挑戦できるんだ」ということを、
彼らはその歌声とキレのある(?)ダンスで証明してくれた。
私が高知県へ向かう際、橋を渡るときの恐怖におののきながら聴く定番曲がある。
それが彼らのデビュー曲、「高齢バンザイ!」だ。
これを聞くと、妙にテンションが上がるのだ。
「橋なんぞ、余裕で越えたるわー!!」
と、高所恐怖症のくせに強がりが言えてしまうほどの凄まじいパワーを、
おじいちゃんたちから分けてもらえるのだ。
高知県で、カツオ人間に出会い、しんじょう君にときめき、
「高知家の唄」と「爺-POP」の熱さに涙する。
そんな私を見て、友人達は
「高知県の回し者か!」と
愛あるツッコミを入れてくれる。
こんな記事を執筆していると、ひまわり乳業のリープルとコーヒーをポチりたくなってくるから困ったものだ。
結局のところ、私はキャラクターという枠を超え、
「高知県」という名の、あまりにも大きくて温かい「ひとつの推し」に到達するのだ。
※橋を渡る勇気をくれる一曲はこちら。
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