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娘の背中を見ながら思ったこと

最近、長女の後ろ姿を見ることが増えた気がする。

子どもの頃は、いつも前を向いて歩いていた。
手を引き、横に並び、ときには抱き上げた。
その顔を、ずっと見てきたつもりだった。

けれど、気づけば背中を見る時間の方が長くなった。

自分の考えを持ち、
自分の選択をし、
親に確認するというより、
親に「報告」するようになった。

少し前まで、頼られることが父親の役目だと思っていた。
でも今は、違うのかもしれないと思い始めている。

頼られなくなることが、
役目を終えることではない。

むしろ、
頼られなくても大丈夫な場所でい続けることが、
父親の形なのかもしれない。

子どもが前に進むほど、
親は一歩下がる。

それは後退ではなく、
位置が変わっただけなのだろう。

それでも時々、
まだ小さかった頃の手の感触を思い出す。

あの頃は、
この日が来るなんて想像もしていなかった。

きっとどの家庭にも、
そんな静かな瞬間があるのだと思う。

あなたは最近、
誰の背中を見送りましたか。


※先日書いた記事も、どこかで繋がっています。


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