独りでいて、独りではない
独りだと感じている、見知らぬ人へ。
独りは、ほんとうに閉じているのでしょうか。
その輪郭が、少しだけ変わるかもしれません。

独りだと思う。
思考は、
自分の中に閉じている。
声は通らず、
戻る気配もない。
ただ、
内で折り返す
声だけがある。
だから、
独りだと思う。
けれど、
立っている。

そのことに気づいたとき、
足裏は、
ずっとそこにあった。
ただ、いま。
独りの境が、変わる。
触れている。
言葉より先に、
つながりがある。
ふっと、
ひらく。
地球知性と、
共にあるのかもしれない。
重力は、
ずっと意志を持っていた。

あとがき
十年くらい前に、ある方からもらった気づきを、
自由詩にしてみました。
見知らぬ人たちに、
そっと置いてみます。
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