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高校野球記念日に考えたい──甲子園で動くお金は、どこへ行く?Where Does the Money Go at Koshien? — The Hidden Economics of Japan’s High School Baseball

おはようございます。Ayaです。

今日、08月18日は
「高校野球記念日」

1915年の今日、
第1回全国中等学校優勝野球大会が
始まりました。

当時は
「全国高等学校野球選手権大会」ではなく、
「全国中等学校優勝野球大会」でした。

そこから100年以上。
高校野球は、
すっかり日本の夏の風物詩になりました。

そして今年も、
甲子園では熱戦が続いています。

ふと思いました。
甲子園では、
いったいどれほどのお金が動いているの?


✳️「青春の舞台」の裏側で動くお金

高校野球というと、
「球児の夢」
「青春」
「感動」
「郷土愛」
というイメージがあります。

もちろん、それが高校野球の大きな魅力です。
でも経済という視点から見ると、
甲子園はかなり大きな
「消費の場」でもあります。

まず動くのが、観客のお金。
甲子園に行けば、
・入場券
・電車や新幹線などの交通費
・ホテル代
・食事代
・飲み物
・お土産
・応援グッズ
など、さまざまなところでお金を使います。

2024年の
第106回全国高校野球選手権大会では、
延べ約67万人が来場しました。
(公益財団法人日本高等学校野球連盟)

67万人が甲子園に集まる。
それだけでも、
かなり大きな消費が生まれることが
想像できます。


✳️お金を使うのは、観客だけではない

さらに面白いのが、出場校側のお金です。

選手だけで甲子園に来るわけではありません。
監督、部員、学校関係者。
そして保護者、応援団、吹奏楽部、
OB・OGなど、多くの人が動きます。 

遠方の学校なら、
新幹線や飛行機を使う人もいるでしょう。
宿泊する人もいます。
応援バスが何台も出ることもあります。

つまり、 
一つの高校が甲子園に出場するだけで、
「人が移動する」

「宿泊する」

「食事をする」

「買い物をする」
という消費が発生します。

高校野球は、
球場の中だけで完結していないのです。


✳️「勝ち進む」と経済効果も大きくなる

そして、もう一つ興味深いのが、
勝ち進むほど、人とお金が動く
ということ。

1回戦で敗退すれば、そこで終わります。
しかし、2回戦、3回戦、
準々決勝、準決勝……
と勝ち進めば、
滞在期間も長くなります。

応援する人も増えるかもしれません。
地元から追加で
応援に来る人もいるでしょう。 

つまり、
「勝つ」ことが、
そのまま地域からの人の流入を
増やす可能性があります。

高校野球の勝敗が、経済にも影響する。
そう考えると、
少し違った角度から
甲子園を見ることができます。


✳️地元にもお金が戻ってくる

甲子園は兵庫県西宮市にあります。
全国から高校が集まり、
全国から応援する人も集まる。

その人たちが、
ホテルに泊まり、
飲食店を利用し、
電車やバスに乗り、
コンビニや土産物店を利用する。

こうして、甲子園で生まれた消費は、
球場の外にも広がっていきます。 

これはプロ野球とは少し違う面白さです。
プロ野球は年間を通して
ホームチームの地域で消費を生みます。

一方、夏の甲子園は、
全国の高校が、一つの地域に集まってくる。
だからこそ、大会期間中に
大きな人の流れが生まれます。


✳️そして「地元」にも経済効果がある

さらに、高校野球には
もう一つの経済があります。

それが、出場校の地元です。
甲子園に出場すると、
「応援しよう!」
という空気が地域に広がります。

応援バスが出たり、
寄付を募ったり、応援グッズが作られたり。
学校だけではなく、
地域や企業、OB・OGなどが
関わることもあります。

2025年には、
沖縄尚学の優勝をきっかけに 
沖縄県内で大きな盛り上がりが生まれ、
経済効果にも注目が集まりました。
(TBS NEWS DIG

つまり甲子園は、
「球場がある西宮」
だけではなく、
「出場校の地元」
にもお金を動かすイベントなのです。

✳️高校野球は「消費」だけではない
ここまで書くと、
「高校野球をお金の話にしてしまうの?」
と思われるかもしれません。

私も最初は少しそう思いました。
でも、経済というのは、
人が動けば、お金も動く。
という、とてもシンプルなものです。

高校生が一生懸命プレーする。
その姿を見るために、家族が動く。
地元の人が応援する。
遠くから甲子園まで足を運ぶ。
ホテルに泊まる。
ご飯を食べる。
お土産を買う。

その一つ一つが、
誰かの売上になっています。 

そして、
その売上がまた別の誰かの所得になります。


✳️100年以上続く「夏のイベント」

1915年に始まった全国中等学校優勝野球大会。
それから100年以上が経ちました。

現在の甲子園は、
単なる高校生の野球大会ではありません。 

全国から人が集まり、
地域が応援し、
企業が関わり、
メディアが伝え、
そして大きな消費が生まれる。
いわば、
日本最大級の「夏の人流イベント」
の一つなのかもしれません。

今日は高校野球記念日。
球児たちの「一球」の裏側には、
たくさんの人の移動と、
たくさんのお金の流れがあります。

それもまた、
100年以上続いてきた高校野球の
「もう一つの姿」ではないでしょうか。

【English Summary】
Koshien is more than Japan’s iconic stage for high school baseball. It is also a major summer event that moves people and money.
Every year, thousands of players, families, supporters, school staff, and fans travel to Koshien Stadium. Their spending on transportation, accommodation, food, tickets, souvenirs, and cheering goods creates economic activity not only around Nishinomiya but also in the hometowns of participating schools.
The longer a team stays in the tournament, the more people may travel to support them, potentially increasing local spending even further.
Behind every game is another story: people move because of baseball, and money moves because people move.
On High School Baseball Memorial Day, looking at Koshien through the lens of economics reveals another fascinating side of Japan’s beloved summer tradition.

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