【塀の中からの書評】東京拘置所で過ごす18日間で読んだ本
(待ち人しろねこより)
はいいろ氏から毎度16ページ(110円で届くギリギリの重さ!)に及ぶ手紙が届くのですが、その手紙の中には読んだ本の書評も書かれています。
気持ちを紛らわすのと、持て余す時間の使い方として、読書は欠かせないのでしょうね。
せっかくなので、一部をこちらにアップします。
【残像に口紅を 筒井康隆】

総合評価 : ★★★☆☆
1文字ずつ世界から文字が消え、その言葉を含む概念が消えていく。その中で生きる主人公はその世界が虚構と知りながらどう生きていくか。今、番号で呼ばれている僕の状況も少し通じるかも。コンセプト含め、面白く読破しました!
【聖女の救済 東野圭吾】

総合評価 : ★★★★☆
初めから犯人がわかる中で捜査が進む。ヒ素を飲ませたことはわかっているが、どうやってそれを飲ませたのか?完璧なアリバイは崩れるのか?グッと引き込まれる内容で、最後に見事に伏線回収。
その後のことを妄想すると、全て黙秘したら無罪になりそう…というのは野暮かな。
【どちらかが彼女を殺した】

総合評価 : ★★★★★
殺された妹の仇を取るために、管轄を超えて犯人を追う兄。妹に関わる2人の動機や行動を追っていく。こう来たか!と思わせてくれる意外なラスト。時間の使い方を考えるとゆっくり読みたいのに、思わず一気に読んじゃいました!
【ステップファザーステップ 宮部みゆき】

総合評価: ★★★★☆
職業泥棒の主人公と、ひょんな失敗から出会った双子が、徐々に心を通わせていく人間味ある作品。さらにそこにミステリーのスパイスも。もうちょっと迫力あるといいかなー。
まだまだたくさんあるのですが、とりあえずこの辺で。
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