祝福結婚(合同結婚式)のこと
私も祝福結婚(合同結婚式)を受けた。200X年のことである。ここでは祝福結婚に至るまでの過程を述べたい。統一教会草創期の先輩信徒や最近の若者の祝福の過程とはもし異なるところがあれば、私の事例について語る意義もあるというものだろう。
誰かが決めた相手と結婚するのはどんな気持ちなの?
本論に入る前に。
家庭連合信者でない方でこの記事を読まれる方もいるだろうし、当然「誰かが決めた相手と結婚するってどうなの?」という疑問を持たれるのも理解できる。ここでは私の個人的見解を述べたい。
私自身はお見合いみたいなもの、というか完全にお見合いと思っている。それ以上でも以下でもない。冷めた人間でごめんなさい。
ただ教会を通すメリットはあって、それは自分が大事に思っている価値観を相手も持っていることが保証されていること。つまり「純潔を守る、不倫をしない、家庭を大切にする」という価値観を最初から共有できていることである。もし自分で結婚相手を探すならば、そういう価値観を相手も持っているかの確認から始めなければならないし、そのための鑑識眼も持ち合わせていなければならない。というわけで、このメリットは私にとってとてもありがたかった。
それでは本論に入ろう。
祝福に動き出す前
きっかけは私が大学生の時。教会を数年間サボり、その後母から促されて教会の日曜礼拝にのみ(モグリで)参加し始めた頃である。高校生時代に交流のあった、同じ二世の女性から手紙をもらった。彼女は韓国人と祝福を受けたという。それで私にも祝福はいかがですか?という内容だった。
教会をサボってはきたものの、結婚するなら祝福結婚かな?と考えていたので、じゃあ受けてみようかなと思った。でもこの時はまだ結婚することの本当の意味(責任を持つとか)をはっきり自覚してなかったかも知れない。でも事が進むにつれて、少しずつ自覚が出てくるようになる。
当時は特にどこかの教会に所属はしていなく、宙ぶらりんの状態だった。近くの教会を探しだし、実家のほうの教会の協力を得て所属し、写真を提出したのだった。
交流
しばらくして教会から「この方はどうか?」と連絡をもらい、相手の写真を見せてもらった。顔を見たときの印象は「ほう」という程度しかなかった。裏に書かれたプロフィールを確認。外国籍。しかも、ここには明かせないですが、宗教活動には厳しい国です。
その時の自分はまったく自覚がなかったが、宗教に制限がある国の方と結婚するというのはかなりの覚悟が必要ということを、時間を経て徐々に知るようになる。
この時点ではまだ婚約を確定しない。写真やプロフィールだけでは何も分からないので、相手に電話してみることから始めよう。でも待てよ。電話しちゃうとそこからトントン拍子で話が進んでしまいそうでちょっと不安。
とかなんとか躊躇しているうちに、相手から先に電話をもらった。こちらは緊張だったが向こうも緊張。でも良い人そうだと思った。
さらにどんな人か確認するべく渡航することにした。現地ではとてもよくしていただきました。それにかなり腹を割って話せたのが良かった。結婚するのかしないのかを決める2人にとっての正念場なので、確認すべき大事なところはお互い遠慮せずに聞けたと思う。そして結婚を受け入れることで合意し、帰国の途に就いた。
祝福式(合同結婚式)
合同結婚式と聞くと新郎新婦のペアがいっぱい集まってて...というイメージがおありでしょうが、私の場合は単身で参加しました。相手の写真を持参して。というのは、お国事情で簡単には出国できないから。祝福に必要な(教会上の)手続きは後日現地であらためて行った。で、そのまま(行政上の)結婚手続きまで済ませたのだった。
後進へのアドバイス
以上で祝福結婚の経験談は終わり。
それをふまえて以下をアドバイスしたい。私は男なので男性向けのアドバイスになるかもだが。これは祝福結婚に限らず世間一般の結婚にも当てはまるかなと思っている。
結婚に踏み切るって実際に勇気がいること。でも迷っているくらいなら、まずは交流してみる、相手を理解してみるというところから始めてはどうかな。いつまでも始めないでいるとそのうち年をとってしまう。
結婚をすると決めたら楽観的になる。どんどん前に進む。どう進めば良いか分からなくなったら相手が助けてくれるし、応援もしてくれる。
だからこそ結婚を決める時は覚悟を持つこと。中途半端な覚悟だと相手に失礼(実際そういう例を見てきた。) いずれそのうち結婚はしなきゃとは思ってるんだけどね...という人は、さっさと腹をくくるのが良いのです。
