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お金のメンタルブロックを外したい②

③ 過去の失敗体験

お金に対するメンタルブロックは、

過去の失敗体験から作られることがあります。

例えば、

・商売で失敗した

・投資で大きな損失を出した

・お金が原因で人間関係が壊れた

・会社の倒産やリストラを経験した

・病気やケガで働けなくなった

こうした出来事を経験すると、

脳は無意識に、

「お金は危険なもの」

「お金のことを考えると傷つく」

と学習してしまいます。


本来、お金そのものには善も悪もありません。

しかし人間の脳は、

過去の苦しい体験と結びついたものを避けようとする性質があります。

そのため、

収入を増やすチャンスが来ても、

副業の話が来ても、

新しい挑戦をする機会があっても、

無意識のうちにブレーキをかけてしまうことがあります。

特に、かつて正社員として安定した収入を得ていた人が、

心身を壊したり、会社の事情で収入が大幅に減ったりした場合は深刻です。

頭では

「もっと収入を増やさなきゃ」

と思っているのに、

心の奥では

「また失敗したらどうしよう」

「また失うのが怖い」

という感情が残っているからです。

これは意志が弱いからではありません。

過去の痛みから自分を守ろうとする、

脳の自然な防衛反応なのです。


私の過去の苦い失敗。

ちなみに私自身にも、

お金に関する苦い失敗体験があります。

複合施設の中にあったパワーストーンショップで、

買うつもりがなかった高額商品を、

店員さんの巧みなセールストークに

押し切られる形で購入してしまったことがあります。(-_-;)

その金額、

なんと約30万円。(T^T)

購入した直後は、

「良い買い物をした」

と思っていました。

しかし後になって冷静になると、

「本当に必要だったのだろうか」

という後悔が押し寄せてきました。

このような経験をすると、

次からお金を使うこと自体が怖くなります。

そして、

「また騙されたらどうしよう」

「また失敗したらどうしよう」

という不安が、

お金に対するメンタルブロックになっていくのです。


④ 日本人特有の精神性

日本には古くから、

・清貧

・質素倹約

・滅私奉公

といった価値観があります。

これらは決して悪いものではありません。

むしろ日本社会を支えてきた、

素晴らしい精神文化でもあります。

しかし、

その教えを極端に受け取り過ぎると、少し厄介なことが起こります。

例えば、

「お金持ちは欲深い人だ」

「お金儲けは汚いことだ」

「贅沢をしてはいけない」

「我慢するのが美徳だ」

という考え方です。

すると、

豊かになりたい気持ちがあっても、

心のどこかで

「お金をたくさん持つのは悪いことかもしれない」

と感じてしまいます。

実際、

戦後の日本では、

勤勉に働き、

贅沢をせず、

組織のために尽くすことが高く評価されてきました。

その影響もあり、

収入を増やしたい、

豊かになりたい、

という願望に対して、

罪悪感を抱く人も少なくありません。

特に40代以降になると、

「若い頃は会社のために頑張れば何とかなると思っていた」

という人も多いでしょう。

しかし現実には、

会社が一生面倒を見てくれる時代ではなくなりました。

だからこそ今は、

清貧や倹約の精神を大切にしながらも、

『豊かさを受け取ることは悪いことではない』

という考え方を持つことも必要なのではないでしょうか。

お金は人格を決めるものではありません。

お金は人生を豊かにするための道具です。

その道具を上手に使うことと、

人としての誠実さは、

本来まったく別の話なのです。

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