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『マンダロリアン』を見ていたはずが、気づけば『水戸黄門』の話になっていた

映画『マンダロリアン&グローグー』の公開に備えて、配信ドラマ『マンダロリアン』シーズン1~3と、『ブック・オブ・ボバ・フェット』をまとめて見返していた。

実は『マンダロリアン』は、配信開始当時にもリアルタイムで視聴していた。だが、シーズン1の途中あたりで離脱してしまっている。

理由は単純で、我が家のテレビモニタ君で視聴する際の、"画質"が気に食わなかったのだ。

技術的な理由はわからないのだが、ディズニープラスで配信される作品を視聴すると、キレイすぎて逆にセットのハリボテ感というか、作り物感が強調されてしまうのだ(これで伝わるか?)

テレビモニタ君のスペックが足りず、高画質配信の画像が処理しきれていないのか? と思うのだが、もし同様の症状を経験している方や、解決方法を知っている方が入れたら教えてほしい。

そんなわけで、当時は画質ばかり気になってしまい、いまひとつハマりきれなかったのである。

今回、劇場公開『マンダロリアン&グローグー』の公開前に、こりゃあドラマを先に観なければならんな、と決心して挑んだのである。

画質に関しては、"じゃあ、PCで視聴すればいいじゃん"という極めてシンプルなことであっさり解決した。

と、そこで私の発見したある事実を皆様にご報告したい。
ことによると世界初の報告となるかもしれない、重大なレポートである。
心して聞くように。

皆さんは宇宙人(人妻)の入浴シーンを見たことがありますか?

ドラマ『マンダロリアン』は“スター・ウォーズの外伝”であるが、まず「子連れ狼」とマカロニ・ウェスタンを混ぜたロードムービーである。
そのため、スター・ウォーズをよく知らない人も入りやすく、またエピソード6と7の間という、絶妙な隙間をつくことによって劇場公開作各作品との矛盾を避けることができる絶妙なつくりとなっている。

基本的に毎回、流れ者の主人公(ディン・ジャリンa.k.aマンドー)が土地を訪れ、小さなトラブルに巻き込まれ、人助けをし、去っていく。しかも基本的に“親子もの”である。

ジョン・ファヴローは、本作を作るにあたって『子連れ狼』など日本時代劇・西部劇的要素を参照したと述べている。ジョージ・ルーカス本人が影響を受けた作品群を参考にしたのだ。

・・・と、ここまではよくある『マンダロリアン』論なのだが、今回改めて見ていて、どうしても違和感を感じたシーンがある。しかも作り手の明確な意思をもって作られたシーンだ。

賢明な読者諸兄はお気づきのことかと思う。「フロッグ・レディ」である。

そう、あのカエル夫人だ。超かわいい。

シーズン2に登場する、卵を抱えたあの宇宙カエル人妻である。最高かよ。

問題は、彼女の「入浴シーン」だ。

・・・いや、なぜ入浴シーンがあるのだ⁉ 

なぜ『スター・ウォーズ』で、"宇宙カエル"しかも"人妻"の入浴シーンを、あんなに丁寧に撮る必要があるのか。

そもそも皆さんは、クリーチャー型宇宙人が「風呂」につかるシーンを、かつて観たことがあるだろうか?
私は無い、と思う。たぶん。

湯気。静かな空気。旅の疲れを癒やす時間。妙に長い尺。水面の反射。なぜか漂う情緒。

私は確信した。

これは宇宙の由美かおるなのだ。

MAY THE "BATH" BE WITH YOU

『水戸黄門』で毎週流れていた、あのお銀の入浴シーンである。

もちろんジョン・ファブロー氏が沈黙を続けている現在、真相は分からない。
だが、私は確信をもって皆さんに報告したい。

『マンダロリアン』自体が日本時代劇から強い影響を受けた作品であることを考えると、「日本の時代劇には毎回お風呂シーンがある」と誰かが吹き込んでいても不思議ではない。

むしろ、
「ジョン、知ってるかい? ジャパンの「MITO-KOMON」には、毎回レディの入浴シーンがあるんだぜ?HAHA」

「最高じゃないか! じゃあカエルを風呂に入れよう!」

くらいのノリで採用された可能性すらある。(ホントか?)

しかも恐るべきなのはこのシーン、ギャグだけでは終わっていないことだ。

由美かおるの入浴シーンも、単なるサービスカットではなく、「旅の途中の安らぎ」や「安心感」の記号であり、劇中で緩急をつける重要なシーンである。「緩」の状態を作り出し、その後訪れる「急」への助走となっているのだ。

フロッグ・レディの温浴シーンも、映画『エイリアン』を起草させるクモ型クリーチャーとの大立ち回りの直前に挿入されるシーンであり、まさに同じ役割を果たしているではないか。

つまり私は今、

『マンダロリアン』は『子連れ狼』だけでなく、『水戸黄門』を含む日本の時代劇へ向けた、壮大なオマージュなのである

という説を提唱したい。

名付けてこれが、

“由美カエル”説である。

偶然かもしれない。
こじつけかもしれない。
だが私はもう、“あの湯気”を見てしまった。

間違いない。『マンダロリアン』制作陣の誰かは、由美かおるを知っている。
This is the Bath.
This is the Way.

#由美カエル説


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のぶ3 チップは映画館で使わせていただき、「映画文化」に還元したいです。ジャンル問わず雑多な感雄書いていますので、もしあなたに刺さる映画があったらうれしいです!