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売れない本にも良い本はある。<6>

今の時代は、流行りの本ばかり売れて、流行らない本は全然売れない、という二極化現象が起きているような気がします。そこで一つ、売れない本を宣伝して、皆様に買っていただこうというのがこの企画。


解釈・作文のまえに。

今回はまた、伊藤先生の本を一冊。

解釈本や読解本、あるいは英作文の本を勉強するのは結構なことですが、
その準備として、先にやっておいた方がいい本があると思います。

そのひとつがいわゆる「整序英作文」の本です。
どの単語とどの単語が一緒にできて、どの順番に置くか、ということを、身体で覚えることができるからです。これが英作文だと自由度が高すぎて、その他にも考えることが多くなってしまい、文の構造に意識を集中できなくなってしまいます。その点で、整序問題は、あらかじめ語句は定められていますから、後は、並び替えるという点だけに意識を集中できるのです。

しかも、この本は伊藤先生自身がお書きになられている通り、「クエスチョン・ボックス」的な要素もあって、下手な文法書よりもずっと記述が分かりやすくなっています。多少難しいとはいえ、あくまで整序問題ですから、それほど敷居は高くありません。

解釈や作文、文法が苦手だという人にも、まずこの本をお勧めします。


中学生用ですが、高校生にも。

英文法書は、それこそすでに「定番ルート」(大岩→ポラリス等)が確立されているようなのですが、中高一貫校用のテキストを使うというのも、一つの方法なのではないかと思います。

この2冊は、大学受験にも十分耐えられる解説が載っています。非常に真摯な説明で、ひょっとすると下手な高校生用の参考書よりいいかもしれません。しかも、元々中学生用ですから、敷居はずっと低いですし、挫折する可能性もまずないでしょう。解説には一切妥協していませんし、仮定法や過去完了、分詞構文その他高校の範囲まで含まれています。ユーズドで買えば、これもほぼ配送料のみで買えますので、コスパは最強の部類に入るでしょう。

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