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ぼっち・ざ・れでぃお❹神回〜おかんという生き物〜

4月19日、日曜日の午後5時——

kokoro_hashiruご一家と書かれたお品書きのもと、「ぼっち・ざ・れでぃお」は始まった。

収録場所は普段から懇意にしてもらってる
炭火焼き鳥の店「鶏群の一鶴」さんに場所を提供していただき、スタンバイしていた。

そして、いつものようにゆるーく、パーソナリティーのUさんと楽しくお話が始まった。
約1名、隣で吐きそうなくらい緊張していた人がいた。

——そう、おかんという生き物。

おかんは、ことの他緊張していた。
そして、この日のために色々用意していたメモを忘れてきた。

その日、畑で玉ねぎを随分抜いて、干すようにしたのだが、四六時中、
「緊張するわー、何話したらいいんやろ? 
あんた考えてきた?」
と、言いまくる始末だった。

それほど緊張してない私も変に緊張するくらいになってしまった。

とにかく、5時になった。
場所はバッチリ提供してもらって、放送は始まった。
最初は、三つの質問

「影響を受けた作品、作家」

おかんは夏目漱石。
作品は「こころ」
読むたびに印象が変わると言う。

教科書に載るくらいの有名なやつ。
おかんらしい。Uさんのコメントはいただけない。
おかんに漱石の面影があると言う……これで調子に乗ってしまった。

私は「竜馬がゆく」司馬遼太郎。
それと、大人になってからは重松清。
多分、司馬遼太郎に出会わなかったら「書く」ということに至らなかったと思う。
与えてくれた「ばあちゃん」感謝。

「お互いの印象」

そして、お互いの印象。
私がおかんに抱く気持ちは、
「リアルしか書かないし、書けない」
後は、結構成長したけど、まだ作品を自分で世に出せないから、もう一皮剥けて欲しい。

おかんは『人生ラーメン』は良かったが、
今書いてるやつは、いただけない。
『人を好きになるって何だろう?』
のこと。今売り出し中なのに、営業妨害もいいところだ……。

このくらいからおかんの攻撃力というか、
破壊力が上がり出してきた。

「ぼっち企画の思い出」

私もおかんもおそらく最多参加者。
私は最古参でもある。
15回目の参加予定も入れたら、私もおかんも7回ずつ。どちらかが毎回参加している感じだ。

この企画には感謝しかない。
普通なら、TALESという大海原に沈んでしまうはずが、沈まず浮いてきて、仲間と楽しく読み合えるのだから。

そうしてる間に、おかんが暴走。
予定もしてなかった話をし始めた。
「Uさんには、感謝しかない。毎回大変な記事を書いて、みんなをまとめてくれて……」
と、いうようなことを言ったときからか、Uさんに少し変な間が空き始めた。

えっ! Uさんに涙?


泣いている。

Uさんが、泣いていた。

そして、私も
「Uさん、泣いたらあかんって」
と言いながらも、男泣きに泣くUさんの思いが分かり始め、感動していた。

たくさんの感動を作り上げた人間を前に、私も感動していた。それを引き出したのは紛れもなく、

——おかん。そう、おかんという生き物。

思い出した。
おかんは、そういう人。

「大丈夫、大丈夫」

「みんな、ついてるよ」

「何で泣くん? 大丈夫やから」

波状攻撃のように紡ぎ出されるおかんの真実の言葉に、私も時折ウルッときてしまう。

……言われると余計に泣けてくるやつ。

そう言えば、そういう人だった。

人の応援をする人。

人を包み込む人。

抱きしめる人。

それが、おかんだ。

すごい感動は、この後さらに続いた。

ぼっち・ざ・れでぃお、フィナーレ

ひとしきり、話し終えたのもあり、男泣きに泣くUさんを応援しに、一人また一人と仲間が集まってきた。私も、話に夢中になっていたからはっきり分からないが、
スピカさんや雨後乃筍さん、usagiさんといったボッチメンバーがやってきた。

そして、「泣かないでUさん」というメッセージ。
それは、「みんなここにいるから」というメッセージに受け止められた。

そこに私の鳥肌が立った。

焼き鳥屋だけに……あ、これいらなかった汗

「ぼっちが一人でゼロから始めた企画」
という「うたい文句」をUさんは掲げている。

——いや、もうひとりやないやん?

そう、感じた神回。
Uさんの想いや本音を聞けた貴重な時間。
皆さんも、ぜひお聞きいただきたい。
引き出したのは、紛れもなく「おかん」

もう一つの涙

実はこの裏で、また男泣きに真っ赤な顔をして泣いていた人がいた。

——「鶏群の一鶴」のマスター

マスターのご両親が最近、連続して他界された。
それもあってのことだが、私と母が仲良くラジオ収録をしている光景をみて、涙したようだった。

私が暖簾一つ隔てた調理場兼店内へ入ると、マスターが、
「僕も、おふくろに、もっとこうやってkokoroさんみたいに……」(その後は言葉なく涙)
私はその場におかんを召喚した。
「どしたんでー、何で泣いてるん」
そういうおかんに事情を説明すると、
「そうなんや……」
と、そっと肩を抱くように触れた。
初対面なのに……

マスターの目は大洪水。
魔法の手。
私にはそう見えた。

よく言うセリフ。

「私はアホやから」

「私は何もできん」

いや……十分何か出来てる。
十分、みんなの心を抱いてる。
こんな光景を目の当たりにすると思わなかった。

おかん、なんかありがとう。
大したもんやー。

こんな記事をエッセイを書くと思わなかった。
ただの「ぼっち・ざ・れでぃお」の記事にするつもりだったのに……

サブタイトルつけよ……

もちろん題は——


チャッピーやるやん!マイクいらんけどね🎤

おかんという生き物 | kokoro_hashiru


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